欧州には、以前からRJ分野を目指す機体があった。
そのひとつがコレ..RJ-85旧型名BAE146である。
小型4発ジェットエンジンに上翼を採用しているのは、
STOL性を高め、都市部の空港でも騒音対策運用可能な
急上昇-急下降運行を狙ったもの。(ロンドンシティ空港で運用)
設備が貧弱な悪路悪地空港に、滑走路が1200Mと短くても運行が出来る。
軍用輸送機の思想が強いので、軍隊でも運用している。
生産は止まったが、今も世界中で飛んでいるRJの名機だ。
この話題も毎年この時期に書いて、今年は3回目...
今年の4月に全日空がローンチカスタマーになり正式にGO
だが...
決して飛行機製造メーカーとしては悪くない..
あと..間違っても新参者ではない。
人々は、日本で久々の旅客機とか言うけど、
ちゃんと..ビジネスジェット機を作っていた。
たたし..その機体の販売網はM社ではない。
その名前は..レイセオン---ビーチジェット。
この機体の設計は、ずばりM...
日本製といっても過言ではないような気がする。
ちなみに、自衛隊機には同型機があって
こちらはMUという形名がついている。
それでも..この分野は...
ハッキリ言って、かなり出遅れている。
雰囲気で言うと、100M競争で3秒以上送れて出発した雰囲気である。
しかも、この機体の世界市場は上限枠がある。
一番儲かりそうな欧米市場は
とっくに、エンブラエルとボンバルディアの2分で
ほとんど独占されてしてしまった。
欧米の大手会社のコミューター部門機は
50機単位で、すでに導入済みの状態からの戦いとなる..
しかも、現在は、
更に、新参者が現物機を引き下げて登場している。
1つがロシアが中心で作った..スホーイ100....
もう1つが、以前中国でOEM生産したMD80/90型機の設備と技術
活用して今風に作り直した ARJ21である。
どちらも、
MRJと全く同じ..70人クラスと90人クラスの2種類を作っている。
しかも..
この2社は後発組みの3社でも先行している。
いずれも今年の初頭に実際の機体が、試験飛行が成功していて、
生産開始寸前の状態で、滞空証明の取得に躍起といったところである。
特にロシアのスホーイはイタリアやアイスランドの
航空会社が購入を決定しているうえ、
今年になって日本にデモ飛行にやってきた。
ここでそんな出揃った段階で比較してみると..
エンブラエル.................ボンパルデイア...............スホーイ
ブラジル．．．．.............．カナダ.．............................ロシア
EMB-170.....................CRJ-700.............................JET100-70
EMB-190.....................CRJ-900.............................JET100-90
RJでなくE-JET..............カナディアのビジネス...........フランスゃ
として旅客機の．....．ジェットの改良がRJ...............ボーイングも絡んだ
仕様にした。................を作ったパイオニア。................国際協調機
現在一番売れている。. 10年前に飛んだ...............大統領の一声で
MRJはこの機体の．.．．EMBの出現の前は.............すぐに出来た。
思想影響が強い。..............ほぼ独占状態。...............後発だが営業に強い
本当は中国のARJ-21も並ぶけども、
まだはっきりしない要素がある。
もちろん、MRJも現物の姿形が無いので、掲示しない。
航空機市場で、同じ70人乗りと90人乗りクラスのジェット旅客機が、
なんと...5社も同時期に生産して並ぶのは、旅客機史上始めてである。
航空会社側から見れば、選べる楽しみも出てくるが....
これって..簡単に言うと、
RJ部門は、今後買い手市場になることがハッキリしている。
製造側が値段を決められなくなるのでは...
それって..ＹＳ-11の生産をやめなければいけなかった．．．
話に最終的に近くなってくるのではないかと思う。
しかも..この部門の機体は大型機と違い政治色が薄いとも言われるし...
しかも、この影響はA320やB737NGの販売に出てくる。
RJの機体価格が下がればレンタル価格も下がる。
それなら今まで737で3往復を価格の安いRJ2機体制で6往復
現在問題のパイロット不足も解消する。
日本の管制も、一時的に大挙する外人Pに対応するためか...
英語力の強化を図っている。
が、日本の場合..
羽田の発着枠と駐機設備不整備に不足の大問題がある。
関空や中部など最近出来た空港すら、設計段階で考慮すべき
内容にも思えたのだが..大型機対応で駐機設備は作られた。
今は色々言われているけど、両空港は本来の目的道理..
そのうちRJ機で地方を結ぶハブ空港になるような気がする。
国営でも、もう少し使わせてやるという態度よりは、
使う立場の航空会社とよく先行きを話した方が良いのでは..
(MRJは通産省で、関空と中部は国交省と..代表的な縦割り見本だけどね..)
話は戻るが、市場経済であるため、
我慢できないところから機体価格は下がる。
過去、ダグラスとロッキードが、そんな営業的熾烈戦から
どちらも民間航空機から撤退してしまった。
今回はどう転ぶのか。
ちなみにＭＲＪのおらの感想だが..
営業と技術のバランスが取れてない機体。
売れないのは実績の無さ。
省エネと技術で勝負した
過去の目新しい飛行機の販売は..ほぼ失敗している。
なんで最初は軍用仕様で実績を作れなかったのか...
さらに..
エンジンを翼の下に付けたので、高位置のボディになった..
低燃費主導の概念からかもしれないが
これでは高位置で荷卸が大変で軍用に転用しずらい..
更にボーディングブリッジが必要など..
大掛かりな地上設備が必要。
なんせ....この機体の営業先は大変失礼だがＯＤＡ的に
相手をする貧乏国しか残っていない。
要は導入すると負担が増える話もチラホラ...
ちなみに..
この話にクリアーはボンバルデイァと中国のARJ-21..
どちらもリアエンジン機で機体高を下げた。
ついでだが、エンブラエルですら...
最初に出来たＥＭＢ-145はリアエンジン機で
低位置での機体で扉が昇降階段になっている。
170/190はエンブラエル現状顧客の意見から..
実績も１０年以上ある..間違っても..
そんな欧米大手の高級客は残ってないような気がする。
欧米では格安会社の分野が残っているが、
これらの会社は、地上設備に金をかけないのが基本、
ケチるために貨物上屋をターミナルに改造して、
駐機料金をケチるなんて平気でやる会社に
ボーディングブリッジなんか邪魔である。
蛇足だが、ロンドンシティ空港の運用光景をよく見たほうが良い。
街の真ん中空港のトーイングカーも要らない運用だったりする。
この空港運用をクリアーできないと先がないと思う。
更に後発組ＡＲＪ-21は他機に比してボーデイがでかい
大体DC-9の製造設備の実績で生産している。
軍用輸送機分野に対応可能だ。
こんなことを視ていると20年/40年前に出現したこれらの機体..
ＢＡＥ-146/ＶＦＷ-614は競争が少ない時代で
そこまで考えていた。
技術に傾くと営業がおろそかになる典型だろうか...
素人の、おらなんかの低ラベル話より
国家的に、やると決めた話なのだから、
かなり、高等な戦略があるためだと思うが..
★★★関連ブログ★★★
→YSXの相手なのだ.....
→エアバスの立役者なのだ.....
→未来予想図2なのだ.....
→CXL機なのだ.....
→今ローンチは3機種なのだ.....
→週末は...なのだ(ロンドンシティ空港の話).....
※これは西ドイツが40年近く前に作ったVFW-614..機体自身は今のRJそのもの..
エンジンの取り付け方は、ホンダジェット以前に存在していた。
ただし目的は違って、主に悪地空港で、エンジンに砂などが入らないように
するためだった。..あとSTOL性能も高く1200M滑走路はおろか800M滑走路も
条件によっては離着陸可能という..性能を有していた。
蛇足だが、この取り付け方だとエンジン騒音も減るのだそうだ。
さらに、技術的には使用ジェットエンジンに 試作であるがGTFを
当時に採用しようとしていた。 そんな技術的には超最先端だったが.
営業的には、ほとんど売れずに、そのまま生産中止に追い込まれた。
いくら技術が凄くても、売れなければ最新技術諸共、失敗である。
今から考えてみると、フォッカー機も含め歴史に埋もれてしまった..
非常に惜しい機体であった。
そのひとつがコレ..RJ-85旧型名BAE146である。
小型4発ジェットエンジンに上翼を採用しているのは、
STOL性を高め、都市部の空港でも騒音対策運用可能な
急上昇-急下降運行を狙ったもの。(ロンドンシティ空港で運用)
設備が貧弱な悪路悪地空港に、滑走路が1200Mと短くても運行が出来る。
軍用輸送機の思想が強いので、軍隊でも運用している。
生産は止まったが、今も世界中で飛んでいるRJの名機だ。
この話題も毎年この時期に書いて、今年は3回目...
今年の4月に全日空がローンチカスタマーになり正式にGO
だが...
決して飛行機製造メーカーとしては悪くない..
あと..間違っても新参者ではない。
人々は、日本で久々の旅客機とか言うけど、
ちゃんと..ビジネスジェット機を作っていた。
たたし..その機体の販売網はM社ではない。
その名前は..レイセオン---ビーチジェット。
この機体の設計は、ずばりM...
日本製といっても過言ではないような気がする。
ちなみに、自衛隊機には同型機があって
こちらはMUという形名がついている。
それでも..この分野は...
ハッキリ言って、かなり出遅れている。
雰囲気で言うと、100M競争で3秒以上送れて出発した雰囲気である。
しかも、この機体の世界市場は上限枠がある。
一番儲かりそうな欧米市場は
とっくに、エンブラエルとボンバルディアの2分で
ほとんど独占されてしてしまった。
欧米の大手会社のコミューター部門機は
50機単位で、すでに導入済みの状態からの戦いとなる..
しかも、現在は、
更に、新参者が現物機を引き下げて登場している。
1つがロシアが中心で作った..スホーイ100....
もう1つが、以前中国でOEM生産したMD80/90型機の設備と技術
活用して今風に作り直した ARJ21である。
どちらも、
MRJと全く同じ..70人クラスと90人クラスの2種類を作っている。
しかも..
この2社は後発組みの3社でも先行している。
いずれも今年の初頭に実際の機体が、試験飛行が成功していて、
生産開始寸前の状態で、滞空証明の取得に躍起といったところである。
特にロシアのスホーイはイタリアやアイスランドの
航空会社が購入を決定しているうえ、
今年になって日本にデモ飛行にやってきた。
ここでそんな出揃った段階で比較してみると..
エンブラエル.................ボンパルデイア...............スホーイ
ブラジル．．．．.............．カナダ.．............................ロシア
EMB-170.....................CRJ-700.............................JET100-70
EMB-190.....................CRJ-900.............................JET100-90
RJでなくE-JET..............カナディアのビジネス...........フランスゃ
として旅客機の．....．ジェットの改良がRJ...............ボーイングも絡んだ
仕様にした。................を作ったパイオニア。................国際協調機
現在一番売れている。. 10年前に飛んだ...............大統領の一声で
MRJはこの機体の．.．．EMBの出現の前は.............すぐに出来た。
思想影響が強い。..............ほぼ独占状態。...............後発だが営業に強い
本当は中国のARJ-21も並ぶけども、
まだはっきりしない要素がある。
もちろん、MRJも現物の姿形が無いので、掲示しない。
航空機市場で、同じ70人乗りと90人乗りクラスのジェット旅客機が、
なんと...5社も同時期に生産して並ぶのは、旅客機史上始めてである。
航空会社側から見れば、選べる楽しみも出てくるが....
これって..簡単に言うと、
RJ部門は、今後買い手市場になることがハッキリしている。
製造側が値段を決められなくなるのでは...
それって..ＹＳ-11の生産をやめなければいけなかった．．．
話に最終的に近くなってくるのではないかと思う。
しかも..この部門の機体は大型機と違い政治色が薄いとも言われるし...
しかも、この影響はA320やB737NGの販売に出てくる。
RJの機体価格が下がればレンタル価格も下がる。
それなら今まで737で3往復を価格の安いRJ2機体制で6往復
現在問題のパイロット不足も解消する。
日本の管制も、一時的に大挙する外人Pに対応するためか...
英語力の強化を図っている。
が、日本の場合..
羽田の発着枠と駐機設備不整備に不足の大問題がある。
関空や中部など最近出来た空港すら、設計段階で考慮すべき
内容にも思えたのだが..大型機対応で駐機設備は作られた。
今は色々言われているけど、両空港は本来の目的道理..
そのうちRJ機で地方を結ぶハブ空港になるような気がする。
国営でも、もう少し使わせてやるという態度よりは、
使う立場の航空会社とよく先行きを話した方が良いのでは..
(MRJは通産省で、関空と中部は国交省と..代表的な縦割り見本だけどね..)
話は戻るが、市場経済であるため、
我慢できないところから機体価格は下がる。
過去、ダグラスとロッキードが、そんな営業的熾烈戦から
どちらも民間航空機から撤退してしまった。
今回はどう転ぶのか。
ちなみにＭＲＪのおらの感想だが..
営業と技術のバランスが取れてない機体。
売れないのは実績の無さ。
省エネと技術で勝負した
過去の目新しい飛行機の販売は..ほぼ失敗している。
なんで最初は軍用仕様で実績を作れなかったのか...
さらに..
エンジンを翼の下に付けたので、高位置のボディになった..
低燃費主導の概念からかもしれないが
これでは高位置で荷卸が大変で軍用に転用しずらい..
更にボーディングブリッジが必要など..
大掛かりな地上設備が必要。
なんせ....この機体の営業先は大変失礼だがＯＤＡ的に
相手をする貧乏国しか残っていない。
要は導入すると負担が増える話もチラホラ...
ちなみに..
この話にクリアーはボンバルデイァと中国のARJ-21..
どちらもリアエンジン機で機体高を下げた。
ついでだが、エンブラエルですら...
最初に出来たＥＭＢ-145はリアエンジン機で
低位置での機体で扉が昇降階段になっている。
170/190はエンブラエル現状顧客の意見から..
実績も１０年以上ある..間違っても..
そんな欧米大手の高級客は残ってないような気がする。
欧米では格安会社の分野が残っているが、
これらの会社は、地上設備に金をかけないのが基本、
ケチるために貨物上屋をターミナルに改造して、
駐機料金をケチるなんて平気でやる会社に
ボーディングブリッジなんか邪魔である。
蛇足だが、ロンドンシティ空港の運用光景をよく見たほうが良い。
街の真ん中空港のトーイングカーも要らない運用だったりする。
この空港運用をクリアーできないと先がないと思う。
更に後発組ＡＲＪ-21は他機に比してボーデイがでかい
大体DC-9の製造設備の実績で生産している。
軍用輸送機分野に対応可能だ。
こんなことを視ていると20年/40年前に出現したこれらの機体..
ＢＡＥ-146/ＶＦＷ-614は競争が少ない時代で
そこまで考えていた。
技術に傾くと営業がおろそかになる典型だろうか...
素人の、おらなんかの低ラベル話より
国家的に、やると決めた話なのだから、
かなり、高等な戦略があるためだと思うが..
★★★関連ブログ★★★
→YSXの相手なのだ.....
→エアバスの立役者なのだ.....
→未来予想図2なのだ.....
→CXL機なのだ.....
→今ローンチは3機種なのだ.....
→週末は...なのだ(ロンドンシティ空港の話).....
※これは西ドイツが40年近く前に作ったVFW-614..機体自身は今のRJそのもの..
エンジンの取り付け方は、ホンダジェット以前に存在していた。
ただし目的は違って、主に悪地空港で、エンジンに砂などが入らないように
するためだった。..あとSTOL性能も高く1200M滑走路はおろか800M滑走路も
条件によっては離着陸可能という..性能を有していた。
蛇足だが、この取り付け方だとエンジン騒音も減るのだそうだ。
さらに、技術的には使用ジェットエンジンに 試作であるがGTFを
当時に採用しようとしていた。 そんな技術的には超最先端だったが.
営業的には、ほとんど売れずに、そのまま生産中止に追い込まれた。
いくら技術が凄くても、売れなければ最新技術諸共、失敗である。
今から考えてみると、フォッカー機も含め歴史に埋もれてしまった..
非常に惜しい機体であった。
| →ＭＳＦＳをやりたい方は.. どうぞ..  |  →ＦＳ2004専用 無償飛行機リスト こちらから.. |
|
 →ＭＳＦＳ初心者の方は.. どうぞ.. | 暗い部屋でも出来る.. 飛行機趣味へGOしましょ! →LIVE ATC.. 航空無線をライブで... →frightaware.. 飛行機の発着状況ライブで... →frightaware.. 空港のライブカメラで... →KLAXロスのASR 空港監視レーダーをライブで... 無償でお楽しみください!! | |
→Fsゲームを手作りしよう ..... Fsゲームでエコ.... ネット閲覧機/3Dゲーム機を分離しましょ | 世界のFS界..主要サイトはココだ.. →AV.SIM.. 世界最大..入会が一番... →Fsnodic.. 北欧に強いサイト... →AVSIM RUSSIA.. ロシア語は呪文ゲームの攻略だ... →DISCUSS.. アジアの飛行機情報はココ(FSも) ★税金製作..無償ウイルス対策ソフト! →CCCクリーナーはココ |
