副題[お店のおばちゃんの愛がある沖縄そばメインの食堂兼居酒屋]
某日、普天間交差点からライカム向けに向かう部下運転の車窓から「そば屋→200m」の看板を発見した。普段は運転しているので気づかないのだが、運転していないといろいろな飲食店を見つけてしまう(笑)
さて、場所はブエノチキン普天間店を越えた信号交差点の右側の壁にある看板で、それを見て「そば屋」とは「沖縄そば」なのか「日本蕎麦」なのか分からないな~と思いながら、帰り道にランチで立ち寄ってみようと考えたのだ。
で、帰り道に交差点から200m奥に向かうと行き止まりだったのだが、その行き止まり手前左手に「春夏冬」という定食屋っぱいお店を発見した。どうやら「そば屋」とはこのことだろう。パーキングはお店の前に1.5台分と行き止まりの左手に4台分のスペースがあった。
お店の名前はダジャレで付けたそうで、「秋ない」(あきない)なんだそうだ。
店内に入ると、古いながらも結構広々とした空間で、カウンター席と4人掛け座卓が2卓。それに6人掛けテーブル1卓。
お客さんは誰もおらず、見るからに明るそうなおばちゃんが一人で切り盛りしていた。
気さくなおばちゃんだったので、このお店はいつからあるのか聞いたところ、「17年目」になるんだそうだ。
「17年前」から国道330号線沿いの交差点に「そば屋」の看板を掲げているんだろうか?
17年前といえば、nobutaが沖縄市久保田の住民だったころなのだが、全く知らないお店である。
お店のメニューを見ると、ホワイトボードに
そば 650円
焼きそば 650円
野菜炒め 650円
みそ汁 650円
生姜焼き 700円
三枚肉丼 700円
ゴーヤー 650円
豆腐 650円
と書かれている。ゴーヤーと豆腐はちゃんぷるのことである。みそ汁は沖縄ではおかずレベルのボリュームのあるみそ汁が登場するので定食メニューの定番でもある。
つまり、こちらのお店の「そば屋」は「沖縄そば屋」であり、定食類があるので、定食屋兼居酒屋というスタイルなのだろう。
場所が路地の行き止まり近くにあるので知る人ぞ知るお店なんだと思う。なにせ、食べ歩きを趣味としているnobutaが17年も知らないのだから、かなりディープな部類といえそうだ。
逆に、こういうお店は「案外美味い!」ので、結構期待できそうである。
部下とともに沖縄そばを注文して待つこと15分。
基本の出汁を小鍋で熱し、醤油で味を調整するおばちゃんを見て、毎回、味が変わるのではないかと思ってしまう。
おばちゃん曰く、味は薄いか??とのことだったが、丁度良いくらいの濃さだとは思った。
出てきた沖縄そばは最初の写真。
アップがこちらになる。
三枚肉は丼ぶりがメニューにあるので、常に煮込んで準備しているんだろう。かなりの味くーたーな三枚肉なのだが、なんと、5枚も沖縄そばに乗っかっている。これは結構すごいし、この味くーたーさが出汁を凌駕しちゃうので、おばちゃんの「味は薄いか?」というのは初訪問者に対する決まり文句なのかもしれない。
三枚肉5枚にかまぼこ2枚が乗っかった沖縄そばの間からウエッブが掛かった麺が覗く。麺を見た瞬間に「照喜名製麺」だと分かる(笑)
おばちゃんに確認すると、「お店をやる前から照喜名製麺が好き」なんだそうだ。お店を開いてから、照喜名製麺以外も試した時代があったそうだが、結局、照喜名製麺がおばちゃんの口にあったそうな(笑)
気さくなおばちゃんの定食屋らしいさを感じる美味しい沖縄そばである。
昔は500円や550円くらいで提供していたのだろうが、650円でこのボリュームと具材は素晴らしいと思う。
いつか、再訪問して定食類を試してみよう。案外、それらもストライクの可能性がある。そんな匂いがプンプンとしたお店だった。
ご馳走様でした!!!!!
宜野湾市普天間1-32-9
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