幸せに思う事

終活ちょいなか暮らし

天寿を全う「ナンシー」

2018-03-31 | 日記
「ナンシーがテンカンを起こして入院した」
と連絡が入ったのは昨日。
そして今日亡くなったとのこと。

かれこれ13年前、
チェンマイでリス族の子供を引き取ったばかりの頃、
彼女がどうしても犬を飼いたいと言うので、
子供の頃から飼っていた馴染みのあるトイプードルを家族に迎えた。

名前は彼女が付けた。
ちゃんと犬の世話をするように言ったが、
程なくして私が面倒をみることになった。
どこの子供も同じである。

私は日本から黒猫の「ロコ」も連れて行っており、
相性はあまり良くなかった。
血縁関係のない雑多な共同生活が始まった。
暫くして、ペットショップにタダレたトイプードルの雄が売れ残っていたので家族の一員にした。
売れ残りだからと元夫が「ストック」と名付けた。

ストックは病気で先に亡くなってしまったが、
ナンシーは白内障になりながらも元気だったようだ。
「ようだと」言うのは、
手術のために面倒が見られなかったので、
元夫に預けたからだ。
その後は1度会ったっきり。

最近は、死に対して昔ほど悲しくは思わなくなった。遅かれ早かれ死は確実にやってくる。
これ以上の悲しみがなくなったのは、
母がこの世から去ってしまった時だった。

私は既に生前葬をしてるので、
いつ何処で死を迎えても構わないと思ってる。
それまで一生懸命生きるだけ。

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