日当たりのよい林床に新芽が出てきて、とってもかわいいのです。踏まないで、って言いたいんだけど、なんか平らに広いところなので、結構むずかしい…
このリボンちゃん、自動車の若葉マークにも似たこの芽は何か。見つけた日には、周りを見渡して、コブシの木がいっぱいあるので、コブシ??なんていいながらもなんだろうと言って帰ってきました。翌日メンバーがネットを駆使して発見!!これはエノキの赤ちゃんです。このあたりに結構いっぱい出ているので、残したい気分ですが、無理ね、きっと、ふまれちゃうか鳥についばまれるね。それにしてもかわいいカタチ
こちらは、双葉はカイワレ型、でもちっちゃな本葉がちゃんとイヌシデです。実にかわいい。この林はイヌシデが多く、今花がらがいっぱい林床に落ちています。
大きさはこんなです。爪よりもずっと小さい。これがあんな大木に育つなんて、すごいですね。一体何年くらいかかることでしょうか。
芽の周りにはイヌシデの花がらがいっぱい。
これは何のことやらさっぱり。ピンクの円の中には、上のかわいい芽が生えているところに細い枯れ枝で囲って印をしてみたんですけど…。芽が小さくて囲いしかわかりません。
一方こちらは、群生しているホウチャクソウの芽です。多分ホウチャクソウです。
ホウチャクソウは根で増えるようですので、どんどん広がったのでしょう。芽には毒があるそうですよ!! ホウチャクソウは宝鐸草と書きます。お寺の建物の軒先についている風鈴(風鐸)のことです。花の形を宝鐸に見立てての名付けです。かわいい白い釣鐘型の花が並んで咲きます。ナルコユリやアマドコロとよく似ていますが、ホウチャクソウはユリ科チゴユリ属で、ナルコユリなどはナルコユリ属なのだそうです。秋にはきれいな黒いまあるい実をつけます。
林を通る方にもわかるように札を立ててみました。