こんな周回遅れもいいトコの又聞きレポでも、読んで下さっている方が大勢いらっしゃって
有難いやら、申し訳ないやらで「恐縮ですっ!」という感じの毎日なんですが
記事を書く上で、甲斐さんが出演された、テレビやラジオの番組サイトを見たり
甲斐バンドにまつわるネット記事に目を通したりしていると
その閲覧履歴から、甲斐さんや甲斐バンドに関するサイトや記事が「おすすめ」として
ボクのスマホに表示されることがよくあります
たいていは、以前に読んだことがあるものなので、スルーしていたんだけど
最近、頻繁に「興味がありますか?」と、今ツアーの感想を記したとおぼしき記事を勧められるので
ちょっと覗いてみたら「ボクの奥さん」でした(笑)
「イヤイヤ!勧める相手を間違えてるやろ~!(笑)」とツッコんだ、次の瞬間…
こんな風に、色んな方に「おすすめ」されているのか?と思うと、にわかに変な汗が…(汗)
あくまでも、奥さんの主観と曖昧な記憶に基づいた話を
ボクが「こうだったんだろう」と想像で補った記事であることを
改めて、強く訴えたい!と思った次第です(苦笑)
…ということで、その甚だ曖昧で疑わしい(苦笑)又聞きレポの続きですが
甲斐さんの「サービスショットみたいなもんなんで(笑)みんなで歌うよ!」
…という言葉で始まったという、8曲目「裏切りの街角」から…
曲調や歌詞のイメージのためか?皆さん、それなりに歌ってはいらしたものの
「大合唱」とまでは行かなかったらしく(苦笑)
奥さんは「甲斐さんは、札幌公演みたいな感じにしたいのかなあ?」と思った一方で
「この曲を、そこそこ大きな声で歌うのはムズいよ」と苦笑い(苦笑)
そして、久しぶりの「1ドラム」編成での「アコースティックセット」を迎え
甲斐さんが「ドラムレスで、刻みがない」状態で、演奏することは
「ものすごくコワイ!」と説明なさったあと「ワイルドだろ~?(笑)」と、おっしゃったそうで(笑)
「一周回った感がスゴくて、笑っちゃった!(笑)」と奥さん(笑)
…って、今、某CMで、スギちゃんをよくお見かけしますし
再ブレークの兆しを先取りなさったのかも…?(笑)
あっ!でも、東京公演で、この「ドラムレスの怖さ」について話された際に
「刻みがないことが怖い」という部分を省かれたせいで
「ドラマーが松藤さんだけ」ということが「怖い」みたいになって(笑)
当の松藤さんと、イチローさんから「イヤイヤ!イヤイヤ!」とツッコミが入った(笑)
という件があったそうだけど、この日の甲斐さんは
「ドラマーが1人でも大丈夫!松藤、絶好調ですから(笑)」と太鼓判を押していらしたんだとか…(笑)
それはともかく…初日の広島公演、その翌日の高松公演では
ホントに「ドラムレス」で「ワイルドだろ~?(笑)」な演奏を披露されたとはいえ
ツインドラムとなって、2公演目の名古屋では
「ドラムレスで、刻みがないっていうのは怖いんですよ?怖いんだけど、快感に変わって来た(笑)」
…と話されたというくらいだから、サポートドラマーの吉田佳史さんの存在に、かなり助けて頂いた
…というか、そのスタイルになってから、更に、福岡・大阪
そして東京(のサポートは佐藤強一さん)と、公演を重ねられ、定着しつつあった矢先の浜松ですし
この日は、久しぶりにヒリヒリする感じを味わっていらしたんじゃないかと…?
そんな状況とあっては、甲斐さんによる岡沢さんへのプレッシャーが
ハンパなかったであろうと想像して、思わずニヤニヤしてしまいました(失礼!)
その甲斐さんのプレッシャーにも負けずに?岡沢さんがカウントなさった「安奈」が終わり
この日のスペシャルMC…って、kainatsuさんのXをご覧になった方も多いかと存じますが
「LIVEブッキングする時に、そんなこといちいち気にしてないから知らなかったけど
『東海道音楽紀行』静岡公演は、どうやら甲斐バンドの浜松公演とカブってるらしい
親子で静岡は愉快すぎるだろw帰りの新幹線いっしょにするかw」と、kainatsuさん(笑)
…で、甲斐さんは「知り合いのkainatsuっていう人が
今日、ここ(窓枠)でライブをやろうと思って問合せたら
『その日は同じKAIというバンドの予約が入ってます』って言われた、と文句を言って来た(笑)
そんなの知るか!(笑)こっちは1年前から押さえてるんだから(笑)」と笑っていらしたらしい(笑)
奥さんは、窓枠の方の「同じKAI」という言い方にツボったみたいです(笑)
それはともかく…「もう1曲やりましょう」と「かりそめのスウィング」へ…
もちろん、この日も奥さんは、イントロが始まると同時に、手拍子しながらピョコピョコ開始(笑)
ただ、いつものように、最初は口パクで歌詞を口ずさみ
「♪去年の今頃さ 暗い小さなフロアで…♪」というサビの部分から、少し声を出して歌い始めた途端
甲斐さんが、奥さんの方をご覧になった(…と主張(笑))らしく
「ステージが近いってことを考えてなかった…」と焦りまくり(苦笑)
まあ、奥さんは、決して音痴という訳じゃないんだけど
かといって、ものすごく歌が上手いということもなく(笑)
何より、本人は、自分の低い声がキライみたいで
「お耳汚し」をしてしまったと凹んだようです(苦笑)
「アコースティックセット」が終了すると、ゴスペル調コーラスのSEが流れ出し
ライブ後半への突入を告げる、11曲目「嵐の季節」がスタート♪
ただ、この時、奥さんは、サビで拳を突き上げられるかどうか?と
目の前に立っておられる男性との距離を絶賛確認中だったらしい(笑)
まあ、幸い、お隣は甲斐友さんだし、前の男性は、あまり動かれない方だったみたいで
いつも通り…とは行かないまでも、サビの歌詞を歌いながら、拳を上げることが出来たんだとか…(笑)
…が、しかし、間奏に入るタイミングになっても
甲斐さんが「♪そうさ♪」と、再びサビを歌うよう促されたので
「ん?」と思いながらも「♪コートの襟を立て~♪」と歌い続けていると
その途中で、勘違いなさったことに気づかれたらしく、そのまま放置プレイ(笑)
取り残されたオーディエンスは、苦笑いしながらフェードアウトしたそうです(笑)
もっとも、そのぶん、ラストのリフレインでは、大いに盛り上がったみたいで
奥さんが、何度目かの拳を突き上げようとした時
ちょうどその軌道上に、前の男性が頭部を動かされたらしく
「殴ってはないんだけど、ちょっとかすったかも…?」と反省しておりました(汗)
この曲が終わる頃には、額から流れる汗をタオルハンカチで拭わないといけないくらい
場内の熱気が凄まじかったみたいで、拳を突き上げながら、大きな声で歌っている最中に
「ちょっと息苦しくなった(笑)」と奥さん…って、酸欠状態だったってこと!?(汗)
まあ、甲斐さんが「照和」での甲斐バンドライブを開催される際に
「90分以上やるとヤバそうなんで…(笑)」と、ライブ時間を短縮なさったらしいし
一口に「500人」といっても、椅子に腰掛けて、じっくりと観賞するのと
立ったまま、ギュウギュウ詰めの状態で、歌って踊って弾けてる(笑)のでは、全然違いますもんね?
ともあれ、この日も…「96年の再結成の時に、みんなでミーティングしてて
大森さんと出会ってから、その時までのことを書こうと思って作ったナンバーです」…という
甲斐さんの言葉から「ティーンエイジ・ラスト」が始まり
奥さんは、そのステージの近さゆえに「泣き顔を甲斐さんに見られたくない!」一心で
かなり持ちこたえたみたいですが、やはり最後は涙腺が決壊…(苦笑)
「汗を拭うふりをして誤魔化した(笑)」んだとか…(笑)
そして、酸欠状態の場内を更にヒートアップさせる、王道のラインナップがスタート♪
「氷のくちびる」のラストで「ギターを弾く甲斐さん」をガン見し(笑)
「翼あるもの」では、ホントに狭いステージを「ステージ狭し」と動かれる(笑)甲斐さんを目で追い
前の男性の頭をハタかないように(苦笑)拳を突き上げ
急に歌われるのをお止めになった甲斐さんの代わりに、声を張り上げ(笑)
本編ラストの「漂泊者」では、汗だくになりながら暴れまくり(笑)
「これぞ、ライブハウス!」を余すところなく堪能(笑)
甲斐さんは「すぐに帰って来るからね」とか、特に何もおっしゃらなかったものの
奥さん達が、汗を拭いて、喉を潤したトコで、メンバーの皆さんが、ステージに戻って来られ
アンコール1曲目の「ダイナマイトが150屯」のイントロが始まり
…って、さすがに、ツインドラムの迫力は望めないながら
松藤さん渾身のプレイは、狭いハコを揺るがすのに充分だったそうで
短いアンコール待ちの間に、立ち位置を再確認して
とりあえず落ち着いていらした観客の皆さんは、また見えない手でシェイクされた模様…(笑)
甲斐さんが登場なさって、マイクスタンドを蹴り上げられ…というか
この「窓枠」は、広島の「CLUB QUATTRO」とは違って、天井はすごく高かったものの
ステージの狭さは遺憾ともし難かったらしく(苦笑)横に払うように蹴られたみたいで
ただでさえ、甲斐さんのこのパフォーマンスの際に
「スタンドが飛んで来るんじゃないか?」と怖がっておられるという岡沢さんは
飛び上がらんばかりに、ビビっていらしたそうで
そのご様子をご覧になった甲斐さんは、スタンドから伸びているコードを指差され
「飛んで行く訳ないだろ!(笑)」と言いたげなお顔でクスクス(笑)
そうそう!「天井が高い」で思い出しましたが
客席の最前列から、12~13列くらいまで埋まった所の後方に、少し高くなったエリアがあり
その上方、ベランダみたいに張り出した2階部分…というか、ロフトっぽいスペースに
照明スタッフの方か?撮影担当の方か?4~5人の方々がいらしたらしいんだけど
階下のギュウギュウ詰めの中にいる身からすれば
「あそこにも観客を入れてくれればいいのに…」と思ってしまったくらい
ゆったりしておられるように見えたみたいです(苦笑)
それはともかく…メンバー紹介を経て「吟遊詩人の唄」で、また大きな声を張り上げた(笑)あと
甲斐さんは「ステージが狭過ぎて動けないから、消化不良なんですよ
だって、右(上手側)に2歩、そっち(下手側)なに!?(笑)」とステージの床を指差され(笑)
「もう、やらない!」宣言をなさったそうですが
オーディエンスから「ええーっ!?」という声が上がると
「じゃあ、来年も…イヤイヤ、そこから悪循環になるから…ダメよ~ダメダメ!(笑)」…って
「ワイルドだろ~!」に続いて、懐かしのギャグを口になさったのは
そういう番組をご覧になったかららしい(笑)
もっとも「スタンディングは最後」とおっしゃっていたし
「窓枠」に椅子を並べたとして「いったい何人の方が座れるんだ?」って感じだし
なかなかハードルが高そうですねぇ…(苦笑)
そして、大ラスの「HERO」が始まり、甲斐さんが、マイクスタンドを蹴り上げられたものの
斜め上方にスウィングさせただけで、コードを引っ張って、スタンドを手繰り寄せられたらしく
奥さんは「なるほど、消化不良ね(笑)」とクスクス(笑)
でも、今ツアー最狭の会場での、暑く熱いライブは「やっぱり楽しかった~♪」んだとか…(笑)