新たな気づき、納得の講演会でした!!

2013年05月26日 | 日記
  H25年5月26日

フリーの言語聴覚士として、長野県を中心に活躍されている
 野沢由紀子先生の講演会を行いました。

 養護学校の先生、就学前施設の先生や栄養士さん、卒業後施設の職員さん
 医療関係の方など 合わせて64名の参加がありました。
 ありがとうございました。
 少しでも、現場の支援にお役にたてれば、本法人として、とてもうれしく
 思います。
 
 内容は、
 はじめに「子育ち デイ ひろがり」の日常を写真で見てもらいました。
 春休みなどの1日の生活です。
 デイにつくと、はじめにふれあい体操や静的弛緩で身体を整え、ボディイメージ
 の学習をします。それは、リラックスした座位姿勢につながり、食べる姿勢を
 作ります。その上で、個々の摂食機能や好み、障害特性に応じた食形態を準備し、
 ていねいにコミュニケーションをとりながら、適切な介助を心がけています。
 まだまだ、どれも不十分なので、紹介しながら冷や汗でした。
 生活場面のありのままをみていただき、アドバイスをいただければと思いました。



そのあと、野沢先生の
 「食べる力を育てるために ~食物形態の考え方と選び方~ 」の講演でした。
やさしい語り口で、わかりやすく、実践に裏打ちされたお話ばかりで
  なるほど、と合点の連続でした。

   
  
  チームアプローチの大切さの説明の中で、栄養士がいい意味で威張っているところはいいですよ
 「がんばってください」の言葉に、会場爆笑でした。笑いも交えて楽しく学ぶことができました。
 「発達段階を踏まえながらも、発達段階にとらわれすぎない」とか、



  「とろみ剤のプラスとマイナス」、
  「ゼラチンと低強度寒天、とろみ剤の特性を踏まえた使い方」、
  「味見の大切さと、舌の運動性や舌の味蕾の位置との話」、
  「自食を促す指導と機能を促すための介助による指導との関係」
  など、今までの講義では聞けなかった内容で、実践からとらえなおした見方が、新しい気づきに
  なりました。
  野沢先生、ありがとうございました。
  今度は、ぜひ、デイへ遊びにきていただき、子どもたちと一緒に
  食事してくださいね。
  そして、たくさんのアドバイスを期待しています。


(Y.N)
  
 

食べる力を育てるために ~食物形態の考え方と選び方~

2013年05月08日 | 日記
特別支援学校の新1年生も
少しずつ学校生活や給食にもなれはじめたころですね。
新任や転任の先生方も新しい職場に慣れ始めたころ。
お母様方も、同じ学年の母たちとお茶したりして
世界がまたひろがり、新たな情報が飛び交うころかもしれませんね

さて、何年か前の新1年生のお母様が
「うちの子は 普通食を食べています。おばあちゃんにあわせて少し
やわらかいかもしれませんが、家族で同じ普通食を食べることができます」
とおっしゃっていました。
お母様は、なんとか学校へ上がるまでに、口からみんなと
同じ給食を食べることができるようにと
幼いわが子を訓練機関につれていき、
必死に食べることを訓練してきたのです。
その努力と思いの強さには本当に
よく頑張って見えたと頭が下がります。

担任の先生は、お母様のいわれることはまちがいないと
学校でも普通食を食べさせようとしました
ところが、なかなか食べてくれません。口に入れようとしない
ものが多く、食べてもいつのまにか飲み込んでいました。
むせることも多いようでした。

どういうことなのでしょうか

この答を知りたい方は、ぜひ
5月26日(日)午後1時30分から行われる
講演会へおいでください。

長野県を中心にご活躍されている
フリーの言語聴覚士の
野沢由美子さんによる
「食べる力を育てるために~食物形態の考え方と選び方~」
です。

名古屋駅前の
名古屋ユマニテク歯科製菓専門学校8階を会場として行います。

問い合わせは、このブログでも受け付けます。
申し込みは、
5月20日(月)までにファックスで申し込みください
FAX番号  052-364-7880 
以下のことを記入してください。
 名  前
 勤務先・所属など
 ご自宅の住所 〒
 電話番号(緊急時に連絡がつく番号)

定員になり次第締め切りとさせていただきますので
おはやめにぜひお申込みください 
  




平成25年度 あわただしく過ぎた4月 ~食べる力を育てる研修会~ 

2013年05月08日 | 食べる力を育てる研修会

あわただしく、あっという間に4月が過ぎました。
4月27日(土)28日(日)には、
100名を超える方が
平成25年度第1回食べる力を育てる研修会に
参加され、熱心に学び合いました。
特に、モデルとして参加していただいた
障がい児とご家族の方のご協力には
感謝でいっぱいです
姿勢をとるための準備、姿勢、介助の仕方
食形態、言葉かけなど、みんなで共有しながら
その場で、リアルに学ぶことができました。

毎回遠く群馬から講師として大活躍の
野村先生、ありがとうございました。
今回は食事のための姿勢つくりの準備としての
手の学習、特に手と肩甲骨とのどのつながり、
おなかとのどのつながりの話が 目からうろこ
と感じた方が多かったようです。

石黒先生の評価の話の中で、日本歯科大学附属病院の
「お口の情報室」というホームページに
「摂食嚥下と舌の動き アニメーション」
があると紹介していただきました。
立体映像で、食べ物を認知し、取り込み、移送し
処理していく過程が、一目で見て取ることができ
とてもわかりやすいものでした。
ぜひ、見ることをおすすめします。
「お口の情報室」ですぐ検索できます。

今回から、愛知県教育委員会が後援してくださいました。
いままでの努力が認められたようで、うれしく思います。

また、今回は参加希望がとても多く、会場の都合により
一部お断りをせざるを得ない状況でした。まことに
申し訳ありませんでした


次回は、9月15日(土)16日(日)です。
お早めに申し込まれることをおすすめします。