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腹の立つ事ぼやきブログ

今の政治は腹の立つ事ばかり。せめてブログでぼやかせて。

戦死した人だけが功労者?神?

2005年08月20日 10時21分56秒 | Weblog
私の父親は、赤紙1枚で戦争に参加させられました。

私が小さいとき、母親に手を引かれて、これが最後になるからと、駐屯地へ父に会いに行ったかすかな記憶が残っています。
我が家には父が軍隊で貰った射撃の優秀賞など沢山の賞状がありました。

その父は終戦になり運良く生きて帰ってきました。
本当に戦死された方から見ると運がよいのです。
母の兄私のおじさんはシベリアで戦死しました。

運よく帰還したはずの、運の良い父が、除隊後まもなく病気に倒れ仕事が出来なくなってしまいました。
農家をしていた我が家は、母と私の2人で畑で野菜を、田んぼで米を作ってきましたが、父とは一緒に仕事が出来ませんでした。

病名は「心臓肥大」としか覚えていませんが、労働が出来ない贅沢病と近所の人からは後ろ指を指されていたようです。

もうすでにこの世に居ない父ですが、
時の政治家たちが戦争を起こさなければ。
父に赤紙が来なければ。
このような病にならなかったのではないかと今考えても悔しさが込み上げます。

軍隊という過酷な生活をしたために、身体がそのように変わってしまったのだと私は思います。

母が言っていたことを思い起こします。
父曰く、「こんな身体になって生きているのがつらい、戦死してくれば良かった」
と愚痴る父がいたことを。

戦死した人たちが祭られている靖国神社について私は冷ややかに見ています。

戦死した人、傷を負って帰った人には国から遺族に手当てがあるというが、私の父のように、除隊してから発病して働けなくなった人には、国は何も手当てをしていない。
父の病気は除隊日に現在のドックのような設備があって検査を受けていれば、すでに病があったことは発見していただろうに、怪我を負って帰還した人と何等変わらなかったろうに。
と贅沢病と指差された父の人生を哀れに思う次第です。

戦死した人ばかりが優遇されておりますが、同じ戦地で戦って生きて帰ってきてしまった兵隊にも、戦死よりもつらい人生を送らなければならなかった人が居ることを世間は、政治家は知るべきです。

東郷の娘さんへ一言
私の父のように赤紙1枚で望んでも居ない戦争へ駆り立てられた国民は、あなたのお父さんのような、国を治める人の誤まった考えによるものなのだということを噛み締めてほしい。
自分の父は優しかったとか、戦犯ではないとか、靖国合祀は当たり前とか、首相が参拝するのが当たり前とか、テレビのカメラの前で言わないでほしい。

私たちのような家族は他にも沢山居るはずです。
少しはその人たちの気持ちも察して公の場での発言を控えてほしい。

堀江さんが立候補!う~ん

2005年08月20日 08時12分03秒 | 日記
あのライブドアーの堀江社長が、衆議院に立候補されるというニュースが飛び込んできました。

ニッポン放送買収劇の際は、なんとなく違和感を感じる(年のせい)ものがありましたが、今回は大歓迎します。

日本の政治は変わらなければならないのです。
旧態依然とした自民党政治が蔓延ってしまっては、明日の日本はないのですから。

その旧態以前とした体制を壊すには、堀江さんのような独力で成功者になった方が、旧態方の候補と争ってくれれば、そこに新風が入り、旧態方候補の組織票以上に、新票が集まり、どろどろした自民党の旧態方が敗れる構図ができる。

もう地域の代表を国会に送り込み、地域だけに利益を誘導してくださいという政治は終っている。

特に都市部の選挙民はそのように解釈しているが、地方(県、道、府、郵便局を言う)の選挙民は、「地元へ何とか利益誘導をお願いします」票が主力。

選挙には一度も行かなかったというあの堀江さんが、政治に参加しようとしているのです。政治を変えようとしているのです。

今でなければ、小泉首相で無ければ、この新しい形の政治構図は絶対に出来ない。
このことをよく考えて今まで投票を諦めていた人たちに必ず投票に行くことをお願いしたい。

小泉改革を成功させて、私たち庶民(国民といわないで)が安心して暮らせる日本を、近隣諸国から舐められない国にしようではないですか。

立候補議員の利害組織に絡まない、「あなたの1票」が政治を変えることが出来る絶好のチャンスなのです。