(内容)
瀬戸内海に浮かぶ島、冴島。朱里、衣花、源樹、新の四人は島の唯一の同級生。フェリーで本土の高校に通う彼らは卒業と同時に島を出る。ある日、四人は冴島に「幻の脚本」を探しにきたという見知らぬ青年に声をかけられる。淡い恋と友情、大人たちの覚悟。旅立ちの日はもうすぐ。別れるときは笑顔でいよう。
瀬戸内海の島に住む4人の高校生が主人公。
個人的に好きなのは源樹。
島の話なので夏がメインかと思っていたがそうではなくて様々な季節だった。
島の情景が書かれている箇所はそれほどないのだが、美しい島の情景が目に浮かぶような作品。
高校生4人だけでなく多くの登場人物が登場するが、それほど混乱することなく読むことが出来る。
中でもヨシノと本木はいいキャラしてるなと思った。
少し田舎暮らしにも憧れがあるので、こう言った作品は好きである。
もう少し難しい事件が起こったらもっと面白かったと思う。
★★★★☆
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