(内容)
高校の物理研究会で湯川の後輩にあたる古芝伸吾は、育ての親だった姉が亡くなって帝都大を中退し町工場で働いていた。ある日、フリーライターが殺された。彼は代議士の大賀を追っており、また大賀の担当の新聞記者が伸吾の姉だったことが判明する。伸吾が失踪し、湯川は伸吾のある“企み”に気づくが…。シリーズ最高傑作!
高校の物理研究会で湯川の後輩にあたる古芝伸吾は、育ての親だった姉が亡くなって帝都大を中退し町工場で働いていた。ある日、フリーライターが殺された。彼は代議士の大賀を追っており、また大賀の担当の新聞記者が伸吾の姉だったことが判明する。伸吾が失踪し、湯川は伸吾のある“企み”に気づくが…。シリーズ最高傑作!
月イチではなくなったが、定期的に読もうと思っている東野圭吾作品。
ここ最近はガリレオシリーズと加賀恭一郎シリーズを交互に読むようになっている。
理系作家ならではの科学技術的な作品。
自身も理系なので、このシリーズはお気に入りのシリーズである。
偏屈で人付き合いが上手くない湯川教授だが、優しさに満ち溢れていて人間味のあることが本作品でも描かれている。
展開だけでなく登場人物の描写なども読み手を引き込むことが東野圭吾作品のスゴさだと思う。
ガリレオシリーズでもまだ未読の作品があるので、これからもぼちぼち読んで行きたいと思う。
★★★★☆