(内容)
一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員…ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。
一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員…ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。
先月読んだ、「ツナグ 想い人の心得」の前作。
小説は読んだことがなかったが、映画は観たことがあった。
だが、、細かな内容までは覚えてなかった。
なので、スムーズに入り込めたし興味深く読むことが出来た。
個人的に好きなのは「待ち人の心得」。
私は逆の順で読んでしまったが、シリーズで続けて読むと歩美の成長も感じ取ることが出来て面白いと思う。
映画を観たせいもあるかもしれないが、どのシーンも上手く描写されていて光景が浮かぶ。
とてもいいシリーズだと思うので、続編も期待したい。
★★★★☆