(内容)
平凡な毎日を憂う逸夫は文化祭をきっかけに同級生の敦子と言葉を交わすようになる。タイムカプセルの手紙を取り替えたいという彼女の頼みには秘めた真意があった。同じ頃、逸夫は祖母が五十年前にダムの底に沈めた「罪」の真実を知ってしまう。それぞれの「嘘」が、祖母と敦子の過去と未来を繋いでいく。
平凡な毎日を憂う逸夫は文化祭をきっかけに同級生の敦子と言葉を交わすようになる。タイムカプセルの手紙を取り替えたいという彼女の頼みには秘めた真意があった。同じ頃、逸夫は祖母が五十年前にダムの底に沈めた「罪」の真実を知ってしまう。それぞれの「嘘」が、祖母と敦子の過去と未来を繋いでいく。
道尾秀介作品もこれで25作品目。
着々と完全制覇に向かっている。
積読してる文庫本があと2冊もある。
ミステリーと青春小説を融合した感じの内容。
主人公の逸夫が謎めいた同級生敦子と絡むようになってから色々なことに取り組んで成長していく姿が描かれている。
物語の情景は田舎の温泉町で、雰囲気明るくなく暗い感じである。
前半は時間軸がよくわからず混乱したが中盤以降は展開も早くまずまずだった。
個人的には良くもなく悪くもない作品だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/b0/b60990551801019f2184340097186be0.jpg?1601242769)
★★★☆☆
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