(内容)
二〇〇一年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、知人の雑誌編集者から海外旅行特集の仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。
現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が勃発する。
太刀洗はジャーナリストとして早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり…。
「この男は、わたしのために殺されたのか?あるいはー」疑問と苦悩の果てに、太刀洗が辿り着いた痛切な真実とは?
『さよなら妖精』の出来事から十年の時を経て、太刀洗万智は異邦でふたたび、自らの人生をも左右するような大事件に遭遇する。
二〇〇一年に実際に起きた王宮事件を取り込んで描いた壮大なフィクションにして、米澤ミステリの記念碑的傑作!
2016年「このミス」第1位の作品。
いつものように図書館本。
結構、予約が多くてなかなか読めなかったが、ようやく読めた。
ネパールで実際に起きた事件とほぼ同時期に起こった殺人事件とが絡み合って話は進んで行く。
海外の話は登場人物が多いと誰が誰だがわからなくなってしまうが、この作品は登場人物がそれ程多くなく、わかりやすい。
前半は淡々と話が進むが、中盤以降は急展開となり、一気に引きつけられて、あっという間に読了。
評価としては、まあまあ面白かった。
でも、犯人や謎が見え隠れしてて、何となく感づいてしまったとこは残念。
評判が良くて、期待していただけに、少し評価は低め。
★★★☆☆
二〇〇一年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、知人の雑誌編集者から海外旅行特集の仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。
現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が勃発する。
太刀洗はジャーナリストとして早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり…。
「この男は、わたしのために殺されたのか?あるいはー」疑問と苦悩の果てに、太刀洗が辿り着いた痛切な真実とは?
『さよなら妖精』の出来事から十年の時を経て、太刀洗万智は異邦でふたたび、自らの人生をも左右するような大事件に遭遇する。
二〇〇一年に実際に起きた王宮事件を取り込んで描いた壮大なフィクションにして、米澤ミステリの記念碑的傑作!
2016年「このミス」第1位の作品。
いつものように図書館本。
結構、予約が多くてなかなか読めなかったが、ようやく読めた。
ネパールで実際に起きた事件とほぼ同時期に起こった殺人事件とが絡み合って話は進んで行く。
海外の話は登場人物が多いと誰が誰だがわからなくなってしまうが、この作品は登場人物がそれ程多くなく、わかりやすい。
前半は淡々と話が進むが、中盤以降は急展開となり、一気に引きつけられて、あっという間に読了。
評価としては、まあまあ面白かった。
でも、犯人や謎が見え隠れしてて、何となく感づいてしまったとこは残念。
評判が良くて、期待していただけに、少し評価は低め。
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