今NHKの番組で、自民党の林議員と民主党の古川議員の2人が、年金などの討論をしておりますが、聞いていて、林さんの議論に違和感を覚えるのは私だけでしょうか。
林さん曰く、民主党の年金に対する具体的な数字が出ないのがおかしい。自民党が選挙で政権を失う前には、これで行こうという具体的な案を絞っていたが、選挙に負けてしまったので、今は民主党が数字を出すのが当り前だろうといった議論です。
民主党の古川さんは、基本的なことは党で決めているが、詳細については、与野党が一緒になって論議して、納得した成案を作るべきだと言っている。
自民党の林さんが言っていることは、私には理解出来ない。案を持っているのであれば与野党で出し合って進めるべきでしょうよ。
年金の問題は時間がないのです。
一刻も早く成案を作成して法律化しなければ、日本の国民は年金から意識をなくしてしまうでしょうし、生活も不安でしょう。
そんな状況に追いこれているにもかかわらず、自民党が作ったという年金案を、民主党に示して成案にしようとしないのは、そこにどんな意味があるのだろう。
民主党が作れないから、自滅して政権が自民党に転がり込んでくるとか?選挙で民主党に勝つために徹底して民主党を追いこむ為だけしか考えていないのではないか。
この議論の中に国民の生活は全く存在していないのだ。
野党であれ与党であれ、国会議員に託した国民の期待は大きいのです。
党離党略でしか動かない自民党の体質は、野党になってもまったく変わっていない。
既得権益団体を沢山作ったのは、自民党独裁政権の結果なのですよ。
こんな自民党が与党になってしまったら、60数余年の悪政に又戻ってしまい、一部の既得権益者たちに、国民は税金を搾り取られる世の中に戻ってしまう。
そんな国民の不安なところに、地方自治とはいえ、実績を残している、橋本さんのような既得権益に絡まない政治家が出現したのだ。
これからの日本は、既得権益に絡む政治家をすべて落選させて、既得権益にまったく関係ない新鮮な国会議員によって、国を運営して貰わなければ国がつぶれると思う。
選挙での投票権の行使は絶対にサボってはいけない。誰々さんに頼まれたからといった投票の仕方ではなく、自分の意思で候補者を選んで選挙権を行使してほしい。
投票率が悪いと結局選挙の意味が無くなってしまうの。
既得権益団体の組織票を持っている議員が当選してしまうからだ。