岩手県 八幡平 松川温泉 松楓荘(3) 食事&感想
山菜、川魚、前沢牛など、山の幸を使ったお料理。
品数多く、ボリュームもあって、おなかいっぱい!
夕食は隣の客室に用意してくださいました。
この客室は、従来のトイレ洗面無しの客室。
畳の上にカーペットが敷かれてました。
最初から並べられていた料理。
ほとんど全部出しですが、刺身は席に着いてから切り立てを、汁物も熱々を後から持ってきてくれました。
豆腐、山菜、姫筍、岩魚塩焼き、野菜の白和えなど、
前日の籐七温泉の夕食と同じような内容ですが、
美味しくいただきました♪
八幡平サーモン(ニジマス)と、岩魚のお造り。
席についてから切り立てを持ってきてくれました。
盛岡冷麺。
冷たくつるつるした食感が、お口直しとして良いアクセントになりました。
スイカがとても甘くておいしかった。
スープはおそらく市販品のため、化学調味料のベタッとした後味が残ったのが残念
山菜の天ぷら。
前沢牛のすき焼き。
前沢牛はごく薄切りのものが少量でしたが、美味しいお肉でした。
料理全体の量が多いので、私達にはこれで十分でしたが、
逆に前沢牛をたくさん食べたくて訪れる方には、物足りないかもしれません。
予約の時に、グラム数でオーダーするなど、相談した方が良いかもしれません。
ご飯と、ひっつみ汁。
「ひっつみ」とは、パスタのオレキエッテのような、小麦粉で作った耳たぶのようなもので、
これを入れた具沢山の汁物を「ひっつみ汁」と言い、このエリアの郷土料理だそうです。
もちもちとした食感が美味しかったです。
前日の籐七温泉の夕食と似ている部分もあり、大きな感動は無かったものの、
山の幸中心の手作り料理。
品数多く、ボリュームもあり、全ては食べきれず、色々少しずつ残してしまいましたが、美味しくいただきました。
朝食は、玄関近くの大広間で、他のお客さんと一緒に。
フキの煮物、温泉卵、焼鮭切り身、筋子、温野菜、納豆、焼海苔、ご飯、漬物、味噌汁、ヨーグルト。
人気のある秘湯宿には、時代劇や映画のセットに舞い込んだかのような感覚を味わえるほどに
鄙びた秘湯の風情をきっちりと前面に押し出せている宿もありますが、
松楓荘さんは、都会から来る観光客が求めるノスタルジーや田舎らしさを特に意識している感じでもなく、良くも悪くも自然体で素朴。
歴史を感じる風情ある浴室があるかと思えば、脱衣所の3枚のバスマットが、全て異なる色とデザインで視覚的にごちゃごちゃだったり、
ロビー横のお土産コーナーや、廊下の途中のスペースに、忘れ物やら誰かの私物やらと、物が雑然と置かれたりで、
「せっかくの鄙び宿が、雑然とした生活感に侵食されている!」そんな印象もありました。
せっかくの歴史ある古い宿です。雑貨の色を統一したり、余分な物を見えないところに隠すことで、
鄙びた宿の素敵さが強調されるのではないか?なんて思ったのでした。
宿の方々は、女将さんはじめ皆さん、とても明るくて気さく。
高級旅館のように恭しく丁寧ではないけど、ぶっきらぼうで無愛想でもなく、
絶妙な心地良い距離感はさすがに歴史ある湯治宿だなと。
色々書いたけど、お湯も、手作り料理も、宿の方も猫ちゃんにも満足の、良い宿でした。
おわり
ニュイ別館 温泉旅館の宿泊記 塩素消毒しない源泉かけ流しの温泉宿 温泉旅行
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川魚大好きな自分からすると、塩焼きと合わせて、
2匹も食べられるっていうのがいいですね。
岩魚、山女、鮎の塩焼きは、尻尾だけ残して、
頭も骨も全部、食べてますよ~
山の幸メインのお料理は好みだし、お部屋のお風呂も
いいし、行ってみたいお宿リストに入れました。
ただ、遠いな~
お食事編、楽しみにしてました~。
いい感じですね~。ヘルシーだし、すき焼きもあって、満足です~。
この料金で、このお食事は、かなりいい感じです~。一気出しも気になりません~。
本来一気に出していただいた方が、好きな順番で食べられるので、好きなのです~。
盛岡冷麺は、一度食べてみたいです~。
イワナの塩焼きに、お刺身、大変結構です~。
お刺身は切り立て出るのに塩焼きが最初から並んでいるのもアンバランスですね~
この辺もご愛敬で許容範囲です
何しろアンバランスは大鷹で鍛えられているから~(*^m^)o==3プッ
banさんと同じく遠いなぁ~~~
banさん、こんばんは!
岩魚とニジマスのお造りはかなりボリュームがありましたよ~!
実は私、大人になるまで、山菜や川魚とほとんど縁が無く、
どちらかというと苦手な部類だったのですが、
秘湯巡りをするようになって好物になったんですよ♪
海の幸や洗練された料理も良いけれど、
こういう素朴な山宿では、
シンプルな山の幸料理を期待してしまいますね~♪
以前は「一気出し=ダメ 」って、強く思い込んでいたのですが、
最近は、私も、自分のペースで気楽に食べられる一気出しも悪くないなと思うようになりました。
ご飯も始めから持って来て貰って、好きなおかずを好きな順番でいただきました♪ U+A0(^O^)
もちろん順番にゆっくりいただく懐石料理も好きですが、
臨機応変に楽しめればと思います。( ´ ▽ ` )ノ
そうなんです。
お刺身は後出しなのに、塩焼きと天ぷらは冷めていました。(^_^;)
でも、なんとなく許せてしまいました。(^_^;)
確かに、北東北地方は、首都圏から一気に行くには遠いですね~。
私達の場合は、夫の仕事の都合で仙台に行く機会を利用することが多いです。
以前、青森から東京まで一気に運転で帰った事もありますが、
本当にボロボロに疲れました(; ̄O ̄)
川魚、冷麺、山菜、前沢牛、そして、ひっつみ汁と、その土地のものが食べられるのはうれしいですね
そして、皆さんおっしゃってますが、お刺身がキラキラしていてとっても美味しそうです
画像が良いので、お料理達がとっても美味しそうに写っています
何しろ、温泉には入ってみたいし、とっても遠いですが、必ず行ってみたい御宿です
こういうお料理、山の宿のメニューとしては典型的で珍しくはないのかもしれないけれど、
私は「山に来た~!」って気がして、妙に新鮮味を感じて嬉しいんですね♪
もちろん、満山荘のような工夫を凝らした素敵なお料理も大好きですよ(^_-)-☆
北東北エリアは良い温泉がたくさんあるのに、車でサクッと行くには遠いですよね~。
新幹線利用なら、東京~盛岡が「はやて」で2時間30分、盛岡駅~松川温泉がバスで1時間30分。
運転しなくて良いので楽だけど、それでも片道4~5時間かかりますね(^_^;)
山菜は飽きるほど食べたいです~
一気出しも美味しければ全く問題ありません
汁物が冷めているのだけは嫌です。
ただ焼物もカピカピまでいっちゃってたらゲンナリですが
朝食も温泉宿の定番!という感じで良いですね。
私は結構好きです~
秘湯に来てるな~って雰囲気バッチリですし。
盛岡冷麺、一度も食べたことありません
湖山荘で連泊した時、1泊の食事に盛岡まで出て、焼肉に行きたいな~とも考えたことありました。
本場のを食べてみたいです。
松川温泉、行ってみたい度満々ですが、皆さん仰ってるように遠い~。
遠いからこその秘湯なのですけどね
今回、詳しく見ることが出来て、ニュイさんに大感謝です
ありがとうございます
みみんさん、こんばんは!
初めて盛岡冷麺を食べたのは、やはりつなぎ温泉に旅行した時でした。(湖山荘ではなかったですが ・・・)
最初は、「 味のしないゴムみたいな麺だな 」って感じであまり美味しいとは思わなかったけど、
今ではツルツルシコシコした麺の食感と、キムチの旨味辛味、果物との相性が気に入ってます。
盛岡駅前の「盛楼閣 」に一度、「 ぴょんぴょん舎 」の稲荷町本店(盛岡市 )に数回ランチしに行きました。
今、ぴょんぴょん舎のHP見たら、銀座とスカイツリーにも支店があってビックリ U+A0(゜o゜;;
東京でも食べられるんですね。 (´・_・`)
http://www.pyonpyonsya.co.jp/tenpo.html
http://tabelog.com/iwate/A0301/A030101/3000020/
ところで、冷麺の本場って北朝鮮の平壌らしいですよ~( ̄◇ ̄;)
なぜ盛岡に浸透したのか興味深いですね~。