甲斐さんいわく…
甲斐バンドでデビューしちゃったから(笑)
シンガー・ソングライター・アルバムというものを作ってなかったのね
で、ソロになって、それを3枚作って一応の決着感はあった
曲によってメンバーを入れ替えるというやり方で数年やって来て
今度はパーマネントな音のアルバムを作りたいなと思った
でも、そんなに簡単に『バンド』って出来ないから
『甲斐よしひろ&●●●』という形であっても
それまでの流動的なメンバーじゃなくて
パーマネントな形でやっていくメンバーを探したんだけど
ツトムと会って、すぐ決めた
彼とやるなら『バンド』だというくらい
説得力のある人間だったから…
甲斐バンドみたいに仲間同士で作ったバンドが解散したら
次に作るバンドは、メンバーに対して
尊敬できるとか力量を認めるとか
そういう認識がなければ出来ないよね
ソロの時には、曲先行志向型のレコーディングで
譜面にアイデアとかを色々と書き込んで
メンバーに伝える用意をしなくちゃいけなかったんだけど
バンドは、レコーディング以前に
バンドとしての音固めに時間がかかる
曲はあっても、統一したサウンドを産み出さなきゃならないから…
ひとつの曲についてのミーティングを何十時間でも出来るの(笑)
フレーズひとつひとつを各々が作っていく訳だし
それがやっぱり『バンド』なんだよ
バンドじゃない場合、何十時間も話せるのは
曲を作ったヤツだけだからさ(笑)
リハーサルにしても、甲斐バンドの時は下手だったから(笑)
やらざるを得なかったんだけど
KAIFIVEは、みんな上手いし
プロフェッショナルで、バンド志向のメンバーが集まってる
それでも1日8時間、トイレ以外は休まずに
リハーサルをしてしまうというのは
すごく時間を割かないと、いい音が出て来ないってことを
みんな知ってるんだよね
そのKAIFIVEの突然の『休止』宣言について
メンバー個別のインタビューによると…
ヤッチさんは…ちょっと充電しようかなってとこかな
放電しきった訳じゃないけど、KOするにはまだ技が未熟だから
山にこもって修業しなきゃ…と話され
KAIFIVEという美味しいカレーが出来たんだけど
ここでちょっとトロ火にして
各々の材料を洗い直すか…みたいなことだと思ってます
ツトムさんは…
『結局、問題は自分自身の課題に戻ってきた』と…
甲斐さんの刺激になりたい
逆に何かを吸収したいと3年間やって来て
自分のイメージをしっかり持たないと
このバンドでは出来ないなと思ったんです
自分のフォームを変えると同時に今までの自分を捨ててしまって
今それを立て直してるんですが
バンド活動と平行してやるのは無理なんです
甲斐さんは、福岡ドームライブの極秘(笑)完全版の映像をご覧になって
KAIFIVEのメンバーが『どこかビビってる』
『プレイのスケールが小さい』と感じられたらしく
その後の全国ツアーのライブビデオをチェックなさったら
『みんな別人』で、一人一人が大きな存在感を持っておられたそうだ
わずか4ヶ月での変わり様に
KAIFIVEの展開の速さを実感されたという
アルバム作りにしても
メンバー中心にアレンジした手作りのファースト・アルバム
セカンドでは、アレンジャーを起用し
3枚目にはデモテープを作って、そのままスタジオに入る
…といったレコーディング・スタイルの進化は
バンドの成長の度合いに合わせたものだったようだけど
『嵐の明日』は、KAIFIVEがスタートした時に
思い描いていた姿だったと甲斐さん
3枚目まではOKだ
でも4枚目は、バンドにとって『フォーエバー』の意味がある
もうひと段階上を狙うために、どういう思いで4枚目を作るか
もう一度ゼロから考えるべきだと思ってると話され
ソロ活動については…
自分がその気になるまでは止めておこうと思ってたんだけど
ついにその時期が来たという感じかな
以前から、ジェネシスとフィル・コリンズのように…と
バンドとソロの関係を捉えておられましたが
フィルはバンドとソロを使い分けているのではなく
いつも根源に立ち返ってやっているんだと気づかれたという
長い目で音楽人生を考えた時に
甲斐個人が醸し出す音楽を冷静に見つめる目がないと
大きな勝負の仕方が出来ない
バンドが面白くて、夢中になって3枚作ったけど
それとは別に、もっと大局的に見て
作詞作曲プロデュースを含めた視点に立って
考えてみることが必要だと思った
バンドが、いい筋肉を見せるものだとしたら
ソロはどれだけ立派な骨を持っているか
時間が経って、骨が鳴るような音楽をやってみたくなった
…と話されてます
ちなみに、甲斐さん個人が醸し出すものとは?という質問には
『ベイシックには、セクシャルな音楽をやりたい
性を感じさせる人間でありたいといつも思ってるから』と甲斐さん
還暦を越えても『じいじ』になられても
そこは変わっておられないようですね(笑)
お三方それぞれ表現は違っても
バンドとして、より飛躍するために
『個人』を見つめ直す
『個人技を磨く』ということをおっしゃってます
『バンド』は『個人』が集まって
『バンドの音』を作っていくものでしょうし
奥さんにすれば『えっ、もう!?』というタイミングでも
KAIFIVEにとっては自然の流れだったのかも知れませんね
甲斐バンドでデビューしちゃったから(笑)
シンガー・ソングライター・アルバムというものを作ってなかったのね
で、ソロになって、それを3枚作って一応の決着感はあった
曲によってメンバーを入れ替えるというやり方で数年やって来て
今度はパーマネントな音のアルバムを作りたいなと思った
でも、そんなに簡単に『バンド』って出来ないから
『甲斐よしひろ&●●●』という形であっても
それまでの流動的なメンバーじゃなくて
パーマネントな形でやっていくメンバーを探したんだけど
ツトムと会って、すぐ決めた
彼とやるなら『バンド』だというくらい
説得力のある人間だったから…
甲斐バンドみたいに仲間同士で作ったバンドが解散したら
次に作るバンドは、メンバーに対して
尊敬できるとか力量を認めるとか
そういう認識がなければ出来ないよね
ソロの時には、曲先行志向型のレコーディングで
譜面にアイデアとかを色々と書き込んで
メンバーに伝える用意をしなくちゃいけなかったんだけど
バンドは、レコーディング以前に
バンドとしての音固めに時間がかかる
曲はあっても、統一したサウンドを産み出さなきゃならないから…
ひとつの曲についてのミーティングを何十時間でも出来るの(笑)
フレーズひとつひとつを各々が作っていく訳だし
それがやっぱり『バンド』なんだよ
バンドじゃない場合、何十時間も話せるのは
曲を作ったヤツだけだからさ(笑)
リハーサルにしても、甲斐バンドの時は下手だったから(笑)
やらざるを得なかったんだけど
KAIFIVEは、みんな上手いし
プロフェッショナルで、バンド志向のメンバーが集まってる
それでも1日8時間、トイレ以外は休まずに
リハーサルをしてしまうというのは
すごく時間を割かないと、いい音が出て来ないってことを
みんな知ってるんだよね
そのKAIFIVEの突然の『休止』宣言について
メンバー個別のインタビューによると…
ヤッチさんは…ちょっと充電しようかなってとこかな
放電しきった訳じゃないけど、KOするにはまだ技が未熟だから
山にこもって修業しなきゃ…と話され
KAIFIVEという美味しいカレーが出来たんだけど
ここでちょっとトロ火にして
各々の材料を洗い直すか…みたいなことだと思ってます
ツトムさんは…
『結局、問題は自分自身の課題に戻ってきた』と…
甲斐さんの刺激になりたい
逆に何かを吸収したいと3年間やって来て
自分のイメージをしっかり持たないと
このバンドでは出来ないなと思ったんです
自分のフォームを変えると同時に今までの自分を捨ててしまって
今それを立て直してるんですが
バンド活動と平行してやるのは無理なんです
甲斐さんは、福岡ドームライブの極秘(笑)完全版の映像をご覧になって
KAIFIVEのメンバーが『どこかビビってる』
『プレイのスケールが小さい』と感じられたらしく
その後の全国ツアーのライブビデオをチェックなさったら
『みんな別人』で、一人一人が大きな存在感を持っておられたそうだ
わずか4ヶ月での変わり様に
KAIFIVEの展開の速さを実感されたという
アルバム作りにしても
メンバー中心にアレンジした手作りのファースト・アルバム
セカンドでは、アレンジャーを起用し
3枚目にはデモテープを作って、そのままスタジオに入る
…といったレコーディング・スタイルの進化は
バンドの成長の度合いに合わせたものだったようだけど
『嵐の明日』は、KAIFIVEがスタートした時に
思い描いていた姿だったと甲斐さん
3枚目まではOKだ
でも4枚目は、バンドにとって『フォーエバー』の意味がある
もうひと段階上を狙うために、どういう思いで4枚目を作るか
もう一度ゼロから考えるべきだと思ってると話され
ソロ活動については…
自分がその気になるまでは止めておこうと思ってたんだけど
ついにその時期が来たという感じかな
以前から、ジェネシスとフィル・コリンズのように…と
バンドとソロの関係を捉えておられましたが
フィルはバンドとソロを使い分けているのではなく
いつも根源に立ち返ってやっているんだと気づかれたという
長い目で音楽人生を考えた時に
甲斐個人が醸し出す音楽を冷静に見つめる目がないと
大きな勝負の仕方が出来ない
バンドが面白くて、夢中になって3枚作ったけど
それとは別に、もっと大局的に見て
作詞作曲プロデュースを含めた視点に立って
考えてみることが必要だと思った
バンドが、いい筋肉を見せるものだとしたら
ソロはどれだけ立派な骨を持っているか
時間が経って、骨が鳴るような音楽をやってみたくなった
…と話されてます
ちなみに、甲斐さん個人が醸し出すものとは?という質問には
『ベイシックには、セクシャルな音楽をやりたい
性を感じさせる人間でありたいといつも思ってるから』と甲斐さん
還暦を越えても『じいじ』になられても
そこは変わっておられないようですね(笑)
お三方それぞれ表現は違っても
バンドとして、より飛躍するために
『個人』を見つめ直す
『個人技を磨く』ということをおっしゃってます
『バンド』は『個人』が集まって
『バンドの音』を作っていくものでしょうし
奥さんにすれば『えっ、もう!?』というタイミングでも
KAIFIVEにとっては自然の流れだったのかも知れませんね