歴史の流れなのだ

まぁ...おらの世代の人は、今日の内容は知っている人が多いかな...
航空会社の成り立ちみたいな話である。

昨日のＪＡＬというと..ＪＡＳとＪＡＬの合併した会社なのは
ご周知のトウリである...
ところが、この2つは全くここまでの道が異なる..

ＪＡＬは元々国策会社で、法律によって作られた..日本のフラッグキャリア
に対して、ＪＡＳの元は東亜国内航空と呼んでいた..
これ...広島を拠点とする　東亜航空　と　大阪拠点の　日本国内航空
更に、名前は出ないけど..北国航空..藤田航空など...地方出身の
小航空会社の合併で作られた。

まあ..日本の場合は長い間、法律で棲み分けされていたのが、
合併した理由という人もいるけど..
元々の成り立ちから考えると、地方に強いでなく..
地方出身会社連合のＪＡＳ、..元々グループ内のＪＴＡも同じかな...
とにかく、東京.福岡.大阪.札幌.那覇以外は運行しなかった
準国営会社のＪＡＬの構図がある。

よく、ＶＳ全日空の話をするけど、おらの目から見ると、
上の5都市相互間以外飛ばせなかった...という話が、
今日まで尾を引いているような気がする。
ＡＮＡの最大株主は、名古屋鉄道だったり...
名古屋は以前からＡＮＡ...中部発着の国際線まで、色がついている..

ちなみに、ＡＮＡだって、元々の出身地は大阪の血も混ざってたりする。
　
さてさて、今日の1シーンはアラスカ..アンカレッジ....
この会社..よく出てくるけど..というのも、
現在は国際航空宅配輸送のフェデックス社に合併..
成田の発着枠を一杯持っている..あのフェデックスの基を作った会社である。

海外は今日も、色々と社名変更や合併が続いている。
航空業界は、一見かっこよくみえるけど、
元々、世間の荒波で漁をする独航船みたいな雰囲気を感じる..
まぁ、最近は本物業界では魚の取りすぎと消費減で無くなった..
母船式操業が増えてますけどね..

まぁ...おら一人の感覚だが....