彦根市の鳥居本地区の住民が10月2日、手作りの「仏生寺みそ」を販売する。
↑写真:中日新聞より
毎年秋に開く「とりいもと宿場まつり」でだけ販売してきたが、新型コロナウイルスの影響で今年も開催中止が決定。地元住民でつくる「鳥居本お宝発見隊」代表の高橋邦男さんは「みそを食べて祭りの盛り上がりを思い出して欲しい」と話している。
「仏生寺みそ」は、宿場まつりを盛り上げる目玉商品として、発見隊が手作りで生産してきた。
冬に仕込みを始め、滋賀県内産の大豆や、鳥居本地区などで採ったさんしょうを使い、発酵から、調味料の混ぜ合わせ、瓶詰めまで全ての工程を発見隊が担う。商品名は、発案者が住む彦根市仏生寺町に因んでいる。
↑写真:滋賀彦根新聞より
通常は、発見隊が毎年10月に旧中山道鳥居本宿で開催してきた「とりいもと宿場まつり」でのみ販売。買い求める客で行列ができ、用意した1000個のみそが40分ほどで売り切れるほどの人気があった。
今年も宿場まつりの準備を進め、チラシの印刷も終えていたが、新型コロナの流行「第7波」を受けて8月中旬に急きょ中止を決定。高橋さんは「開催断念は3年連続。地域の人や(発見隊の)メンバーが祭りへの関心や気持ちを失ってしまわないか心配」と話した。
「仏生寺みそ」の販売だけでも実施することを決めたのは、「祭りの盛り上がりを忘れて欲しくない」との思いからだ。高橋さんは「来年こそは祭りを開きたい。そのためにも、多くの人においしい「仏生寺みそ」を食べてもらい、祭りへの関心も持ち続けてもらいたい」と話した。
「仏生寺みそ」販売:
日時: 10月2日(日)10:00から実施。
場所: 鳥居本学区自治会館駐車場(彦根市鳥居本町1455-54)
種類: 100g入りと、160g入りの2種類があり、それぞれ500円と800円。計2000個を用意しており、売り切れ次第、終了となる。
問い合わせ:副代表の高橋邦男さん ☎090(4303)1429
鳥居本学区自治会館
彦根市鳥居本町1455−54
<中日新聞及び滋賀彦根新聞より>
問い合わせ:副代表の高橋邦男さん ☎090(4303)1429
鳥居本学区自治会館
彦根市鳥居本町1455−54
<中日新聞及び滋賀彦根新聞より>