FS2004 と XPLANE 日記

MSFS2004 と Xplane の遊び方

ロシアの飛行機なのだ

2006-10-09 07:32:23 | 航空機から



今朝は、ふと思い出した話から。

普通に考えると、今でも、ロシア(旧ソ連)の飛行機は、性能が一段落ちるなぁ...
思っている人が多数だろう。

実際、旅客機の分野では、中国なんか、結構ロシア機が飛んでいたけど、
今ほど市場開放してない当時から、中国の航空機製造メーカーだった。 
上海航空機製造所 という所を利用して、アメ機のOEM生産をして、
その機体を、中国国内線にも利用していた。

でも、決して笑えない一面もある。

おらが、小学校に行っていた頃、函館空港に、その当時、
行き来きができなかったという 鉄のカーテン を超えてきたという
ソ連の戦闘機が強制着陸してきた。

その当時の最新鋭戦闘機 MIG-25 だったと思う。

まあ、搭乗員が亡命するために飛んできたんだけど、
これは、すごいとばかり、すぐに、どんな飛行機か分解していたような
光景が、連日ニュースになっていた。

それで、最初の頃のニュースは、この飛行機はICやトランジスターも
入っているけど、真空管も多用している。
で、その当時のニュースの解説は、 物が無いとは聞いてましたけど.....
といった具合だった。
(実際、社会主義時代後半は、食べ物すら無い時代が続いていた。
 このあたりの話は、旧ソ連旅行記あたりが、HPでも公開してある
  みたいなので、そっちでも読んでもらいたい。)

ところが、3日後くらいだったか、突然ニュースの解説が変わり、
様相も変わったような気がする。(おらも,恐ろしくなってきた。) 

真空管 を採用した理由は 核戦争でも チャンと飛行機を
飛ばせるようにするための対策だったのだ。 

今では、ピンとこないけど、その当時は、核ミサイルがしっかり、
日本もターゲットにはいっている。 冷戦と呼ばれる時代だったのだ。

この話は、近年だと 映画007ゴールデンアイ にも出てくる。
ただし、この時、落ちた戦闘機はロシア機だったけど、本当は未対策なのは
西側機だという、イギリス流のジョークに気づかれた方が何人いるやら....

実は、この ゴールデンアイ みたいな役目をする核兵器が開発中だ。
今までは、かなり低い高度で炸裂させて街ごと破壊するのが、目的だったが、
小型核兵器(今ある大型でもできる)といって、高空で炸裂させて、
強力な電磁場を発生させ、地上の広範囲な電子機器を破壊して、
通信網が無くなってから、侵攻しようという物らしい。
(しかも、地上は無傷で、地上はというと、電子機器が使えない...
電子制御エンジンの自動車も動かない...電車も、テレビに携帯、
ラジオに電話(クロスバー交換機と黒電話は大丈夫だ...何セ、
半導体を使ってない。)と言った具合だ。 

実際、アメリカでも実証済みで、大気圏外核実験によって、過去にハワイが
停電してしまったことがある。
(この頃は、たまたま、テレビもラジオも真空管式が大半だった...)    

物事、よーーくみないと、我々の理解の度を越していることは、
常識のなかに、よくあるのだ。



 

     



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