我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

突然のひとり暮らし

2024-11-17 20:38:32 | 老いの暮し
11時ころスマホの着信音、
“私 このまま入院することになった”
とカカ様の声、
先日来
咳が止まらないからと言って
病院に出かけてから3時間ほどもたっていたであろう?
取る物も取り合えず
入院先のF市の総合病院に駆け付けた、
幸か不幸か
わが家では総合病院になど縁遠くて
必需品を届けようにも
手続きが複雑で四苦八苦、
コロナ騒動以来
特に厳しくなったんだとか、
先ず
受付で面会のための書類を書いて提出、
病棟までの道筋もあちこちに扉があって
一筋縄には進めない、
病室に行くまでに2回も3回も立ち往生、
エレベータに乗って到着した階で
ドアーが開かないと呆然としていたら
反対側が開いてます、と教えられた、
病棟前の自動ドアーの前では
自動で開くものと待っていても
一向に開く気配がない、
たまたま来合わせた見舞客が
インターホンで連絡しないと開かないと
教えてくれた、
やっと必需品を届けられると思ったら
マスクをしないと案内できないと諫められて
慌ててマスクを買いに走る始末(常識に欠けたと反省)、
やっと会えたと思ったら
すでに様々なチューブに繋がれた
哀れな姿 !
風邪から喘息を併発して肺炎を起こしている
と説明された、
思いもしない一人暮らしが始まった。
                 北信の村で見かけた蔵

妙高山山頂にて

2024-11-17 12:11:40 | 写真 及び絵画
後期高齢者の領域に入って数年がたつ、
毎日が日曜日の身の上だ、
そんな日常で頭に浮かぶことの多くは
過ぎ去りし日々の後悔や反省ばかり、
悲しいかな
未来を夢見ることなど少ない、
今回も前回に引き続いて
若かりし頃上った山の写真、
北信に位置する妙高山、
当時100名山の登頂を目指していた、
妙高は100名山に含まれている、
写真は
妙高山山頂からはるか彼方に浮かぶ
富士山の影を写したもの。

                妙高から美ヶ原方面(?)