(内容)
添木田蓮と楓は事故で母を失い、継父と三人で暮らしている。溝田辰也と圭介の兄弟は、母に続いて父を亡くし、継母とささやかな生活を送る。蓮は継父の殺害計画を立てた。あの男は、妹を酷い目に遭わせたから。-そして、死は訪れた。降り続く雨が、四人の運命を浸してゆく。彼らのもとに暖かな光が射す日は到来するのか?大藪春彦賞受賞作。
最近読んだ道尾秀介の小説はどれも当たりが多い。
本作品も当たりやった。
事故や病気で両親を亡くし、継父、継母と生活を送っている2組の兄弟が少しずつ色々と絡み合って来る感じがぐいぐいと引きつけられる。
後半には少しずつ謎が明らかになり、その中にどんでん返し的な展開も待ってていて、なかなか読み応えがあった。
ミステリー的要素だけでなくヒューマン的な要素も取り入れてあり、めちゃくちゃ面白く読むことが出来た。
小説の中はずっと雨の場面ばかり、雨にうんざりしてる時には読むべきではないと思う。
★★★★★
添木田蓮と楓は事故で母を失い、継父と三人で暮らしている。溝田辰也と圭介の兄弟は、母に続いて父を亡くし、継母とささやかな生活を送る。蓮は継父の殺害計画を立てた。あの男は、妹を酷い目に遭わせたから。-そして、死は訪れた。降り続く雨が、四人の運命を浸してゆく。彼らのもとに暖かな光が射す日は到来するのか?大藪春彦賞受賞作。
最近読んだ道尾秀介の小説はどれも当たりが多い。
本作品も当たりやった。
事故や病気で両親を亡くし、継父、継母と生活を送っている2組の兄弟が少しずつ色々と絡み合って来る感じがぐいぐいと引きつけられる。
後半には少しずつ謎が明らかになり、その中にどんでん返し的な展開も待ってていて、なかなか読み応えがあった。
ミステリー的要素だけでなくヒューマン的な要素も取り入れてあり、めちゃくちゃ面白く読むことが出来た。
小説の中はずっと雨の場面ばかり、雨にうんざりしてる時には読むべきではないと思う。
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