我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

「カサブランカ・グッバィ」

2023-06-14 17:51:43 | うたごえ、カラオケ、他音楽

カサブランカは純白大輪の百合である、

この花をタイトルに組み込んだ

「カサブランカ・グッバィ」の歌が

発売になったのは1996年、

作詞:内館牧子

作曲:三木たかし

歌手:鳥羽一郎

❝私はいつも あなたに言った

 別れ話は みっともないわ

 ただ黙って カサブランカ

 置いて行ってね ドアの前

 カサブランカ グッバィ

 別れたい気持 白い花に

 カサブランカ グッバィ

 しゃべらないのが 大人の別れ❞

 

この歌が発売されて27年がたつ、

これが鳥羽一郎のヒット曲の範疇か

どうかは知らない、

歌えればかっこいい、

だが歌い込まなければ難しい、

特に①番、②番、③番共に

第6フレーズがむずかしい、

他にはない

8音+6音になっており

リズムをつかむのが難しい、

本人の歌でさえスムーズとは言い難い、

他にも理解しがたい点がある、

①番は❝私❞と女性の立場で書かれている、

ところが②番、③番では❝俺❞と

男の立場で書かれている、

会話形式なら理解出来るけど

そうはなってない、

こんな歌詞の作り方は初めてだ、

 

❝俺はタバコに また火をつけて

 お前の部屋を 見上げて揺れる

 腕に抱いた カサブランカ

 置くに置けない 男にずるさ

 カサブランカ グッバィ

 お前に隠れて 他にも恋

 カサブランカ グッバィ

 どんな女も 別れちゃ損か❞

 

最後のフレーズ

❝どんな女も 別れちゃ損か❞

損得で言うなら

これは男の思考ではない

別れた方がいいから別れるのだ、

作詞の内館牧子さんは高名な作家

女性特有の発想であろう、

 

そんなこともあってか

ユーチューブではプロ歌手は数多く

カバーしているが

素人が歌っているのは

聞いたことがない、

むずかしいのと矛盾もあるからだろう、

歌詞に馴染んでくれば

現代的な別れ歌で

確かにいい歌だ。

 

❝俺は夜空に 花を投げ捨て

 これでいいさと 小さく笑う

 家に着くと カサブランカ

 お前の花が ドアの前

 カサブランカ グッバィ

 別れてあげると 小さなメモ

 カサブランカ グッバィ

 白いさよなら あふれて揺れて❞

 

腑に落ちない点はこの際目をつぶって

じっくり歌い込んで

何とかものにしたい。


日田と言う町

2023-06-14 06:06:15 | ノンジャンル

日田は大分県北部の福岡県との県境の

山の中の町である、

近年全国の最高気温を記録する街としても

その名を知られるようになった、

典型的な盆地である、

私の故郷中津市の

隣町でありながら私は日田を知らない、

私が育ったころの日田は❝山の向こう❞の町だった、

同じ県でありながら

日田と中津の間には交流がなかったと言う印象、

山や谷が交流を妨げていたのであろう、

その山や谷が他ならぬ渓谷美を誇る

耶馬渓なのである、

それは自ずと文化圏の違いとなる、

中津から息抜きに出かけるにしても

日田よりはるかに遠い別府や大分、北九州などの

海岸沿いになる、

海岸沿いには鉄道が走っている、

自動車道の完備した近年

日田は海岸沿いに住む人々にとっても

身近な街となった、

日田は天領として栄えた町、

鯛生(たいお)と言う金山が有ったので

幕府直轄の地であった、

山に囲まれているので水郷の街

としても色濃く昔の面影を残し

今や一級の観光地となった、

その代表が

① 街並みとしての豆田町

② 温泉としての天ヶ瀬温泉

③ 陶器の町としての小鹿田焼

④ 水郷としての鵜飼い

⑤ 祇園祭も重要な行事

また 学術的な意味においては

江戸時代の教育者であり漢詩人でもあった

広瀬淡窓の存在を忘れてはならない、

⑥ その教育の場としての咸宜園

現代ではアニメのヒット作「進撃の巨人」の

作者:諌山創の出身地であることから

それに因んだ様々な町おこしの

工夫が試みられている、

 

この街を象徴するような風景を

このGooブログサイトに見つけた、

ブログ主の許可を得てここに掲載する、

Kさん ありがとう。

              豆田町の街並み

             豆田町内のとあるカフェ