(内容)
開業にあたり調査事務所“紺屋S&R”が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。-それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして…いったいこの事件の全体像とは?犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。新世代ミステリの旗手が新境地に挑み喝采を浴びた私立探偵小説の傑作。
引きこもりが一念発起して探偵事務所を開いたところから始まる。
なかなか掴みも良くスムーズに小説に入り込むことが出来た。
ハンペーという相方の探偵への憧れも面白おかしく描かれて人物像に好感が持てた。
緩い感じから後半は急にミステリーになり、どんでん返し的な展開も待っていた。
全般的にはいい流れだったのだが、エピローグがかなり残念な感じで終わっている。
それまでが良かっただけに…
その後、このコンビの小説は出ていないのかな?
コンビの掛け合いはよかったので、刊行されたらまた読んでみたいと思う。
★★★☆☆
開業にあたり調査事務所“紺屋S&R”が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。-それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして…いったいこの事件の全体像とは?犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。新世代ミステリの旗手が新境地に挑み喝采を浴びた私立探偵小説の傑作。
引きこもりが一念発起して探偵事務所を開いたところから始まる。
なかなか掴みも良くスムーズに小説に入り込むことが出来た。
ハンペーという相方の探偵への憧れも面白おかしく描かれて人物像に好感が持てた。
緩い感じから後半は急にミステリーになり、どんでん返し的な展開も待っていた。
全般的にはいい流れだったのだが、エピローグがかなり残念な感じで終わっている。
それまでが良かっただけに…
その後、このコンビの小説は出ていないのかな?
コンビの掛け合いはよかったので、刊行されたらまた読んでみたいと思う。
★★★☆☆