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FS2004 と XPLANE 日記

MSFS2004 と Xplane の遊び方

テクニカル ランディングなのだ

2006-10-31 07:50:43 | 運行管理者 的FS

この空港はガンダー空港という。 大西洋線のテクニカルランディング
地点だったけど、今は無残というか........   我がFSは、 国内線の飛行機が
1日数本顔を出すだけ。  でも同時多発テロの時は50機越えの機体が非難。
今でも、2発エンジン機の緊急着陸地点として重要な役目はあるんだけど.... 


この言葉を明記してある国際線は、現在ほとんど無いと思う。
しかし、20年前までは当たり前のように明記されていた。

私が、始めてこの言葉を知ったのは、初めて海外に言った時の 大韓機の時刻表
その当時はお客が少ないせいか... 長距離線は1週間に3日ほどの運行で、
私が乗ったロンドン線なんか、後ろ半分は貨物を載せていた機体だった。
と言うわけでもないが、シッカリ アンカレッジに寄っていたが、この機はテクニカル
ランディングではなかった。

その飛行機とはNY行きだった。
この機は、当時B747SPといってジャンボを短胴化した機体で運用していたが、
ソウル発NY行きは直行だけど、帰りのソウル行きはアンカレッジに寄っていた。
この帰りの便が、テクニカルランディングと明記...
時刻は掲出されていたけど、客扱いが出来なかったと思われる。

推定だけど、帰りの西行き便は偏西風に立ち向かう経路なので、行きより燃料を
食うのだろうと思う。  FSは偏西風が無いからこんな知識はいらないけれど、
本物の飛行機は、色々な面で操縦が異なると容易に推定できる。

話は脱線するけど、以前FS操縦ごっこをやっていた青年が、
全日空機をハイジャック。
理由は、本物の飛行機を操縦したかったと、戯けた事を言っていたが、
ゲームごときで、本物が出来るんだったら誰も苦労しない。
これは、どんな商売も同じであって、パイロットを体験したいのだったら、
本物のフライトスクールに通われることを勧める。
(そんな人から見ると、Fsはおもちゃだそうだ..確かにそうだけど...)

さて、話は戻るけど、昔は飛行機の性能上、途中寄航が当たり前のように
行われていたが、現在どうしても必要と言う路線は、日本からだと
南米ブラジル行きのみと思われる。
でも、この路線以前からアメリカ国内に寄っていたおかげで、寄港地でもお客扱い
ができるらしくテクニカルランディングと明記されて無い。
日本出発路線には、こんなスタイルの路線が残っていて、成田発カイロ行きは
途中マニラにバンコック キャセイも中距離線の香港行きなのに台北に寄ったり
と言った具合で、未だに寄航しているけど、これは営業上東京発が儲かるから
未だに続行。  テクニカルランディングの跡形運行といったところか...

ところで、以前アンカレッジの話をしたけど、日本にも似た役目の空港があった。
千歳空港。 今も4000Mのロング滑走路を所有している理由は、以前
東南アジア方面の貨物専用機が、ここで燃料補給するためだった。
これは、これが本意でのテクニカルランディングである。
しかし、ロシアが開放政策になると、そんな飛行機は樺太に、この地を変更。
燃料代に寄航代など、コストが安かったのだ。

最近は、この手の話が国内寄航にも影響している。
小松空港には現在 貨物会社の専用機が週3便程運行しているけど、
全て西回りで、小松の次は香港寄航に統一されている。
先月までは、東回りのアラスカ フェアーバンクス行きもあったけど、
運行休止になってしまった。
理由は燃料の高騰だけど、2700Mしかない小松の滑走路で重い荷物を載せて、
フェアーバンクスまでの燃料を積んでの離陸が出来ないのだ。
そこで、この便は千歳にテクニカルランディングをして、たっぷり燃料補給後、
長い滑走路で悠々と離陸という運行をしていた。
しかし、飛行機が一番燃料を食うのはFSをやっていたら分かるけど、
離陸の時なのだ。
今回の燃料高騰は放置できなかったらしい。

おらは思うけど、旅客も貨物も、 昔はテクニカルランディングだったけど、
今はコストランディングといったところかな.. と思うのだ。



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