会社の玄関でバッタを発見。
7月に見かけるのは早い?普通?暑さの影響?周囲を取り巻く自然環境?
今宵はMBC松下幸之助研究会に参加のため近江町交流プラザへ。
隣室は集団接種会場になっていました。
接種作業はされていませんでしたが、会場を間近の生で見たのは初めてですかね。
本日の講演は研究会長自らで、松下幸之助氏のリーダー性について。
聴きながら思い出したのは、某工業の社長だった方(故人)が言われていた「リーダーとボスは違う、リーダーになれ」でした。
当時はイメージを具体化するために社内スタッフの特定人物を指して例示してもらいました。
分かりやすい図もあり、ノッポが生業としている「エンジニア」の役割も描かれています。
件の社長は現場での作業や指示を厭わず、また膨大な知識や情報を駆使しつつ様々な、時には突飛な提案を打ち出すといった具合で、スタッフには頼もしく、時々???なこともありましたが一同して疑いなく数多くのプロジェクトにまい進していました。
そうなると思い出すのが、歴史街道の2018年6月号「今の日本に求められているのは「大久保的」人材である」で紹介されていた記事です。
組織変革に必要な3つのキャラクターとして、教師(Teacher)、推進者(Go-Getter)、懐疑者(Skeptic)が挙げられ、維新の三傑である大久保利通、西郷隆盛、木戸孝允が順にそれぞれ該当するものとのことでした。
(「歴史街道」2018年6月号)
今思うと、件の社長は教師と推進者を兼ねていたと思えますが、残念ながら懐疑者が居なかったために数多のプロジェクト関係を客観的に解析する目を持ち合わせておらず、成否を問われればほとんど成と言えない結果に終始したように思えます。
一般的な会社体制からすると懐疑者は反主流と見られるので立場上は難しく、誰も声を大にできないかと思いますが、歴史が証明していることからも組織内の人員配置、スタッフに自任を促す風土作りなど、進め進めの一辺倒ばかりでなく、逆に批判や文句に終始するばかりでもない、発展的な検討と計画、そして実行がされる環境形成が求められますかね。
自称エンジニアのノッポが目指す姿でしょうか?
各会員のスピーチで順番が回ってきたノッポです。