ふれあい体操研修会 モデル9名の子どもさんが参加

2019年01月25日 | ふれあい体操研修会

 さる1月20日、知多市勤労文化会館にて、第21回ふれあい体操
研修会が、42名の参加者(10名が長野、静岡)と、なんと9名もの
モデルのお子さんに参加いただき、開催されました。

雨空の寒い中、またインフルエンザの大流行のなか、丹羽が教員
時代に担当した方、以前ひろがりに来ていた子などの参加もあり
多くの方からふれてもらい、子どもたちの笑顔が多くみられました。

初めに演奏担当の武井先生から、運転者同士のトラブルを例に
ノンバーバルのコミュニケーションの話から、ふれあい体操ができ
るまでの経緯を、多くのエピソードを交えて話されました。

その後、丹羽先生から「ふれあい体操」制作の意図やねらい、子ども
にふれるとき、「優しく・丁寧に・大切に」のふれ方の説明。ペアに
なって実習。ふれる側 と ふれられる側の感じ方を体験しました。

 さらに、「ふれあい体操」の曲にあわせ、参加者相互に身体や
手足、顔などにふれる実習を行いました。
午後からは、音楽療法士の小島先生にも演奏いただきました。

動画でご覧ください→

動画でご覧ください→

ふれあいうことで、初めて会った参加者同士も次第に、
コミュニケーションがとれ、なごやかな雰囲気になった
ところで、モデルのお子さんに参加いただきました。

各グループに一人ずつのモデルのお子さんに、音楽に合わ
せながら、身体にふれてもらうと、緊張気味だった子も
初めての人にふれられていても、次第にリラックス。
その様子を、次の動画で見て下さい。

動画でご覧ください→

会場の雰囲気も、唄声によってゆったりし、参加者の方々も
リラックスし、モデルおお子さんたちにも伝わったようで、ふだん、
あまり笑顔を見せない子も、ニッコリ!!
天気も、それにあわせた様に

最後はグループで感想を話合いましたが、初めて研修に参加
した方が、「ふれあい体操」の効果を実感した、経験者も、改めて
学びができた、などの声が聞かれました。

アンケートでは「体験してまさにコミュニケーションだと感じた」
「ふれあいによる心地よい温かみを実感しだ」 「こちらもリラックス
し良い精神状態でふれることを感じた」 「お子さんの表情が緩んで
笑顔になり、自分もうれしくなった」 「あっ今 力が抜けたとか
がわかるタイニングを感じた」 などの感想がありました。

モデルの親子のみなさん、1日どうもありがとうございました


重症児デイネット 全国研修in東京 のご報告  

2019年01月15日 | 日記

 1月13日 重症児デイネットワークの全国研修会の
「摂食・嚥下」部門が、東京で開催されました。

「キッズサポートりま」と「ひろがり」の担当で
会場は浅草やスカイツリーに近い、あの金色に輝く
「フラムドール」下の、すみだリバーサイド
ホール
で、
60名余の参加者で開かれました。

今回は「りま」の佐々木理事長はじめ関係者の方々
のお世話で、会場の手配から設営まで行って頂き
ありがとうございました。

 講師は、野村春文先生(聖学院特任講師)、田村
文誉先生(日本歯科大教授)、石黒光(ひろがり
嘱託歯科医)の3名で、ひろがり代表理の丹羽理事長
の司会で、昼休憩をはさみ5時間の研修を行いました。

 午前は、野村先生がクラッカーやお茶で、食べたり
飲む時の口唇や舌の動き、姿勢を変えて、体験するこ
とから始まり、田村先生の摂食嚥下のしくみ
の解説、
石黒先生の口唇や舌の機能がどう発達するか
の話があ
りました。



 午後からは、田村先生が誤嚥について多くのVF
やVE画像
で、外部から見えない「のど」の状況の説
明があり、
最後は、それまでの講演内容をふまえて
食介助
をスプーンやコップで実習 口唇や頸部のサポー
トの
手法を相互に行い、体験していただきました。

参加者は、重症児デイネットの会員が2/3で、その
他に重症児の親子、特別支援学校教員や看護師さん
などの参加があり、最後まで熱心に聴講されていま
した。1日ご苦労さまでした。

次回の摂食嚥下部門「食べる力を育む」研修会は、
名古屋で
2月24日(日)の開催予定です。
詳細は、重症児ネットHPでご覧ください。

*この事業は「赤い羽根福祉事業」の助成を受け行っています。