(内容)
女子高生・麻紀の父が経営する会社が破綻したー。かつて商社マンだった社会科教師の辛島は、その真相を確かめるべく麻紀とともに動き出した。やがて、二人がたどり着いたのは、「円」以上に力を持った闇のカネによって、人や企業、銀行までもが支配された街だった。江戸川乱歩賞受賞第一作『M1』を改題。
池井戸作品は完全制覇を目指しててあと少しのところまで来ている。
新しい作品はほぼ読み尽くししているので、残りは初期の頃の作品になる。
初期の頃の作品は今の作風とちょっと違ってミステリー色が強い。
本作品も金融ミステリーと位置づけられる作品の一つである。
他の池井戸作品に比べるとやや金融関係の内容がやや難しい感じがしたのが少し残念な点。
ストーリー的にも面白いが、一介の教師がそこまでするか?出来るか?というのが、なんとなく心の中に残ってしまった。
最後の結末もややアッサリした感じを受けた。
池井戸作品はやっぱり今の作風の方が好き。
★★★☆☆
女子高生・麻紀の父が経営する会社が破綻したー。かつて商社マンだった社会科教師の辛島は、その真相を確かめるべく麻紀とともに動き出した。やがて、二人がたどり着いたのは、「円」以上に力を持った闇のカネによって、人や企業、銀行までもが支配された街だった。江戸川乱歩賞受賞第一作『M1』を改題。
池井戸作品は完全制覇を目指しててあと少しのところまで来ている。
新しい作品はほぼ読み尽くししているので、残りは初期の頃の作品になる。
初期の頃の作品は今の作風とちょっと違ってミステリー色が強い。
本作品も金融ミステリーと位置づけられる作品の一つである。
他の池井戸作品に比べるとやや金融関係の内容がやや難しい感じがしたのが少し残念な点。
ストーリー的にも面白いが、一介の教師がそこまでするか?出来るか?というのが、なんとなく心の中に残ってしまった。
最後の結末もややアッサリした感じを受けた。
池井戸作品はやっぱり今の作風の方が好き。
★★★☆☆