岩手県 八幡平 松川温泉 松楓荘(1) かけ流し温泉風呂付特別室「大瑠璃」:
大きなヒバ風呂付きの新しい客室♪ 木の香りがすがすがしかった♪
籐七温泉をチェックアウトした後は、八幡平でハイキングする予定だったが、大雨のため歩く気になれず、ハイキングは中止。
八戸にある市場、八食センターに行ってみたいという夫のリクエストで、八戸までドライブ。
「八食センター」には新鮮な魚介類がたくさん売っていて見ているだけで楽しかった。
近所に住んでいたら毎日食材の買出しに行っちゃうかも??
八戸から再び松尾八幡平に戻って、土砂降りの中、松楓荘へ。
看板の前で脇道に入り坂を下って行くと、広~い駐車場になっていて、そのどんづまりに頼りなさげな木造の建物が。
雨でフロントガラスがゆがんでます。
いかにも、秘湯って感じの玄関。
お土産コーナーの一角に猫ちゃん専用ベッドが。
女将さんは「ねこにゃん」と呼んでいました。
シャムとの雑種だそうです。
玄関からの廊下をまっすぐ進み、最初のお部屋が今回宿泊する「大瑠璃の間」。
客室の入り口は洋風で言えばアルコーブのような、
引き戸を開けると、スリッパを脱ぐスペースがあり、さらに鍵付きのドアがある。
入口方向から見た居間。
窓側から見た居間。
テレビ、魔法瓶、お茶セット、目覚まし時計。
客室に時計が置いてあるのは嬉しい。
客室に時計を置かない理由を、「時間を忘れてゆっくりして欲しい」とか「普段の生活では時間に追われているから」と言う宿も多いが、
実際には、食事の開始、お風呂の交代、チェックアウトなど、旅館での滞在は、時刻に縛られることが多く、
お客は嫌でも時間配分し、時刻を確認する必要に迫られるわけで、それなら携帯や外した腕時計をいちいち見るよりも、
見やすい場所に時計が置いてあった方が、はるかに気持ち的には時間から開放されるように思うのです。
時計を置くことを無粋と感じる人もいるかもしれないが、それなら、無粋ではない素敵な(?)時計を置けば良いと思うのです。
テーブルの上には花とキャンドル。
花は残念ながら造花でした
個人的には、造花なら、お花は飾らなくてもいいかな~と思う。
窓からの眺め。川の対岸に、洞窟風呂の入口が見えます。
大雨のため、川の流れが速くてちょっと怖かった。
到着のお菓子の代わりに、ゆで卵とアジシオ。
温泉で茹でたらしく、殻が面白い色に染まってました。
殻を割ると、中の白身も茶色くて面白かった。
でも化学調味料は嫌いなので、アジシオはやめて欲しかったな~。
もちろんアジシオは使わずに、そのまま食べました。
卵は美味しかったです。
備品は、浴衣、バスタオル、フェイスタオル、歯ブラシ。
客室にドライヤーは備えてません。
客室の脱衣所兼洗面所。
バスタオルも干せる大きなタオルハンガー♪
左のドアはトイレ。
トイレは、シャワートイレで、便座除菌クリーナーも備わっていて、個室も広々していてなかなか良かったです。
洗面台。設置型のタイプです
お湯は出ません。
脱衣所から見た客室風呂の浴室。
5人位は入れる大きな浴槽に、温泉がかけ流されています♪
窓を開ければ川の流れが見られます。
源泉温度は60度前後、使用位置でも50度なので、100%かけ流しだとかなり熱いです。
加水用の蛇口があるので、自分で加水量を調節できますが、
源泉の注入量を調節したい場合は、宿の人に声をかけてくださいとのこと。
チェックイン時は、加水され適温に保たれていましたが、
その後、水を止めておいたら、熱くなってしまい、
やむなく少量加水&湯もみ棒で必死に攪拌、その後、頭にかぶり湯(※)してから入りました。
(※)高温浴について。
熱い湯に浸かる前に、その湯を頭に30杯くらいかけると、体が熱さに慣れて入りやすくなります。
浸かる時間は2~3分程度にして、その後はしばらく安静にします。
草津温泉「時間湯」公式サイトからの抜粋
>お湯を頭からかぶり、血行を良くし、血液を頭部に集め、入浴時の、のぼせや貧血を防ぐ為に行い、特に後頭部にかけます。
>ここには小脳があり体の温度調整をする機能があり、頭の血管を開くと同時に体の血管を開くことによって湯あたりやのぼせを防ぎます。
>また、身体の毛穴を開いた状態に維持し、温泉入浴効果高めます。
草津の時間湯とは違い、私は頭にかけたお湯が浴槽内に戻らないようにしてます。
洗い場にはシャワーは無いが、お湯の注がれる枡があり、そこから手桶でお湯を汲んで、洗髪などに使う。
シャンプー、リンス、ボディソープあり。
手桶2つ、洗面器2つ、風呂椅子2つ。湯揉み棒あり。
泉質は中性の硫黄泉。
硫黄には脱脂作用があるので、温泉によっては、肌がガサガサに乾燥することがあるのだけど、
ここのお湯は肌触りも意外に柔らかく、浴後の肌も乾燥しなかった!
そう言えば、籐七温泉のお湯も、見た目の荒々しさとは裏腹に、肌がすべすべする優しいお湯だったな~。
綺麗な、良いお湯を独占できてシアワセでした
洞窟風呂、大浴場、混浴風呂に続く
ニュイ別館 温泉旅館の宿泊記 塩素消毒しない 源泉かけ流しの温泉宿 温泉旅行
お部屋、新しくてきれいですね~
木がたくさん使われてて、コテージにいるみたいですね。
HPの写真だとお風呂の大きさがよく分からなかったのですが、5人程度入れるっていうと、結構、大きいですね。お湯の注がれる枡があるのも手白澤みたいでシャワーよりいいですよね。源泉注入量が自分で調整できればもっと源泉を堪能できますね~
banさん、こんばんは!
さっそくコメントありがとうございます♪
もともとある客室1室分をトイレ、洗面、浴室に改装したようで、
広々してました。
浴槽は5人だときつめかもだけど、4人なら余裕って感じですね。
このお部屋、結構穴場かもしれません。(^_-)-☆
秘湯系で一番困るのは、浴槽から直接お湯を汲む以外、
お湯を使う洗う方法が無いお風呂ですね。
昔のお風呂はみなそうだったのかもしれないけど、
自分達専用の部屋風呂ならともかく、
不特定多数の人が浸かったお湯で髪をすすいだり、顔を洗ったりには抵抗があります(´・_・`)U+A0
シャワーを設置するのは風情を壊すという意見もあるけど、
枡にきれいなお湯をかけ流して手桶で汲んで使うこの方法ならば、
その心配も無いから良いですよね♪
今まで、手白澤以外では見かけなかったのですが、
今回は彩雲荘にも松風荘にもあったのでちょっと驚きました。
中性なら私もOKですネ
お湯の枡はテンション上がります
お茶うけが茹で卵ってユニークですね
白身も茶色ですって?
見た事ないです
籐七温泉も行ってみたいし、松楓荘も行ってみたいです~( ..)φメモメモ
じゅうべいさん、おはようございます♪
松川のお湯もいいお湯でした♪
ホント、同じ硫黄系白濁湯でも、いろいろありますね。
乾燥して身体中が粉吹いちゃうお湯もありますが(大◯谷の源泉とかね(^_^;) 、ここのお湯はマイルドでした~。
さすが300年近く親しまれて来た湯治場だけのことはあります。
茹で卵の色は不思議ですね~。
中でどんな化学反応が起こっているのでしょう???
とりあえず、この日記からコメントしますです(^0^)/
松楓荘は、湖山荘に毎年行っていた時、JRのびゅうを利用して行こうかな~と候補に上がっていた宿でした。
JRびゅうツアーって、往復新幹線代がかなりお得なんです。
それで帰りの日にちは自由に選べるので、1泊だけ松楓荘に泊まって、あとは湖山荘と考えてました。
(結局、いつも小岩井農場SLホテルや平泉辺りに宿泊したので、びゅうツアーは使いませんでしたが)
温泉が良さそうだわ~と、それだけで松楓荘を選んでいましたが、今回改めて見て「激シブ!」と思いました!
もちろん、イイ意味です~(^0^)
部屋のお風呂、凄過ぎます!!!
これを独り占めなんて、超リッチだわ~♡
シャワー代わりの掛け湯?コーナーにテンション上がりました!
時計のこと、私も全く同感です!!!
ニュイさんが私が日ごろ思っていることを代わりに言ってくださったようで、気持ちがすっきりしました~@^^@
ホント、置いて無いほうが縛られるってね(笑)
また「ねこにゃん」が可愛すぎです~♡
宿のHPを見たら、季節頼りのコーナーにねこにゃんが載っていて「寒いから丸まってドーナツクッションのようになっています。間違って座られちゃうかも?」って。
もう、もう、たまりません♪
深夜に胸キュンです♡
素直に
これを使えば良かったですね
コメントありがとうございます♪
アハハ(^o^) U+A0あまりにも更新頻度にムラがありすぎで驚かせてしまいましたね(^_^;)/ヤバイ!
間欠泉でも見る気持ちで見守っていただければ~と思います。
旅行は、登山などの荷物が多いこともあり、車で行くことが多いのですが、
運転が好きとはいえ、やはり疲れますね。
JRツアーは、賢く利用すれば新幹線もお得料金で乗れそうなのでマメに研究したいですね♪
特に北東北は遠いので、新幹線はありがたやです。
ハヤテだかハヤブサだっけ?で青森まで行ってみたいし、カシオペアで北海道にも上陸してみたいです♪
実は鉄ちゃんの素質ありかもしれません(^-^)
松楓荘は、良くも悪くも「 激シブ」でした。
後ほど、レポの中でサラリと触れるつもりですが、
あまりに飾らなすぎて、「 もう少しこうすれば良いのに、、、」と思う部分もありました。(^_^;)
でも、また機会があれば、再訪したいです。
時計のこと、「 同感」と言っていただけて嬉しいです♪♪
まあ、無くてもすごく困るわけでないけど、
あまりに些細で言及される機会も無い事柄なので、
あえてクローズアップしたくなりました。(^o^)
猫にゃん、ベッドでくつろいでいるところを、私がちょっかい出したものだから、
「 何この人、面倒くさ~!」って顔してました(^_^;)
こちらのお宿
鄙び系かと思ったら、とっても綺麗でおしゃれなお部屋なんですね
普通のお部屋もきれいなのでしょうかね
そして、温泉付きのお部屋ですが、リーズナブルで、のん達も行けそうです
でもちょっと遠いです
続き、楽しみにしていますよん
コメントありがとうございます♪
松楓荘、思いっきり鄙び系ですよ~(^o^)
「大瑠璃の間 」だけが新しいのです。
他のお部屋はトイレの付いてない、シンプルな和室で、ちょっと古い感じです。
部屋の大きさは、大瑠璃からトイレ&脱衣所&浴室を除いた部分、
つまり居間と同じ大きさのようです。
隣の部屋をみたらそんな感じでした。
遠いのが惜しい。でも、遠いからお値段抑えめなのかな?!
この間泊まった中の沢温泉の酸性泉もさらりとよかったですが、硫黄泉も入りたくなりましたね~。
お部屋にこんなに大きな湯船、贅沢ですね♪