のりたま日記

平凡な日常でも
 愉しいこと探せばいっぱいあるはず

手続き

2015-10-10 | 思うこと
みなさま、温かいコメントをお寄せいただきまして
ありがとうございました
とても励みになります

父は平成4年に初めて心筋梗塞で救急入院してから
二十数年が過ぎました
この間、何度もカテーテル検査をして
ステントも数か所入っています
救急車で運ばれたこともあります

その度に立ち会っていますが
医学の進歩をめざましかったです
技術も機器も素晴らしく進歩しました

本当によくぞここまで生かしていただきました
感謝、感謝です

父の葬儀は
親族のみの家族葬と相成りました

六人の孫と三人のひ孫たちも全員集合してくれました

とっても静かな葬儀でした

二十数年前の義父のお葬式は
オットも現役だったし、アジア大会に携わっていたので
それはもうてんやわんやの真冬の自宅葬でした
葬儀と言うよりは
イベントと言ってよかったです
もちろん、嫁の身としましては
お茶出し、お布施準備と忙しいのは当たり前ですが
お別れ式とは程遠いものでした

故人の送り方はそれぞれですね
もちろん送られる方の想いもそれぞれだと思います

ただ、今の私の正直な想いを言うならば
この度、親族だけでゆったりと送れたのは
本当にありがたかったです

孫のコウキが目を真っ赤にして鼻声で
「おばあちゃんが一番悲しいはずなのに
 どうして泣かないの?」と
 素朴な質問をぶつけて来ました

「悲しすぎると涙が出んのよね」と
 応えました

本当にどうして涙が出ないんだろうね?
 泣き虫なのに自分でも不思議です

 好きなデニムのシャツを着て
 笑っている父の遺影

 式の間、お経を聞きながら
 ずっと向き合っていました
 
 お陰さまで心静かにちゃんとお別れできました

いろんな手続きは想像以上にたいへんです
認知症の母がいますので
資料集めが思うように進みません

今は弟と二人で毎日走り回っています
その度に頭を打っては振り出しに……
人生勉強だと思ってがんばります  

みなさん、私は元気です
頭を打つのも快感に変わりつつある今日この頃です
コメント (2)
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