(内容)
九野薫、36歳。本庁勤務を経て、現在警部補として、所轄勤務。7年前に最愛の妻を事故でなくして以来、義母を心の支えとしている。不眠。同僚・花村の素行調査を担当し、逆恨みされる。放火事件では、経理課長・及川に疑念を抱く。わずかな契機で変貌していく人間たちを絶妙の筆致で描きあげる犯罪小説の白眉。
奥田英朗の「最悪」「無理」「邪魔」と漢字二文字三部作のうち「最悪」に続く2作目。
上下巻からなる作品で読み応えはあったがさくさくと読み進むことが出来た。
これは作家の為せる技のような気がする。
だが、全体的にストーリーは尻すぼみ感があって、最後は「えっ?これで終わり?」って思ってしまった。
まるでドラマが最終回前に終わってしまった印象。
個人的には既読の「最悪」の方が良かったと思う。
読書メーターに登録してから読み始めた作家だけどこれで12作品目。
まだまだ読んでいきたいと思う。
★★★☆☆
九野薫、36歳。本庁勤務を経て、現在警部補として、所轄勤務。7年前に最愛の妻を事故でなくして以来、義母を心の支えとしている。不眠。同僚・花村の素行調査を担当し、逆恨みされる。放火事件では、経理課長・及川に疑念を抱く。わずかな契機で変貌していく人間たちを絶妙の筆致で描きあげる犯罪小説の白眉。
奥田英朗の「最悪」「無理」「邪魔」と漢字二文字三部作のうち「最悪」に続く2作目。
上下巻からなる作品で読み応えはあったがさくさくと読み進むことが出来た。
これは作家の為せる技のような気がする。
だが、全体的にストーリーは尻すぼみ感があって、最後は「えっ?これで終わり?」って思ってしまった。
まるでドラマが最終回前に終わってしまった印象。
個人的には既読の「最悪」の方が良かったと思う。
読書メーターに登録してから読み始めた作家だけどこれで12作品目。
まだまだ読んでいきたいと思う。
★★★☆☆