ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐バンド Circus & Circus 2024・広島2 (ネタバレあり)

2024-11-06 15:05:00 | ライブ
今回の又聞きレポも、いつも通り「マクラ」部分を設けて
ネタバレブロックをなさっている方が、うっかり曲名を目にされることがないように致しますが
記事の途中で「ネタバレ」部分に入る際、特に断り書きはございませんので、ご注意下さいね

まずは、今回のツアーメンバーについて、甲斐さんが、ご自身のラジオ番組で発表された通り
松藤さんのツインドラムの相方は、TRICERATOPSの吉田佳史さんということでしたけど
初日の広島、翌日の高松には参加されていなかったようなので
おそらく?Zepp系など大きめのハコのみのご参加かと…?

まあ、ドラムセット2台を設置するのが難しそうな会場もあるでしょうし
何より、吉田さんのスケジュールが、かなりタイトみたいですし…って
それは、岡沢さんやイナピーさんにも言えることかも知れませんが…(汗)

奥さんは、この発表を聴く前から、佐藤強一さんのXやブログを拝見している内に
いつものように、松藤さんとの「事前打ち合わせ」なる飲み会の記述がないことや
Chageさんのサポートに関する話題が多い中
ついに「2024をChageさんで締め、2025をChageさんで迎える」との記述を発見したことから
今回の甲斐バンドツアーへの参加はないみたいだと残念がっていたようです

それでも、代わりにサポート参加して下さるのが
甲斐さんのソロツアーでのご活躍の記憶も新しい吉田さんとあって
松藤さんとの競演はもちろん、岡沢さんとのカラミを楽しみにしている模様♪
しかも、ツアー開幕後に、強一さんが、東京公演のみ参加されることを発表なさったので、楽しみが倍増したようです(笑)

それはともかく、ツアー開幕前のラジオ番組で…
甲斐さんは「スタンディング最後にするんで、みんな頑張ろうぜ!…ということで、ハイ
たださ、そんな風になるとさ、とにかく、いつも結構、(開演時間に)遅れて出てるとかいうのを
几帳面に、ねぇ?
(『真面目に始めて…?(笑)』と松藤さん)
イヤ、真面目に始めないけど…3~4分は遅れるかも知んない(笑)

…で、出て…もう途中のMCなんか、あの…ナンか、み…客の表情見て
『あっ、これ、やっぱ、長くするとヤバイかも?』とか、ねぇ?ナンか色々考えますよね、ハイ」と
観客の体力を気にかけておられましたが(苦笑)
「甲斐時間」については「初日のわりには短めだったような気がする(笑)」と奥さん
どうやら、前述の甲斐さんの言葉は「努力目標」として捉えた方が良いんじゃないかと…?(笑)

でも、去年の日比谷野音ライブのオープニングSEでもあった
「ショー・マスト・ゴー・オン」が流れ始めると、大きな手拍子と歓声が湧き起こり
やがて、メンバーの皆さんがステージに出て来られると、それはひと際大きくなり
それぞれの楽器を前にスタンバイなさるお姿を見つめながら、SEが終わるのを待ち
…って、奥さんは、もっぱら岡沢さんとイチローさんの「儀式」を注視していたらしい(笑)

そして、ついに…オープニング曲「らせん階段」のイントロが奏でられると
「ウオーッ!」といった、文字に表しにくい歓声が上がる中、ドラムセットの脇から甲斐さんご登場♪
もちろん、奥さんもテンション爆上がりで、痛いほど手を叩いていたそうですが

心の片隅で「この曲をオープニングに持って来たのは
ファンミーティングの時に『写真・動画撮影OK』にしたから、みんなスマホに夢中になっちゃって
『ちゃんと聴いてくれなかった』恨みを晴らすみたいな感じ?(笑)」という思いがよぎってクスクス(笑)

あっ!申し遅れましたけど、開場前のファンへのインタビューだけじゃなく
ライブ中も、ステージと客席(?)最前列の間の通路にも、シューティングカメラが入っていたらしく
おそらく?WOWOWのドキュメンタリー番組の撮影が進行していたと思われます

甲斐さんは、そのカメラをお避けになるかの如く、急に向きを変えて動かれたり
逆にカメラを覗き込むように、上体を前に倒されたりなさっていたみたいですが

おかげで、上手側モニター横にいた奥さん達の目の前に、屈み込まれたり
ステージ際から身を乗り出して、こちらをご覧になった(…と主張(笑))り
といったシーンが幾度となく訪れたようで
奥さんは「この位置を選んだ自分を褒めてやりたい♪」と思ったんだとか…(笑)

ちなみに…甲斐報の写真撮影を担当されている、三浦麻旅子さんも
シューティングカメラに負けじと、ステージ写真を激写なさっていたそうです

さて、その初日の2曲目は「地下室のメロディー」
甲斐さんはもちろん、松藤さん、イチローさんにとっても、原点でいらっしゃるであろう
「照和」を謳ったという、この曲がセットリスト入りしていることに
「やっぱり50周年だもんねぇ」としみじみ…(笑)

ここで…「最後まで目いっぱいやるから、最後まで楽しんでって欲しい!…やるよ!」
…という、甲斐さんの短い挨拶があり、3曲目「一世紀前のセックスシンボル」へ…
奥さんは「いつぞやのビルボードツアーで取り上げられてたけど
フルバンドで聴くのは、いつ以来かなあ…?」などと記憶を辿っていたのも束の間

右に左に、ステージ上を動かれながら、観客を煽る仕草をお見せになる甲斐さんに釘付けとなり
腰に巻いたカーディガンと、肩に掛けたバッグが、周囲の方々にぶつからない程度に暴れ(笑)
…って、右隣と後ろは甲斐友さんだし、最前列の方とは予め少し距離を取ってあったし
左隣の方は、ほとんど動かれない方だったみたいだし…で
要は「通常運転」ということじゃないかと…?(笑)

甲斐さん語録によれば…「最初の3曲で、客をノセて…」
あるいは「最初の3曲で、ミュージシャンをノセろ!」…ということらしく
そういう意味では、どちらの目標も「クリアして、お釣りが来る(笑)」くらいだったようです(笑)

そして、その目標達成後の4曲目に選ばれたのは「そばかすの天使」
「この当時の甲斐さんの声が好き♪」な奥さんのお気に入りのナンバーなんですが
ファン歴50年目にして初めて「この曲で泣く日が来るとは…」と
本人も…というか、本人が一番ビックリ⁉(笑)

終演後に、その理由をツラツラ考えてみたところ
甲斐さん激推しのBOX SETのジャケットが「オリジナル甲斐バンド」の皆さんのお写真だったことや
その甲斐バンドが「都会との遭遇戦」を繰り広げられていた頃に書かれた「らせん階段」に始まり
「地下室のメロディー」と続いた冒頭の流れから
無意識の内に、ちょっとセンチメンタルな気分になっていたトコへ

大好きなアルバム「この夜にさよなら」の収録曲を聴いて
大森さんや長岡さんのプレイなさっていた姿が
脳裏に「甦ったからじゃないかなあ…?」と申しておりました
ちなみに…隣の甲斐友さんも、この曲で泣いたそうだけど「理由は知らない(笑)」んだとか…(笑)

ともあれ…当日の現場では、自分でも訳の判らない
突然の涙に「メンタルがヤバいのか!?」と動揺していた奥さんに
甲斐さんが「スローなナンバーをやりましょう…センチメンタルなヤツを…」と、おっしゃって
始まったのは、事もあろうに、奥さん必涙のナンバー「Lady」(笑)

イヤ、かつて、ライブ序盤に、この曲のイントロが流れ始めたかと思ったら
「武道館ライブ」に収められている「Lady」を再現なさるかの如く
甲斐さんが、MCを続けていらしたためなのか?
いきなり、しゃくり上げてしまってか~ら~の号泣(汗)

しかも、よりによって、前方ド真ん中の席でのことで、甲斐さんが不思議そうなお顔をされていた
という経験…ってか失態を演じたほどの曲なもんで「ナンか、たたみかけられたような気分(苦笑)」で、早々とうるうる…(苦笑)

ただ、その涙腺決壊が起きたのは、甲斐さんが、ご自身のラジオ番組で
BOX SETの「Lady」を流された際に、間奏に入った途端
この曲を初めて生で聴いた、昔の日比谷野音ライブでの大森さんのギターの音色を思い出し
ラジオの前で泣いた…ということもあってか?

イチローさんが間奏を弾き始められた時に、イメージしていた音色ではなかったことで
「もう二度と、生で大森さんのギターを聴くことは出来ないんだ…」
…という事実を改めて痛感したせいみたいです
もっとも「♪空のポケットに満たされた虹を強く握っては今にも壊しそう…♪」からの
大サビの部分の涙は「条件反射」らしい(笑)

奥さんは、この日のライブで「5回泣いた」と言っていたんですが
この5曲目までで、すでに3回…って「Lady」は
内容の違う涙なので「2回にカウントしてある」んだとか…(笑)
ボクは「フツー、ライブ後半…というか終盤に泣いたりするんじゃないの?」と思っていたんだけど
4回目は「ダニーボーイに耳をふさいで」を挟んだあとの「カーテン」で発生!?(苦笑)

以前のアニバーサリーツアーの折りだったか?
この曲を披露なさったあとに、甲斐さんが「このワイセツな感じ、甲斐バンドだなあ!」と
感極まった…というのは言い過ぎながら、感慨深げなご様子でおっしゃったことや

バンドが結成されてから、ドラムをお始めになった松藤さんが
それまで、ベースの長岡さんから、レクチャーなりアドバイスなりを戴いていらしたのを
この曲から、ご自身でフレーズをお考えになり
演奏されるようになられたことなどが、頭の中を駆けめぐっていたトコへ

イチローさんと、イナピーさんによるツインギター競演が始まり
奥さんがイメージしていた、箱根ライブでの大森さんと佐藤英二さんのギターの音色との違いに
またまた、やるせない気持ちになったみたいで

「オリジナル甲斐バンド」と「今の甲斐バンド」は「別物」と頭で判ってはいても
やはり「アニバーサリーツアー」となると、どうしても
「タイムマシンのように、一瞬で過去に戻れる」という甲斐さんの言葉通り
「少女」になった奥さん(笑)にとって、目の前のライブとのギャップが大きかったんじゃないかと…?
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