(内容)
刑務所で作られた椅子に奇妙な文章が彫られていた。
家族を惨殺した猟奇殺人犯が残した不可解な単語は哀しい事件の真相を示しており…(ケモノ)。
同級生のひどい攻撃に怯えて毎日を送る僕は、ある女の人と出会う。
彼女が持つ、何でも中に入れられる不思議なキャンバス。
僕はその中に恐怖心を取って欲しいと頼むが…(「悪意の顔」)。
心の「鬼」に捕らわれた男女が迎える予想外の終局とは。
驚愕必至の衝撃作。
道尾秀介の6編からなる短編集。
かなりホラー要素の強いミステリー。
なんとなく乙一を思い起こされる。
各短編にイニシャルがSの男の子と鴉が登場し、不気味さをさらに煽ってる感じがする。
短い短編やけど、ちゃんと落とし所があって、少し思わせ振りな終わり方をしてるのがイヤミスっぽい。
6作品の中では「ケモノ」が個人的には面白かった。
短編集としてはまずまずだと思う。
★★★☆☆
刑務所で作られた椅子に奇妙な文章が彫られていた。
家族を惨殺した猟奇殺人犯が残した不可解な単語は哀しい事件の真相を示しており…(ケモノ)。
同級生のひどい攻撃に怯えて毎日を送る僕は、ある女の人と出会う。
彼女が持つ、何でも中に入れられる不思議なキャンバス。
僕はその中に恐怖心を取って欲しいと頼むが…(「悪意の顔」)。
心の「鬼」に捕らわれた男女が迎える予想外の終局とは。
驚愕必至の衝撃作。
道尾秀介の6編からなる短編集。
かなりホラー要素の強いミステリー。
なんとなく乙一を思い起こされる。
各短編にイニシャルがSの男の子と鴉が登場し、不気味さをさらに煽ってる感じがする。
短い短編やけど、ちゃんと落とし所があって、少し思わせ振りな終わり方をしてるのがイヤミスっぽい。
6作品の中では「ケモノ」が個人的には面白かった。
短編集としてはまずまずだと思う。
★★★☆☆
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます