「あかねさす 紫野行き 標野(しめの)行き 野守(のもり)は見ずや 君が袖振る」(額田王)と東近江市を含む蒲生野で詠われ、万葉集を代表する歌人額田王の相聞歌をモチーフにした新作を東近江市の「布引焼窯元」の小嶋太郎さん(79)が制作した。
(写真出典:滋賀報知新聞より)
万葉集に着想を得た今回の新作は、可憐な紫野が咲くのどかな蒲生野、そして相聞歌を詠った額田王の凛とした立ち姿のシルエットが独自の赤、黄、青の釉薬で幻想的な奥深さと静けさをもって表現されているという。
新作のシリーズは、ぐい飲みや風鈴の小物から、湯飲み、ビールジョッキ、花瓶、写真立て、大物は高さ約50cmのオブジェと様々が工房兼店舗で展示・販売されている。
<以上、滋賀報知新聞より引用>
布引焼窯元(東近江市外町)