一般的に空港は何処に設置してもいいでしよ..
と思う。
付け加えるなら騒音問題の起きない場所。
コレだけは認識されるが...
本当にそれだけでいいと思いますか...
そのくせ..飛び始めたら安全に飛ばそう..なんて言っていたり..
もっと、維持管理する役所の立場やら、営業運行する立場の航空会社
とか..専門家は口を出して良いと思うのだけど..
さて
飛行機を安全に運行したい人の立場だと
本当にその場所でいいの..
とかなる可能性もある。
まず素人でも分かる話を..
日本の空港は滑走路一本がほとんどだけど
その向きはどのようになっているか知ってますか..
基本は南北に設置されている。
コレは日本の風は年間通してみると..
寒い季節は北風で
暑い季節は南風の日が一番多いため..
飛行機にとって風は
一般人から視ると想像越えの重要なアイテムである。
次が空港のほとんどが海沿いにある。
コレは色々が理由があるけど、
逆に内陸に作るとどうなるか..
日本にも内陸型空港はある。
信州松本/花巻/山形
実は
この3空港は
日本の3大気流の悪い空港として運行関係者は要注意の空港なのだ。
周りに高い山があり、風が撒いてしまうという現象の中を
飛行機は無理して小さい滑走路を目指すことになる。
内陸型でも..
最近出来た広島/福島/大館能代/静岡はそうでもない..
山の頂上部を平らにして作った..
気流は安定したが不便この上ない場所になった。
接続公共交通機関を建設するのに困っているのだ。
内陸型は成田/熊本/釧路/青森もそうだけど..
これらの空港は悪天候の視界不良率が高い。
山登りをすると気がつくけど..
山は雨が降るとモヤってくる。
要は視程が悪いのである。
実際..熊本や釧路や青森の就航率の悪さは群を抜いていた。
仕方ないので
機械を入れて見えなくても着陸できるような空港になっている。
あと内陸型空港の理想から言うと滑走路を十字に配置して
どの風にも対応できるのが一番理想だ。
でも..コレが出来る日本国内空港はたったひとつ..羽田だけ..
(厳密には新潟/仙台もある)
ちなみにアメリカみたいに土地があって
重要な公共交通機関である飛行機が発着する内陸地方空港の大半は
2000Mクラスの滑走路が十字に配置。
人口の5万人程度の市営空港で、このレベルである。
でも..乗り入れるべき航空会社はこんな空港を避けて
ここ5年で、その地域拠点空港を決めて集中運行している。
現在はこんな豪華な空港も
地元のセスナ機が出入りしているだけだったりする。
去年ある記事を見て思ったけど..
福岡空港代替案は佐賀県の鳥栖が良いなんて
意見が出ていたけど..
交通の利便性は確かに良いけど、こんな内陸に作ると
十字に配した2本の滑走路が必要になる。
内陸は風が撒くのが常識だ。
現状でも福岡の南側進入は高い山に囲まれた谷間を降りていく。
こんなルートが認められたのは2年前の自動着陸装置がついてから..
今でも発着が空いていたら博多湾からの離着陸のみに規制されている。
福岡の南に位置する..
鳥栖はこんな背の高い山に囲まれた位置だったりする。
近くの場所変えたら..ならすぐ南に既設の佐賀県営空港もある。
よっぽど、滑走路と高速道路を延ばした方が金だけなら得策だ。
ついでだが..
こんな空港で、セコク1本滑走路で無理すると..こんな運行になる。
※海と陸は蓄熱が違う..分からないなら小学校へ...
畜熱と気流は中学校へ..なんで一連じゃないのという人は教育審へ..
こうなりたくなければ...十字に配した2本の滑走路が必要になる。
すると土地の収容面積と騒音補償エリアは半端じゃない。
ちなみに、現福岡板付空港は旧帝国軍が作った軍用飛行場で
その当時は性能の悪い飛行機を飛ばす上で、気象条件を見出した空港だった。
なので、
最高の風向き特性がある場所に、うまい滑走路配置をして作った。
基本的な飛行機の運航に必要な気象要件が最優先で設置したのだね。
この話は、今の現役パイロットは納得するはずだ。
(蛇足だが軍設置飛行場は意外と残っている...)
こんな話の企画ひとつ....地域講演のリップサービスなら...
何で海を埋めるのかというのも
馬鹿馬鹿しいけど、
それなりの正当な理由はあるということ。
ただしオラは賛成しないが...
以下...
飛行機にとって大事という
気象の話もついでにしておく。
今日の洗濯が出来ればいいんだよ...
という天気予報なんて..
気象庁がというけど、
本来の気象庁設置の経緯や業務は
船や飛行機が安全に運航できるための気象観測であった。
それが証拠に現在も長崎と神戸は海洋気象台になっているし
主要空港には気象庁の直営設置観測している気象レーダーがある。
しかも大きい空港は気象観測所も併設しているし、
その内容は航空機に向け、専用無線でATIS放送されている。
ということなのだ..
(あのFSの無線にもでるATISはこんな話)
大体..
ケーブルテレビなんか見ている人は
ウェザーニュースを視ているけど..
街の天気がすぐわかる..いいねぇ...
だが..
この気象会社だって20年前の元々会社はオーシャンツールといって、
世界中の船舶に対して運行気象情報を出していた気象情報提供会社だ。
あの気象予報士の試験だって..
大変失礼だが、わが家の天気が分かる解析より、
今日の飛行機の東京---大阪線は揺れますか..
の答えが言える人の方が、合格できるような試験内容になっている。
そういう意味では
このゲームは基本的試験対策に役に立つかもね...
あと..
意外と現役を退いたパイロットさんが一番最初に受ける試験が
コレだとか聞いたことがある。
しかも合格率が高い。
こんな自動操縦が主流の世界でも、
パイロットが普段から、気にして学んでいるのが気象なんですよね..
という話なのだ。
良いこと半分..悪いこと半分..なのだ世の中は....
と思う。
付け加えるなら騒音問題の起きない場所。
コレだけは認識されるが...
本当にそれだけでいいと思いますか...
そのくせ..飛び始めたら安全に飛ばそう..なんて言っていたり..
もっと、維持管理する役所の立場やら、営業運行する立場の航空会社
とか..専門家は口を出して良いと思うのだけど..
さて
飛行機を安全に運行したい人の立場だと
本当にその場所でいいの..
とかなる可能性もある。
まず素人でも分かる話を..
日本の空港は滑走路一本がほとんどだけど
その向きはどのようになっているか知ってますか..
基本は南北に設置されている。
コレは日本の風は年間通してみると..
寒い季節は北風で
暑い季節は南風の日が一番多いため..
飛行機にとって風は
一般人から視ると想像越えの重要なアイテムである。
次が空港のほとんどが海沿いにある。
コレは色々が理由があるけど、
逆に内陸に作るとどうなるか..
日本にも内陸型空港はある。
信州松本/花巻/山形
実は
この3空港は
日本の3大気流の悪い空港として運行関係者は要注意の空港なのだ。
周りに高い山があり、風が撒いてしまうという現象の中を
飛行機は無理して小さい滑走路を目指すことになる。
内陸型でも..
最近出来た広島/福島/大館能代/静岡はそうでもない..
山の頂上部を平らにして作った..
気流は安定したが不便この上ない場所になった。
接続公共交通機関を建設するのに困っているのだ。
内陸型は成田/熊本/釧路/青森もそうだけど..
これらの空港は悪天候の視界不良率が高い。
山登りをすると気がつくけど..
山は雨が降るとモヤってくる。
要は視程が悪いのである。
実際..熊本や釧路や青森の就航率の悪さは群を抜いていた。
仕方ないので
機械を入れて見えなくても着陸できるような空港になっている。
あと内陸型空港の理想から言うと滑走路を十字に配置して
どの風にも対応できるのが一番理想だ。
でも..コレが出来る日本国内空港はたったひとつ..羽田だけ..
(厳密には新潟/仙台もある)
ちなみにアメリカみたいに土地があって
重要な公共交通機関である飛行機が発着する内陸地方空港の大半は
2000Mクラスの滑走路が十字に配置。
人口の5万人程度の市営空港で、このレベルである。
でも..乗り入れるべき航空会社はこんな空港を避けて
ここ5年で、その地域拠点空港を決めて集中運行している。
現在はこんな豪華な空港も
地元のセスナ機が出入りしているだけだったりする。
去年ある記事を見て思ったけど..
福岡空港代替案は佐賀県の鳥栖が良いなんて
意見が出ていたけど..
交通の利便性は確かに良いけど、こんな内陸に作ると
十字に配した2本の滑走路が必要になる。
内陸は風が撒くのが常識だ。
現状でも福岡の南側進入は高い山に囲まれた谷間を降りていく。
こんなルートが認められたのは2年前の自動着陸装置がついてから..
今でも発着が空いていたら博多湾からの離着陸のみに規制されている。
福岡の南に位置する..
鳥栖はこんな背の高い山に囲まれた位置だったりする。
近くの場所変えたら..ならすぐ南に既設の佐賀県営空港もある。
よっぽど、滑走路と高速道路を延ばした方が金だけなら得策だ。
ついでだが..
こんな空港で、セコク1本滑走路で無理すると..こんな運行になる。
※海と陸は蓄熱が違う..分からないなら小学校へ...
畜熱と気流は中学校へ..なんで一連じゃないのという人は教育審へ..
こうなりたくなければ...十字に配した2本の滑走路が必要になる。
すると土地の収容面積と騒音補償エリアは半端じゃない。
ちなみに、現福岡板付空港は旧帝国軍が作った軍用飛行場で
その当時は性能の悪い飛行機を飛ばす上で、気象条件を見出した空港だった。
なので、
最高の風向き特性がある場所に、うまい滑走路配置をして作った。
基本的な飛行機の運航に必要な気象要件が最優先で設置したのだね。
この話は、今の現役パイロットは納得するはずだ。
(蛇足だが軍設置飛行場は意外と残っている...)
こんな話の企画ひとつ....地域講演のリップサービスなら...
何で海を埋めるのかというのも
馬鹿馬鹿しいけど、
それなりの正当な理由はあるということ。
ただしオラは賛成しないが...
以下...
飛行機にとって大事という
気象の話もついでにしておく。
今日の洗濯が出来ればいいんだよ...
という天気予報なんて..
気象庁がというけど、
本来の気象庁設置の経緯や業務は
船や飛行機が安全に運航できるための気象観測であった。
それが証拠に現在も長崎と神戸は海洋気象台になっているし
主要空港には気象庁の直営設置観測している気象レーダーがある。
しかも大きい空港は気象観測所も併設しているし、
その内容は航空機に向け、専用無線でATIS放送されている。
ということなのだ..
(あのFSの無線にもでるATISはこんな話)
大体..
ケーブルテレビなんか見ている人は
ウェザーニュースを視ているけど..
街の天気がすぐわかる..いいねぇ...
だが..
この気象会社だって20年前の元々会社はオーシャンツールといって、
世界中の船舶に対して運行気象情報を出していた気象情報提供会社だ。
あの気象予報士の試験だって..
大変失礼だが、わが家の天気が分かる解析より、
今日の飛行機の東京---大阪線は揺れますか..
の答えが言える人の方が、合格できるような試験内容になっている。
そういう意味では
このゲームは基本的試験対策に役に立つかもね...
あと..
意外と現役を退いたパイロットさんが一番最初に受ける試験が
コレだとか聞いたことがある。
しかも合格率が高い。
こんな自動操縦が主流の世界でも、
パイロットが普段から、気にして学んでいるのが気象なんですよね..
という話なのだ。
良いこと半分..悪いこと半分..なのだ世の中は....