わくわくプロジェクト ~食べました!遊びました!学びました!~

2014年12月01日 | 子育ち教室/わくわくプロジェクト

  11月29日(土)30日(日)
かわゆい2歳と3歳の男の子3人、父母3組、5歳のお兄ちゃん1名、スタッフ8名、合計18名
いままでで一番平均年齢が若いメンバーで
志摩の秋を満喫してきました!
天気を心配しましたが、ひろがりは運が強く、
今回も、往復や休憩時は雨、活動時は晴れ
とても暖かい小春日和で楽しく過ごしてきました。

オリエンテーションでまずは、自己紹介
今回のねらいと予定を確認し、体操したら、さあ、ひろがり特性カツカレー
     普通食
                         中期食(押しつぶし練習食)



お子さまの食形態を確認しつつ
食べる姿勢、食べかたをみんなで確認、観察
「う~ん、なかなか、どうしたらもっと楽に、もっとおいしく、たくさん食べられるかなあ」
                  


食後、暖かな太陽が顔を見せ始めたため
急きょ、予定変更して)


散歩。ドリームカー(おんぶ型乗り物)にはじめて乗ってごきげんでした
坂をのぼると、展望台、町が一望できたけど、風がでてきたよ (*ドリームカーは、障がいの重いお子さんも安心して乗ることができ、
  いつもと違う景色や感覚を楽しむことができる車です。

実は簡単なスイッチで、自分で運転することもできるんです。開発者は
  ふれあい体操著者なんですよ)


2時から、お子様たちは、体操して
  遊んで  遊んで眠って 運動して お話して 遊んで・・・


 父母は勉強です
 食べるということを、クッキーとお茶を使って
 いろいろ体験しながら、唇、舌、ほほ、あごなどの役目を知りました 身を以て子供たちの大変さ、頑張りを体験しました

 「反省することばかりです!」「知らなかったー!」
 「こっちが食べたいのに、別のものがいきなり口にきたらやめてよですね
  介助の仕方、言葉かけの大切さなど気づかされました。でも、生活の忙しさ
 の中で、なかなか理想どうりにはできないのもわかりますよね。気づくことが
 まず大事ですね。できるところから無理なくはじめればいいんですよ。
  そのあと「食べる機能と食形態」「姿勢と介助の仕方」を学びました。
  刻むだけではなぜうまくたべられないのでしょうか?

  きらいでたべないと思っていたら、食事形態があっていなかったために
  食べにくかっただけだったのかも?
  しっかり飲み込むには?咀嚼するために必要なことは?
 「唇を閉じること、下唇にスプーンをのせ、上唇で取り込むこと」
  実技も真剣に取り組みました

  夕食は、志摩の刺身盛り合わせたっぷり



  子供たちは 
   松阪牛もお刺身も食べました
  大人は三重牛のすき焼き風煮、お刺身いっぱい
  三重鶏のからあげ

  ・・・・・・

  夕食あとは、冬の花火大会


  お子様たちは、一応毛布にくるまり(でもまあまあ暖かくて気持ち良い夜)


  I君パパとお兄ちゃんが大活躍の花火大会でした。


  夜空にパッと咲き誇る光の花、火の花を見て

  何をみなさんは感じたのかな。

  夜は延々と


  アルコールとともに、楽しい話、なつかしい話、つらい思い出、これからのこと・・・


  話すことは放すこと、聴くことはやさしさかな 


  

  朝は、またまたまばゆいばかりの陽射しの、春のような暖かさ
  散歩にいくお子様とご家族、まだ眠っているお子様・・・
  朝食は、ひろがり丸パン、ミネストローネ、りんごジャム、オムレツ、野菜サラダ、大内山ヨーグルト・・・
          

                             
                   みんな上手になりましたね 
  お母さん、お父さんも、やさしく、素敵な食べるお手伝いができるようになりました


  記念記録ノートを書いて
  恒例の全員写真をパチリ


  お疲れ様でした   

  
  








平成26年度 第1回 わくわくプロジェクト  ~ワクワクどきどき体験の夏~

2014年07月07日 | 子育ち教室/わくわくプロジェクト

7月5日(土)6日(日)

 伊勢志摩の別荘地に、なんと
「広がりの家」があるのです
 名フィルエール基金をいただくことになり、
 今年も わくわくプロジェクト(宿泊生活研修)
 第1回を行うことができました。
 重い障害のあるお子さんとご家族、2組が
 名古屋から遠路はるばる参加してくださいました 
 「ひろがり」のスタッフ7名とともに
 2日間、いろいろな体験、研修をしました。

 はじめてのスイカ割り
 二人ともスイカをじっと見つめて

 真剣そのもの
 気合をいれて「エイ!」とひとふり
 なかなか割れませんでしたが
 いっぱい楽しめました。

 真剣勝負はこちらでも
 お兄ちゃんとマチャンの腕相撲勝負!

 今回の二人のお子さんは、
 食べる力を育てるための研修をじっくりしました
 食べる力は、人間の総合力です。
 自分が食べるための身体の感覚や動きを
 自分でコントロールできるために
 土台となる学習をたくさんしました。
 呼吸を深く楽にすること、楽に座ること、
 口のまわりの感覚を整え、唇、ほほ、あご、のどまわりなどを
 有機的に協調的に動かすこと
 たくさんふれあって、食べる準備の子育ての仕方を学びました。
 お肉大好きなミートガールは、肉をいっぱい食べました。肉を口にすると
 もぐもぐのスピードが増してニヤリと笑顔他のものも久しぶりに母と
 たくさん食べました。
 昨年は、入院が長く、ずっと口から食べてなかったため、
 4月からすこしずつ練習を重ね、今日はほんとによく食べることができました。

みんな感激でした
 草食系男子は、いつもは胃から管でラコールを入れていますが、今回は
食べるための心身の準備をしっかりして、味見をしました。
 口に食べ物が入ると、不思議そうにじっとしていましたが、そのうち口をもごもごさせてごっくん
力強く飲み込みました。吸引器も準備していつでも吸引できるようにして
 もう一口、なんともぐもぐごっくん!感動的な瞬間でした。
静的弛緩誘導法を活用して、しっかりとごっくんできるようにふれ、十分な準備をしたのですが
はじめてということで、心配しましたが、やはり力があるんですね。
おもゆと、野菜スープは気に入ったようで、何度も力強くごっくんできました。笑顔でごっくんする姿を見て、母もスタッフも超感動
残りは、胃から食べました。よかったね。
 
 昼食はカレーランチ
 さきほどのペーストは、この昼食のカレーのルー抜きのペーストでした。

 ディナーは、三重のおいしいお肉(お子さんは、なんと松坂肉)と海の幸でした。

 朝食は、フレンチトースト、ポトフ、ヨーグルト、サラダでした。
 ペーストはこんな感じ
 赤いのは、みんなで楽しんだスイカ割りのスイカでした。

 ふたりのお子さんは、なんとスタッフとお風呂に入ったんですよ。
 家族以外と裸のつきあいをしたのは、はじめてかも?
 あっという間のわくわくドキドキ2日間でした。
 ここには書ききれないいろんなことがありましたが、無事に二日間
 終えることができました。
 参加していただいたみなさんありがとうございました
 そして、名フィルエール基金に感謝です

 
 
 
 


№2 わくわくプロジェクト ゆったりしよう!

2013年12月25日 | 子育ち教室/わくわくプロジェクト
11月9日(土)10日  研修施設「志摩ひろがりの家」へ、小2のかわいい女の子、元気な弟、やさしいママ
小2のかっこいい男の子、明るいママの2組、関係の研修生、スタッフ、合計9名で
一泊2日の宿泊研修会に行ってきました。

 2時間半ドライブ お疲れ様 休憩タイムです。

 からだとこころの研修をみんなでしっかり行いました。  
                                            

 夕方から 散歩です。近くの公園、展望台までゆるやかな坂道です。


          
  
 

         夕食は ごちそうです。摂食のお勉強もばっちり。姿勢、介助の仕方、食形態

                    

母も、研修生も真剣です。でもおいしいです。



はじめて、母以外の人とお風呂に入ったRちゃん、どきどきだったけど、うれしかったね。いい思い出だよ。
       弟くんも、くつろいでいます。

        
         また、きてね

      




                                   

わくわくプロジェクト 8月

2012年09月20日 | 子育ち教室/わくわくプロジェクト

今年度3回目。

8月18~19日に、わくわくプロジェクトを行いました。

今回は大人の方が参加し
私たちスタッフも「ゆったり」しながらおこなうことができました。

まずは、いつものウェルカムメニューの……

カレー

これがなくっちゃはじまりません


おいしく食べておなかを満たし、ひと休みしたところで研修です。


研修なんていいますが
基本は「ゆったり」なのでみんなで一緒に
身体を休めましょうという感じですのでご安心を

事前に「こんなことを勉強したい」「これを教えて!」と
リクエストをいただいていたので一緒に考えました。

朝起きた時に、どうしたら腰がラクになるか?
これって永遠のテーマですよね~


研修の後はお待ちかね、おやつタイム

日頃のストレ……じゃない
疲れを吹き飛ばせ!

夏の風物詩 スイカ割り

みんなで一生懸命に割って、おいしいところだけをかぶりつきました!!
おいしかったよね~


晩ごはんにはこんな光景も


いつもお世話になってます。
あ、いえ、どうもどうも……
まま、今日は一杯
あ、ははァ では、遠慮なく


大人だからこその、ほほえましい光景です


2日目は少しバタバタしましたが
いつもの記念撮影のあとに
ひろがりの家から車で5分くらいの場所にある
英虞湾クルーズにいってきました。

これが今回乗船する、エスペランサです。


遊覧船とあって、ゆったりと運行しますが
乗組員(クルー)はとても楽しんでます




いいでしょ、いいでしょ??
なかなかこういう経験できませんもんね


下船後、現地解散の運びとなりましたが
今回も大満足していただきました。

ありがとうございます。
またきてね~ まってます


平成24年度 第1回目 わくわくプロジェクト

2012年04月27日 | 子育ち教室/わくわくプロジェクト

平成24年度、はじめてのわくわくプロジェクトが
3月24、25日におこなわれました。

前日はひどい雨と風で、天気が心配でしたが
当日は前日の雨がウソのように晴れました


今回のテーマは、こちら


2組の家族と、研修生、そしてスタッフが
ともにひろがりの家で過ごすなか
大切なことはなにか、そしてなによりたくさんふれあって
たくさん語って、たくさん実感して学びあうことを目標に
2日間を楽しく過ごしていきました。

ふれるということは?
ひろがるということは?

そんなことを実感して子どもの立場で考えながら
けれども親としての気持ちやねがいを尊重しながら
なにができるだろうと考えました。


けれども、勉強するだけでは疲れます。
楽しむことも大切ですよね。
ゆったり息抜きをする時間はたくさんの笑顔にあふれます


近くの公園へ散歩に出かけ


ドリームカーでおんぶの感覚を楽しみ


おいしい夕飯を食べて


そうそう、忘れてはいけない、お刺身
これがなきゃ、ひろがりの家にきた意味がない
新鮮な食材を楽しむことも、ここでのお勉強のひとつなのです


普段は体験できない貴重な体験をすることが
わくわくの目的のひとつでもあります。
子どもたちにとっては旅行
保護者にとっては日々の疲れを癒すひととき。
なにもかも忘れて純粋に楽しんで
心も身体もゆったり休めることができるのも
この宿泊研修の魅力です


最後はもちろん

記念撮影


名残惜しそうに帰っていく親子の姿が
なんだかとてもうれしかったです
それだけ大満足だったのですね


またきてね。おまちしてまーす


わくわくプロジェクト

2012年03月09日 | 子育ち教室/わくわくプロジェクト
三重県志摩市鵜方町にある「広がりの家」にて
わくわくプロジェクトを平成23年11月17、18日におこないました。



障がい児親子、支援する人たちで
宿泊生活研修会をしました。





障がい児が自分の身体に気付き
リラックスしたり楽に座る研修をしている間
兄弟はおやつづくりに取り組みました



おいしそうなデザートをみんなで食べました
障がいのある子も適切な介助、食べさせ方により
おいしく、楽しく食べることができました





先生、お父さんと一緒に「のこったのこったエイ

(あれっ、向こうで誰か寝てますけど……)



夕食です。
メニューは牛肉のすき焼き風、かぼちゃのアンチョビソテー
マッシュポテト、サーモンのムース、大根と鶏肉の煮物
大根菜と油揚げの炒り煮、大根と柿のなます。
ごちそうだよ おいしかった





形態食です(初期食・ペースト)です
いっぱいおいしく食べてくれました



遊び疲れて弟くんはすやすや夢のなかでした



朝食は、ひろがりポトフ、大内山ヨーグルトに庭のミント添え
おいしい特性の丸パンです

朝からもりもり食べました


最後はもちろん……

記念撮影
今回は2組のご家族と支援者、研修生が参加しました。
遠いところお疲れさまでした。
またきてね~