岩手県 八幡平 松川温泉 松楓荘(2) 風呂
いかにも東北の鄙びた温泉らしい風情のお風呂たち。
混浴の洞窟風呂(女性専用時間有)、混浴露天風呂、男女別内湯、女性専用露天風呂。
洞窟風呂は、宿の前を流れる渓谷を渡った対岸にある。
1階廊下途中にある出入口。
まずは、ここでサンダルに履き替えてから橋を渡る。
この雰囲気、けっこうキテますね~~
鄙びているのは良いけど、雑然としているのがちょっと気になりました。
写真には撮らなかったけど、掃除機や、お客さんの忘れ物のタオルや水筒など、
そこここに色々なものが雑然と置かれているのです。
もう少し片付けた方が、すっきりと鄙び感だけを際立たせることができて良いように思うのですが・・・。
L字型の橋を渡ると、対岸右手に洞窟風呂がある。
橋を渡って、旅館の建物を見たところ。
外観もかな~り鄙びた感じ。
この日は大雨。川が増水して、流れも速くちょっと怖かった。
洞窟風呂は低い位置にあるので、水没したりしないかな?と、心配したり。。。
※翌朝、夫が洞窟風呂へ行こうとしたら、「増水のため使用禁止」になってました。
上から見下ろした洞窟風呂。
ハシゴのような階段を下りると、いきなり脱衣場&浴槽。
かけ湯するスペースはかろうじてあるが、石鹸やシャンプー類は備えてないので、
男女別内湯で先に体を綺麗に洗ってから来るのが理想的。
洞窟風呂は、なかなか面白い雰囲気のお風呂でしたが、
バスタオルを巻いての入浴は厳禁なので、私は写真だけ撮ってそそくさと退散。
女性専用時間はあります。17時~19時。
ちなみに夕食は18時からでした。
洞窟風呂から入口方向を見上げたところ。
湯口
湯口。硫黄の堆積物で真っ白。
男女別内湯
廊下の一番奥にある、男女別の内湯。
ちょっとした椅子や、大きな体重計もありました。
こちらは女性用内湯の洗い場。合計4人分ある。
シャワーとカランの代わりに、きれいなお湯を張った長細い枡があり、
そこから手桶でお湯を汲んで洗髪などに使います。
この洗い場は、浴槽エリアから独立しているので、浴槽内に石鹸のしぶきが飛ぶ心配がありません。
前記事のコメント欄にも書きましたが、
秘湯系で一番困るのは、浴槽から直接お湯を汲む以外、
お湯を使う洗う方法が無いお風呂です。
昔のお風呂は皆それが当たり前だったのかも知れないけれど、
不特定多数の人が浸かったお湯で髪をすすいだり、顔を洗ったりには抵抗があります(´・_・`)
鄙びたお風呂場に、シャワーを設置したら風情が無くなるという意見もあるけど、
そういうお風呂場でも、枡にきれいなお湯をかけ流して、そこから手桶で汲んで使う方法ならば、
風情を損なう心配も無いから良い方法だと思いました♪
シャワー代わりのお湯の枡と言い、独立した洗い場と言い、昔風情のお風呂ながら良く考えられて造られているなと感心しました。
こちらが女性用内湯の浴槽。
天井の高い木造の湯屋造りで、東北の秘湯らしい雰囲気です♪
昔は塀の無い大きな混浴風呂だったのでしょうか?
右手、男湯と仕切る塀に大きな岩が挟まっています。
こちらは女性用内湯に併設された露天風呂。
混浴苦手な女性でも心おきなく露天風呂に浸かれるのはうれしい♪
ちなみに男性専用露天風呂はありませんが、
混浴苦手な男性もいると思うので、男性がちょっと可哀想な気がしました。
女性専用露天風呂に浸かった状態での眺め。
左手の滝から水を引いて加水されていて、そこそこ長湯できる適温でした。
周りは樹木が生い茂り、さながらジャングル風呂のよう。
独占状態でまったり入浴♪
水色がかったうすにごりのやさしいお湯でした。
こちらは、館内にある、混浴露天風呂。
体を洗うスペースは無いので、男女別内湯で、先に体を洗ってから来るのが良いでしょう。
暖簾をくぐると脱衣所は男女別です。
こちらは女性用脱衣所。
脱衣所から出たところ。
ヨシズが目隠しになってます。
一応、桶と風呂椅子があり、掛け湯するスペースはありますが、
石鹸など本格的に体を洗う設備は無いので、先に男女別の内湯で洗ってからの方が
お湯も汚さずに済み、気持ち良く入浴できると思います。
ヨシズよりに先に進むと広々とした混浴エリア。
トタン屋根が付いているけど、なかなか開放的な気持ち良さそうな露天風呂です。
残念ながら、こちらも浸かることはせず、写真撮影だけにしました。
混浴風呂で、常に誰かが来るかもしれないと気にしながら入浴するのは、やはり落ち着かないです。
今回は部屋風呂のお湯を堪能したし、女性用露天風呂にも浸かってので、これでじゅうぶん満足とします。
食事編へ続く
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ニュイ別館 温泉旅館の宿泊記 塩素消毒しない 源泉掛け流しの温泉宿 温泉旅行
憧れの松川温泉のお風呂画像を見つけて感激です。
松川温泉は、未だに行けてなくて(もう行くこともないかも・・)
いいですね。この浴槽風景・・やはり東北ですね。
夫の視力が落ちてきてもう東北には行けそうもなく・・
まだ松川へ行っていないのが心残りです。
暑い夏もやっと?終わりそうでホッとしています。
そろそろ湯めぐりシーズ。最近は、近場の北近畿方面に時折
出かけております。また時折お邪魔させてください。
やっぱりこの洞窟風呂は有名なんですね。
すっぽんぽんで混浴していたおばあちゃん、
昔から混浴に慣れていると、本当に平気なのかも知れませんが、
私には理解できないです !(◎_◎;) U+A0
う~ん、異文化!(^_^;)
確かにおばあちゃんらしき方もタオル巻いてませんでしたね~。男性女性とも、すっぽんぽん
ニュイさんの写真を見て、そうか!ここだったのね!と思いました
でも女性専用時間が少なくて哀しいです~。
食事時間を選択制なら良いけど、露天時間をあと1時間くらい延ばして欲しいですね。
「鄙びている」のと「雑然」、一緒になるとただ汚い雑然になっちゃって勿体無いですね。
気持ち的に侘びしくなります~
でも、お湯は本当に良さそう!
部屋でこのお湯を独り占め出来るのはなんとも贅沢ですね~
バスタオル巻厳禁なので、巻物一切が禁止なのかなと理解し、諦めました~(´・_・`)
面白いお風呂ですが、上から丸見えで隠れる所も無いので、専用時間以外はハードル高いです(´・_・`)
ここの洞窟風呂、旅サラダでカッちゃんが入っていたわ~
w(°0°)w オォー ここだったんだ~
ここでは湯浴み着は使っちゃだめなのかしら~
部屋のお風呂も素敵だし、この野趣あふれる洞窟風呂にもそそられるわ~~
ただ・・・遠いのが玉にきずよね~~
でもお気に入りには入れたよん~~
中尾平からお帰りなさい♪
秩父沢へのルートしっかりメモらせていただきました。
ありがとうございます♪
結局私は女性専用時間も利用せず、洞窟風呂は写真撮っただけでした。
「 源泉は同じなんだし、まあイイか」と、あっさり諦めました(^O^)
洞窟風呂の女性タイム。食事の時間を考えると
実質、30分程度しか利用出来ないですね~
でも、内湯併設の露天の方が使い勝手がいいから
そこが女性専用なら落ち着いて温泉、楽しめますね~