平成26年度 第3回 食べる力を育てる研修会の報告

2015年03月19日 | 食べる力を育てる研修会

 平成27年1月11日、12日の2日間、名古屋ユマニテク歯科製菓
専門学校で行った「第3回食べる力を育てる研修会」の報告で
す。
 今回はお正月気分がぬけきらぬ中での研修でしたが、65名
の参加者があり内訳は,42名が特殊教育教員、施設関係12名、
歯科関係4名、保護者4名、その他3名でした。地域別では、
長野8名、埼玉2名、奈良5名、京都1名、静岡6名、三重1名、
岐阜4名など県外が約43%を占めました。とくに長野の方々は
片道3時間以上をかけての参加で、寒い中を本当にご苦労様で
した。
1日目は、野村春文先生(埼玉県立熊谷特別支援学校教頭)
から、とくに息のとおる「のど」と、息をする「おなか、せな
か、むね」について解説いただきました。昼食時には、2人の
重症児のお子さんにご協力を頂き、実際の食事介助を通じ、姿
勢、口唇介助、下顎への手の添え方などの介助ポイントについ
て指導がありました。寒い中ご本人はもとよりご家族のご協力
に感謝いたします。
                   野村先生      写真はクリックすると拡大します
玄景華先生(朝日大学歯学部付属病院障害者歯科診療科長)
からは、「口腔の構造と衛生 障害児の口腔の特徴」のお話が
ありました。今回は歯科衛生士の太田さんに「歯磨きと口腔ケ
ア」のお話と、楽しく実技指導をしていただきました。
玄先生          

2日目はインシデントプロセス法によるグループワーク。
提供された事例について、当事者の立場で問題点や対応策を出し
合い、それらの共通項目を整理し、その対応などを討議し、各グ
ループの代表者が発表を行い、食介助の問題点の見方や考え方を
学びました。
              
石黒光先生(前愛知県コロニー中央病院歯科部長)からは、
とくに舌の機能を発達的な視点から動画や画像で解説いただき
ました。とくに、舌の動きをコントロールする舌骨上筋群と
下筋群の働きについて、詳細な説明がありました。
       石黒先生 
 昼食時には1日目と同様、モデルさんに協力をいただき、
食介助を実践しながら、具体的な方法を学びました。
午後は、野村先生より経管栄養、胃ろう、気管切開、人工呼
吸器装着の様な重い障害のお子さんに対する場合の注意点な
どの話があり、最後に、橋本広季先生(愛知県コロニー中央病
院歯科医長)から、摂食時における救急時の対応に関する話が
ありました。

今回も盛りだくさんの内容でしたが、参加者の熱心に学ぶ姿
勢が印象的でした。

参加者の感想を一部ですが抜粋してみました。


・実技がわかりやすい。モデルのお子さんも協力いただきわかり
易かった。
・呼吸障害の見分け方と対応の仕方が、自分の中でつなかってい
なかったが、今回ようやくわかりました。努力呼吸の様子の映像
を見ることができ理解しやすかった。
・歯科医や歯科衛生士さんから歯科治療や口腔アの話が聞けて、
教育と医療の連携の必要性がわかり、学校側から働きかけたいと
思った。
・日頃接している子供たちにすぐに使える内容が多かった。
・インシデントプロセス法は初めてで、勉強不足の自分自身でし
たが自分なりに子供の様子を捉えたり、周りの方からたくさんの
見方を教えて頂け、とても有意義でした。
・食べる力を支えるための口、舌の動き、鼻呼吸などお話が伺え
てよかった。
・静的弛緩の考え方は、わからない部分が多い世界でしたが、
今回お話を聞く中で実際に有効である事がとても良くわかり、
すぐにでも指導に生かしたいと思いました。
・解剖学的にどうしてかという説明かあり、勉強になりました。
・摂食は幅広い知識が必要であり、その広いところを全て勉強
できた思いです。
・石黒先生の「舌が主役」ということで発達段階と舌の働きを
関連づけ話して頂き、舌に着目する大切さに気付かされました。
・現場で困っていること(嘔吐させない)について日々の支援
の検証ができ、行うべき支援を 学ぶことができました。
・気切しているが分離していない子の、のどの動き広がりを再
び学習していけるとわかり、とてもうれしかった。
・たくさんある摂食研修の中で、本研修のように教育的な視点
を重視したものは少ないので大変参考になりました。


改善した方がよいこと、今後の望むこと等を伺ういました
  (一部抜粋)


・とても具体的な研修でよかったですが日程が詰まっていて苦
しかったです。内容の一つか二つ減らしてゆったり研修できる
と良いと思ったりもしました。
・集中力が持たなくなることがありました。実技もっとやりた
かったです。

・インシデントプロセス初めてだったのでもう少し説明や時間
があればよかった。体のひろげかた、実践しても一度ではなか
なか実感できなかった。ひとつひと
つもう少し時間を長くして
ほしいです。

・講義の時間が延びることが多いのでより、時間をとった日程
を計画しても良いのではないでしょうか。研修を受ける側とし
てはどれもじっくり聴きたい内容だったので。

・一日目が10時スタートであわてることがなくよかった。たく
さんの内容があり時間が伸びてまうこともあったので、もう少
し、内容を精選してもよいのでは。


多くのご感想や改善点などのご指摘、大変ありがとうござ
いました。
スタッフ一同、今後の研修の方法や運営に参考
にさせていただきます。

次回の研修予定は、4月になりましたら本ホームページ等
でご案内いたします。

第2回食べる力を育てる研修会のご報告

2014年10月25日 | 食べる力を育てる研修会

10月25日(土)
 朝晩めっきり肌寒くなってきました。
 ひさしぶり、やっとかめです。
 日々に追われて、ブログに向えず、心苦しい限りです。
 
 9月20日、21日に、名古屋ユマニテク歯科製菓専門学校で
 行った「第2回食べる力を育てる研修会」の様子をお伝えします。

 今回は、「食形態と口腔機能の発達」と「そしゃくする力を育てる」を中心として
 講義、実技、モデル観察による研修を行いました。

 今回も野村春文先生(埼玉県立熊谷特別支援学校教頭)のお話をメインとして、

 石黒光先生(前愛知県コロニー中央病院歯科部長)

 玄景華先生(朝日大学歯学部付属病院障害者歯科診療科長)

 丹羽陽一先生(NPO法人ひろがり代表理事、ふれあい体操著者)
 
 により、テーマに沿って教育、医療、生活のそれぞれの視点から話されました。

 参加者は、84名、特別支援学校の先生、障害者施設職員、デイサービス職員など
 現場で食事介助にあたる方たちが大勢さんかされました。
 モデルとして4名のお子様とご家族が協力してくださいました。ありがとうございました。

 食形態と口腔機能を体感する実技では
 初期食として いちごムース
 中期食として 水ようかん 
 後期食として バナナ(購入後3日寝かしたもの)
  を使用しました。
 食べてよく自分の口の様子を感じてみると、食材ごとに働く機能、舌、唇、あご、ほほなどの高度に協調した動きに
 改めて、驚かされ、食べるということの複雑で、有機的な、素晴らしい動きを見直すことができました。

 キッチンひろがりの食事と食形態の話もあり
 重症児デイでの取り組みの中に
 食べるための準備としての「ふれあい体操」や静的弛緩誘導法を取り入れた姿勢づくりと
 口まわりの準備、適切な食形態、発達を促す支援の仕方についても
 わかりやすく、事例も交えて説明されました。

 モデルの4組のお子さんは、基本的な介助として
 ヘッドコントロール、下顎介助により
 安定しておいしく食べることができていくであろうお子さん
 (その後、とっても上手に食べています)
 そしゃくをめざしてほほやあご、舌などの感覚を養い
 動かす練習をしていくお子さん
 とても上手にそしゃくできるようになったお子さんなど
 目の当たりにして、しっかり学ばせていただき感謝です。

 今回は、ほほ(ねこのひげ)、くちびる(王様のひげ)
 あごの指さし点検など、簡単な誘導法により
 意識して使う方法も学びました

 食べることは、生活そのものです。
 できるかぎり、楽しく、習慣化して、無理なくできる
 考え方と方法で今後も取り組んでいきます。
 そして何より大切なのは、誰と食べるかです。
 大好きなお母さんや学校の先生と
 安心して、楽しく食べながら、
 子供たちは、自分から学んでいってほしいと願います。

 第3回は、来年の1月10日(土)11日(日)です。
 ご期待ください
 
  
 


大勢の方の参加ありがとうございました!

2014年05月29日 | 食べる力を育てる研修会

5月17日(土)、18日(日)
平成26年度第1回食べる力を育てる研修会が行われました。
今回は、新しい参加者が多く、90名を超える方が熱心に研修されました。

講師は、いつもの野村先生
(埼玉県立熊谷特別支援学校教頭)

石黒先生
(前愛知県コロニー中央病院歯科部長)

玄先生
(朝日大学教授 歯学博士 附属病院歯科診療部長)

そして 丹羽(NPO法人ひろがり理事長・障がいの思い子どもの「ふれあい体操」著者)でした。

障がいの重いお子様もご家族で5組参加し、モデルもしていただきました。

まだ口からうまくたべることはできませんが、食べる準備の学習や子育てに取り組むYさん。
食べることは、総合力です。足にふれ、せなかやおなかに触れて、呼吸を
ゆったり深くする学習が、楽に姿勢をとり、安全においしく食べる喜びに
つながるのですね。はじめて、いろいろな味覚に出会う体験をしているYさんの
表情の変化に会場は、真剣かつ驚嘆でしたね。
食べるための準備の学習が、かわいい声を発するもとになり、いろいろお話してくれるようになり、
また、この会のあと、しばらく自力排便がつづいているとの報告も受け、
スタッフも喜んでいます。

他のモデルの方も、姿勢や介助の仕方などのモデルをしていただきました。
本当にありがとうございました。
また、長野や奈良からの参加もあり、大勢の参加者の方にも感謝です。
ぜひ2回目も一緒に学びましょう。
障がいの重い子どもたちとともに、安全に、おいしく、楽しく食べることができるよう、学び、実践していきましょう。

とても有意義な、生活としての食べる力を育てる研修会でした。


第3回 食べる力を育てる研修会 ~みなさん熱心に研修しました~

2013年12月30日 | 食べる力を育てる研修会

12月7、8日に 第3回食べる力を育てる研修会がおこなわれました。
今回も、なんと、愛知県教育委員会のご後援を得て行いました。
すごい講師陣、満載の内容でした。
今回は、3回目ということで、1日目は、多くの実践事例とみんなで
参加して考えるインシデントプロセス。
野村先生の適格なアドバイスとお子さんが
身を以て教えてくれました。

そして
2日目は、舌に注目し、そのしくみを医療の立場から
石黒先生に、難しい内容を、わかりやすく、楽しく
教えていただきました。
「舌は、下ではなく、上に」
名古屋弁は どえりゃーええそうです。
舌がうわあごにしっかりついてはじめて
嚥下がしっかりでき、呼吸もとおり、言葉も
タ行、ラ行、ナ行、サ行と 話しやすくなるそうです。
そのあと、舌へのアプローチとして
丹羽から、静的弛緩誘導法の「舌・のど」ブロック
についての説明と実技があり、みんなで実際にやってみました。

なかなkむずかしそうですが、舌が浮く感覚は
不思議な感じですが、よく実感できたようでした。
その舌やあごも含めた評価について
玄先生からお話をいただきました
充実の研修会でした。


たくさんの感想ありがとう!!<第2回食べる力を育てる研修会アンケートより>

2013年09月20日 | 食べる力を育てる研修会

いろいろな感想をいただきました。ほとんどの参加者が記入してくださいました。
ありがとうございました。
             


アンケートをまとめたところ、A4に8枚びっしりになりました。その中から主なものを報告させてください。
    

・「食べる」ということは、生活の中で大切なことであり、総合的な力が必要であることが再確認できた。
・いろいろな食形態のものを実際に、発達段階(食べる機能の障がい程度)に応じた食べ方で
 食べるという実習があり、子どもの状態と、初期、中期、後期の食形態の関係を確認できよかった。
・レシピの紹介もあり、実践してみようと思いました。
・身体を整えること姿勢のことなど、直接食べることだけではなく、その準備の大切さを感じることができました。
・キッチンひろがりのメニューに頭が下がります。スタッフの方の子どもに対するあつい愛情を感じました。
・学校で指導していると、「量を食べること、飲むこと」「きれいに全部食べること」が目標にしていることが多く、
 口はあけっぱなし、舌が前後して食べ物を押し出すので、上に向けて食べるなどの姿があります。この食べ方に慣れているからという
 理由で毎日繰り返されていますが、安全で、発達を促していくためには、口唇閉鎖や適宜なごっくんを支援するように
 職員に促していきたいと改めて強く思いました。
・障がいのある方(子)が実際に食べている様子を見せていただきながら解説してもらい、とてもわかりやすく、ポイントが
 理解できました。
                                        
・わかりやすい講義でした。口腔内の解剖やメカニズムから、食べるということの話が聞けたので、いままで「障がいがあるからそういうものだ」
 と思い込んでいたことが、実は理由があるのだと、いままでバラバラに知っていたことが、整理できたように思います。
・講義内容と静的弛緩誘導法の実技が細かく一致し、とてもわかりやすかったです。
     
                    


また、実技のときに、スタッフの方が
 手のふれる位置などみていただき、はっきりすることができました。
・2日間多くのことを勉強させていただきありがとうございました。どの講義も実技もよかったのですが、
 「食べる力を育てるために」の講義がよかったです。どうしても摂食指導となると食べる行為だけに注目しがちですが、
 食べる力をはぐくむためには、生活全般がかかわっている重要さが再確認できました。
・介助の仕方をじっくり教わることができました。特に、不確実だった水分の介助の仕方がわかったような気がします。


  これからも、今回学んだことを、デイサービスやわくわくプロジェクトでの食事にも活かしていきたいと思います。
  参加された方々も、職場の方に伝えてくださり、現場で活かしていただけると幸に思います。
(by niwa)



 


中身の濃い、充実の研修会でした!!(第2回食べる力を育てる研修会)

2013年09月17日 | 食べる力を育てる研修会

中身の濃い、充実の研修会でした!!(第2回食べる力を育てる研修会)


 今回は、食べる力を育てるための食内容としてもっとも重要な
 「食物形態」についてしっかり研修しました。
 この子の食形態は、なぜ、どうしてこうなの?
 これがよいのかどうか どのように考えて、どう決めていくのか
 実際に、ヨーグルト、水ようかん、バナナなどを、舌、唇、ほほ、あご
 などの制限された動きで食べてみました。子どもの口腔機能に合っていない
 食形態がいかに食べづらいだけでなく、窒息などの危険もあり、また
 いかにおいしく感じられないか 体感できたと思います。

 さらに、食べるという生活の行為は、単に食べる時だけのことではなく、
 姿勢や感覚、認知、コミュニケーションなど、人間の総合的な力が土台になっている
 ということ。そして、障がいの重い子どもたちにとっては、呼吸や姿勢などの
 身体と、食べたいという心の準備がとても大切であり、ていねいにやっていく必要があることを
 理解できたのではないかと思います。

また、実際に、障がいのある方がモデルとして4名参加してくださり、母や、支援者と
 食べる場面への、講師の直接のアドバイスを目の当たりに研修させていただけたことは、
 参加者にとってとても勉強になりました。

 石黒dr.の「そしゃくと嚥下のメカニズム」の講義は、きんさんぎんさんの娘4人の話、
 名古屋弁の話など、ユーモアと機知にとみ、解剖など難しいしくみの話を、とても
 わかりやすく説明していただけました。
 
 各講師の熱い思いがつたわってくる、充実した会となり、スタッフもほっとしております。
                            (BY niwa)

 
 


H25.第2回 食べる力を育てる研修会 

2013年09月08日 | 食べる力を育てる研修会

  たくさんの参加申し込みをいただきありがとうございます。
65名を超える申し込みがありました。
 「食べる力を育てる研修会」は、今年で5年目です。
 生活の中で食べる力を無理なくつけていきたいと願い
 毎年、年3回(1回2日間)続けてきました。
  参加者から、この研修会をきっかけとして、いろいろ取り組むうちに、
  かかわっているお子さんが
  「むせずに食べるようになり、食事がつらくなくなりました」
  「嫌いだったお茶も、少しづつ、口を閉じて飲めるようになりました」
  「口のまわりの過敏がなくなり、もぐもぐとかむような動きが出てきて、
  おいしそうに味わっています」
  「家族みんなとレストランでグラタンを食べることができるようになり
   ました」
  など、うれしい声がいくつも届けられるようになりました。
  続けてきて本当によかったと思います。ここまで続けてこれたのは、
  いままでかかわってきた、たくさんの障がい児たちが教えてくれたおかげです。
  これからも、さらにわかりやすく、実践に基づく
  研修会にしていきたいと思います。

  さて、今回も
  埼玉県立東松山特別支援学校の野村春文先生をメインとして
  コロニー中央病院の石黒ドクター
  三重のNPO法人ふくろうの村林雅子先生(からださん元気ですか体操著者)
  愛知のNPO法人ひろがりの丹羽陽一(ふれあい体操著者)
  の4名の講師により、
   食物形態の実際(いろいろな食材を食べ比べます)
   そしゃくと嚥下のメカニズム
   食事介助の基本
   障がい児の食事支援の実際
など、具体的、実践的な研修会です。
  ぜひ、ご期待ください。

  9月14日(土)15日(日)10時~
  名古屋ユマニテク歯科製菓専門学校で行います。
  問い合わせ先 080-4223-1680
         研修会事務局
   (あと数名参加可能です。申し込み忘れた方は急いで申し込みください)


平成25年度 あわただしく過ぎた4月 ~食べる力を育てる研修会~ 

2013年05月08日 | 食べる力を育てる研修会

あわただしく、あっという間に4月が過ぎました。
4月27日(土)28日(日)には、
100名を超える方が
平成25年度第1回食べる力を育てる研修会に
参加され、熱心に学び合いました。
特に、モデルとして参加していただいた
障がい児とご家族の方のご協力には
感謝でいっぱいです
姿勢をとるための準備、姿勢、介助の仕方
食形態、言葉かけなど、みんなで共有しながら
その場で、リアルに学ぶことができました。

毎回遠く群馬から講師として大活躍の
野村先生、ありがとうございました。
今回は食事のための姿勢つくりの準備としての
手の学習、特に手と肩甲骨とのどのつながり、
おなかとのどのつながりの話が 目からうろこ
と感じた方が多かったようです。

石黒先生の評価の話の中で、日本歯科大学附属病院の
「お口の情報室」というホームページに
「摂食嚥下と舌の動き アニメーション」
があると紹介していただきました。
立体映像で、食べ物を認知し、取り込み、移送し
処理していく過程が、一目で見て取ることができ
とてもわかりやすいものでした。
ぜひ、見ることをおすすめします。
「お口の情報室」ですぐ検索できます。

今回から、愛知県教育委員会が後援してくださいました。
いままでの努力が認められたようで、うれしく思います。

また、今回は参加希望がとても多く、会場の都合により
一部お断りをせざるを得ない状況でした。まことに
申し訳ありませんでした


次回は、9月15日(土)16日(日)です。
お早めに申し込まれることをおすすめします。


食べる力を育てる研修会

2013年03月28日 | 食べる力を育てる研修会

いよいよ春の陽気がやってきました。
確実に春の足音が聞こえてきましたね

さて、4月といえば。
毎年恒例の食べる力を育てる研修会です

今年度で13回目を迎えます。
すっかりみなさまにも定着してきたでしょうか?


今回は4月27日と28日です。


ただいま受付中です。
毎度おなじみの方から、今回初めてだわ、という方まで
たくさんの応募をお待ちしています

会場はユマニテク歯科製菓専門学校です。


今回は平成25年度、第1回目ですので
摂食嚥下のメカニズムや摂食介助の基本を押さえていただきます。
同時にいままでの実践の復習になればと考えています。


27日のみ、の方も受け付けておりますので
どしどし 応募してね


さぁ、FAXへ急ごう


                 (K・N)


平成24年度 第3回 食べる力を育てる研修会

2013年01月25日 | 食べる力を育てる研修会

1月13、14日と第3回目の食べる力を育てる研修会がありました。

今回は講師に柴田先生もお迎えし

口腔ケアについて講義をしていただきました。

本研修会も4年おこないましたが
口腔ケアについて取り上げるのは初の試みでした。

会場からは「おぉ~」の声が上がるほど
とても興味深い内容の講義でした。
実技もとても参考になりました。

参加者の皆様、いかがでしたでしょうか。
またご意見、ご感想をお聞かせくださいね。


これからも内容を吟味しながら
よりよい研修会にしていきたいと考えています。
そのためにも、みなさまのご協力をよろしくお願いします。


                       (K・N)


第3回 食べる力を育てる研修会 案内

2012年12月26日 | 食べる力を育てる研修会

寒くなりましたね

今年は記録的な積雪もあり
また大寒波に見舞われて
毎日寒い思いをしていますが
みなさんお元気ですか?


巷ではノロウィルスも流行しています。
どうかお気を付けくださいませ。。


さて、平成24年度 第3回目の
食べる力を育てる研修会のご案内です。

2013年、1月13と14日に行います。
今回は野村先生や玄先生、石黒先生など
おなじみの講師陣に加え
歯科衛生士の柴田先生もお迎えして行うことになりました。
事例や実技が盛りだくさんです。
どうかご期待ください。
みなさんの参加をお待ちしております。
              (K・N)


平成24年度 第2回 食べる力を育てる研修会

2012年09月20日 | 食べる力を育てる研修会

しばらく更新が途絶えてしまってすみません。

久々の更新、お待たせしました!

9月15日、16日に今年度2回目の食べる力を育てる研修会を行いました。


前回は医療的な内容も多かったですが
今回は私たちの原点である「子育て」「子育ち」「教育」の観点から
静的弛緩誘導法を色濃く前面に出した研修会になりました。


まずは丹羽先生から「ひろがり」についてお話を伺い
野村先生の講義につながる下地を研修生のみなさんに作っていただいてから
石黒先生の舌の動きや嚥下の仕組みなどをわかりやすくお話していただきました。


そしてお待ちかね
もうこの研修会の顔である野村先生の講義です
実技で、あご下、のどをやりました。

今回は初めての方も多く、実技中は悩む声や
うまくできたよろこびの声などが響き渡りました。


2日目は特別ゲストをお招きして実践報告があり
研修生のみなさんも「ナルホド」といった様子で
たくさんメモを取っていました。
取り組みを参考にそれぞれの現場で活かしていってほしいです。


今回も多くの方に参加していただきありがとうございました
今度は12月に向井先生の講演会があります。

くわしくは、チラシなどをご覧ください。
順次送付予定です。
またこちらでもアップしますね


平成24年度 食べる力を育てる研修会 1回目

2012年05月25日 | 食べる力を育てる研修会

今年も4月28、29日に食べる力を育てる研修会を行いました。



今年度は石黒先生を講師としてお招きし
いままで以上に医学的な側面の濃い研修会となりました。




おなじみ野村先生の穏やかでユーモアのある講義や


玄先生の詳しい評価と解説に「なるほど」と考える研修会でした。


2日目にはモデルの親子の方々も参加していただき
実際に食べる様子を見ながら摂食の仕方や観点を学んでいきました。



今回もたくさんのご参加をありがとうございます。
次回は9月の予定です。

またの参加をお待ちしています


第3回食べる力を育てる研修会

2012年04月11日 | 食べる力を育てる研修会

平成23年度、第3回食べる力を育てる研修会を
12月17日と18日におこないました。







障がい児親子と一緒に研修しました。
子どもの気持ちをなによりも大切にする食事の研修会です。











みんなでインシデントプロセス法により事例研修もしました。

この平成23年度から、全3回の食べる力を育てる研修会皆勤の方に
認定証なるものを発行しました。
いずれはどこかで役に立つかも?!

24年度も発行するかもしれません。
ぜひ認定証を取得してくださいね


第2回 食べる力を育てる研修会

2012年01月23日 | 食べる力を育てる研修会

平成23年9月17日と18日に
第2回食べる力を育てる研修会を行いました。



おいしく、たのしく、安全に食べることができるよう
食べるメカニズム、食形態、介助の仕方など研修しました。


「じょうずだねぇ、おいしいねぇ!
お口を閉じるのが、基本ですね!」

いつもやさしく、わかりやすく教えてくれる野村先生です。