今朝のニュースで、ようやっと議員歳費の削減・政党助成金の削減案が野田首相の口から話された。
私は結構なことだと思っている。
今のままの民主党では、次の選挙で復活当選する議員は半分以下になってしまうのだから、
ここで国民が、自民党政権時代から望んできた、議員の身を切る法案の成立をさせれば、起死回生の条件にはなるでしょう。
ところで歳費の削減と言いましたが、歳費だけの削減だとチョット疑問が残る。
国会議員が使っている我々の税金は年間1億円にもなっているのだ。
1億円ですぞ!
議員1人当たり1ケ月に支払われる1億円の金額の内訳を列記してみますと(多少の違いはある)
歳費として 1.328.000円
期中期末手当として 6.354.480円
文書通信滞在費として 1.000.000円
立法事務費として 650.000円 など
年間にもらえるお金が何と 42.694.000円
さらに政党助成金 46.000.000円、
秘書給与 30.000.000円。
まだまだあります。JRや航空運賃がタダのパスが貰える、
しかもJRはグリーン車だ。まだある地下鉄バスのタダパスがある。
パスについて言えば、1人分を定額で支払われているので、JR・航空会社の協会・バス協会・日本鉄道協会などに、
使わない日の分まで、大量の金が税金から支払われているはずだ。
国会議員の交通費は、パスではなく、我々社会人のように実費を申告させて支払うように改善すべきではないか。
議員特権は、この他にも宿舎や議員会館、公用車など、
特権待遇としか言いようの無い税金の無駄遣いが目に余るほどあるのだ。 こんな公用車は、国会開催日以外には不必要なのだから、即刻廃止してタクシーを利用させて実費制にすべきだ。
黒い高級乗用車が公用車として参議院、衆議院それぞれ、自動車課なるセクションがあり、
運転手の待合室には、運転手がごろごろしている。
(タクシーが溢れている現状の打開にもなる)野田さん!歳費だけの削減でお茶を濁すような、卑怯な国民だましをしてしまうと、
議員1人に年間「1億円以上」が税金から支払われているこの現状を大改革をしなければ、
不良官僚の天下りや、独立行政法人乱立化で、湯水のごとく税金を使われているのを咎めることも出来ないだろう。