福島第一原発の事故で避難を余儀なくされた家族が、避難場所を転々として
やっと落ち着いたはずの新築マンションで3ケ月を迎えた避難家族。
ところが、その家族のお子さんが、人が1年に浴びる基準値の1・6倍もの被ばくを受けていたのだ。
それも、村が子供たちの被ばく量の検査をしたために、そのお子さんの被曝とマンションの欠陥が判明した。
マンションには、原発事故によって撒き散らされた放射性物質が、採石所にも降り注いだその砕石が
マンションの基礎コンクリートに使用されたからという。
ところが事故発生直後から隠ぺいしていたと問題になっているスピーディの予知データによれば
採石所は危険地帯に含まれている。
あの130億円もの大金を掛けて作られ、その維持に大量の税金を投入している(SPEEDI)スピーディのデータを
当時の国の責任者たちが、データを無視し、隠蔽し続けなければ、
いち早くスピーディのデータで国が手を打っていれば
このような悲惨な想いをする家族や、自分の責任のようにテレビで謝罪している採石所の社長さんなどは出なかった。
まだまだこのようなことは広がる気配があるということだが
元凶は東京電力、原子力委員会、原子力安全・保安院、文科省、の中枢に蔓延っている原子力ムラの構成員なのだ。
彼らは福島原発事故を、想定外の自然災害だとツッパリ通しているがいずれ天罰は下るでしょう。
福島第一原発の爆発事故は、完全に怠慢による人災であることを声を大にして叫ぶ。
東京電力は解体、原子力委員会、原子力安全・保安院等の原子力ムラの構成員はすべて解職。
野田さん!
しっかりと彼らの責任を問わなければ、日本は闇の世界が支配していることを立証するようなものだよ。