第30回全国中学校駅伝大会(日本陸連、滋賀県教委、野洲市教委など主催)が12月18日、野洲市の希望が丘文化公園であった。
男子は6区間18km、女子は5区間12kmに各48チームが出場。
男子は6区間18km、女子は5区間12kmに各48チームが出場。
滋賀県勢は開催地枠を含めて各2チームが挑み、男子は「甲賀」が38位、「信楽」が42位、女子は「甲西北」が35位、「県立水口東」が45位だった。
成長見せた走り 開催地枠で初出場の甲賀
開催地枠で初出場した「甲賀」は、滋賀県大会優勝の「信楽」を上回る38位でゴールした。井上功介主将(3年)は「中学最後の駅伝がこの大会で良かった」と爽やかに笑った。
冷たい強風が吹く中でのレースで、1区の井上主将は43位。続く2区の中嶋悠翔選手(2年)が区間24位の好走で35位に浮上した。4区川村大志選手(3年)も順位を3つ上げた。
「タイムが出るようになって本気で全国を目指すようになった」と井上主将。高い意識で練習を積んで滋賀県大会で2位に。「全中に出る」という最大の目標を成し遂げた。
滋賀代表のゼッケン「25」位以内を狙って臨んだ初の大会。目標の順位に届かなかったが、3年生を1年時から指導する小沢直人監督は「入学した時からこんなに成長するとは」と称えた。
信楽は42位 男子
滋賀県大会を制して全国大会に臨んだ信楽。1区今井悠貴選手(2年)は先頭集団に食らい付き、区間23位と粘った。「ハイペースになったが、実力以上の走りができた」と満足そう。内田裕斗主将(3年)は「今までやってきたことは出し切れた」と話した。
先輩の支えで快走 甲西北・福本選手
甲西北は一区の福本真生(まい)選手(2年)が区間24位の快走をみせた。大会直前に体調を崩して1週間ほど練習できず、再開したのは2日前。「十分な練習ができず迷惑をかけた」と振り返りつつ「自分のペースでしっかり走れた」と大舞台で力を出し切った。
心の支えになったのは3年生の存在。「学年に関係なくみんな仲が良く、声をかけてもらいリラックスできた」と福本選手。
成長見せた走り 開催地枠で初出場の甲賀
開催地枠で初出場した「甲賀」は、滋賀県大会優勝の「信楽」を上回る38位でゴールした。井上功介主将(3年)は「中学最後の駅伝がこの大会で良かった」と爽やかに笑った。
冷たい強風が吹く中でのレースで、1区の井上主将は43位。続く2区の中嶋悠翔選手(2年)が区間24位の好走で35位に浮上した。4区川村大志選手(3年)も順位を3つ上げた。
「タイムが出るようになって本気で全国を目指すようになった」と井上主将。高い意識で練習を積んで滋賀県大会で2位に。「全中に出る」という最大の目標を成し遂げた。
滋賀代表のゼッケン「25」位以内を狙って臨んだ初の大会。目標の順位に届かなかったが、3年生を1年時から指導する小沢直人監督は「入学した時からこんなに成長するとは」と称えた。
信楽は42位 男子
滋賀県大会を制して全国大会に臨んだ信楽。1区今井悠貴選手(2年)は先頭集団に食らい付き、区間23位と粘った。「ハイペースになったが、実力以上の走りができた」と満足そう。内田裕斗主将(3年)は「今までやってきたことは出し切れた」と話した。
先輩の支えで快走 甲西北・福本選手
甲西北は一区の福本真生(まい)選手(2年)が区間24位の快走をみせた。大会直前に体調を崩して1週間ほど練習できず、再開したのは2日前。「十分な練習ができず迷惑をかけた」と振り返りつつ「自分のペースでしっかり走れた」と大舞台で力を出し切った。
心の支えになったのは3年生の存在。「学年に関係なくみんな仲が良く、声をかけてもらいリラックスできた」と福本選手。
控えに回った望月菜穂主将(3年)や大土井心花(ここな)選手(同)らに感謝した。3区を走った吉岡由愛(ゆうな)選手(同)はバレーボールの滋賀県選抜チームの練習と両立した。
望月主将は「この時期まで部活動ができ、満足感でいっぱい。貴重な経験をさせてもらった」と話し、「後輩は力がある。3年間は長いようであっという間。一日一日を大切に、もっと上位を目指して」とエールを送った。
県立水口東は45位 女子
県立水口東は2区中島純鈴(すみれ)選手(3年)が区間15位と快走。1年の夏に腰部を疲労骨折し1年近く十分な練習ができず、前回大会も力を出し切れなかった。「この1年間は走り込み、昨年のリベンジもできた。大声援が背中を押してくれた」と笑顔で振り返った。
◇県勢の成績
【男子】
(38位)甲賀(井上功介、中嶋悠翔、福井心温、川村大志、中村融太、大治咲仁)1時間2分8秒
(42位)信楽(今井悠貴、内田裕斗、黒田一耀、中野誉一、鈴木佑岳、玉崎碧)1時間2分50秒
【女子】
(35位)甲西北(福本真生、西川理子、吉岡由愛、林田杏、伊地智彩)46分53秒
(45位)県立水口東(山崎叶、中島純鈴、渡辺柚安、浅野七音、小川由衣)48分17秒
<中日新聞より>
望月主将は「この時期まで部活動ができ、満足感でいっぱい。貴重な経験をさせてもらった」と話し、「後輩は力がある。3年間は長いようであっという間。一日一日を大切に、もっと上位を目指して」とエールを送った。
県立水口東は45位 女子
県立水口東は2区中島純鈴(すみれ)選手(3年)が区間15位と快走。1年の夏に腰部を疲労骨折し1年近く十分な練習ができず、前回大会も力を出し切れなかった。「この1年間は走り込み、昨年のリベンジもできた。大声援が背中を押してくれた」と笑顔で振り返った。
◇県勢の成績
【男子】
(38位)甲賀(井上功介、中嶋悠翔、福井心温、川村大志、中村融太、大治咲仁)1時間2分8秒
(42位)信楽(今井悠貴、内田裕斗、黒田一耀、中野誉一、鈴木佑岳、玉崎碧)1時間2分50秒
【女子】
(35位)甲西北(福本真生、西川理子、吉岡由愛、林田杏、伊地智彩)46分53秒
(45位)県立水口東(山崎叶、中島純鈴、渡辺柚安、浅野七音、小川由衣)48分17秒
<中日新聞より>