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Sindbad

2023-03-03 23:17:02 | 地球歴史紀行
季節風は時として 砂漠に緑をもたらすが
いざ 貿易の航海には決死の覚悟となる
シンドバッドの七つの夢はその勇気の証だ
 
季節風は時として 人を夢想家に変身させる
いざ 新大陸目指し 飽くなき熱病を患って
コロンブスは 地球が丸いことは知っていたとしても

季節風は時として 我らを苦しめる
昨日と同じ世界に住む 権利を拒絶する
船出の熱情 明日への渇望 こそが生命の証拠

yatcha john s. 「Sindbad」


ある飛騨のホテルの女将

2023-03-03 23:11:51 | 私の青年時代
ある日 テレビの旅番組を見ていたら綺麗な中年の女将 飛騨の温泉 名物女将
思わず食べてる料理を溢した
見覚えのある容貌 聞いたことのある声とイントネーション
「あれっ、カヨ!」

青年の船 計画頓挫のあと
ある日 会長 僕を呼び出して
「おめえの企画乗ることにした
失敗したら俺が弁償すっから
おめえにやって貰いたいことがある
なにしろ とりあえずおめげとおれげは天狗党だ」

紹介されたのは綺麗な二人の女性
年上みたいのと小さくて若い子
「こんな美人となら やらしてもらうよ手弁当で」

「いいや 大きい方は茨城放送のトップ・アナウンサー
小さい方が各地を取材する
その時 人集めしてくれ 運転頼むよ」

結局 事前調査は三人
グアム・サイパン 中型客船の長旅
サイパンで初めて海外ドライブ
同じ車線からスピードあげてくる現地の車
「おめえ ダメだっぺ ここはとりあえずアメリカだっぺし」
グアムでは、僕の知り合いのところで歓迎会
拙い英語でスピーチ ギターで一曲
彼女 「運転は最低だけんども とりあえず英語とギターはうめえんだっぺし」
「なあに おめえの茨城弁よりは下手だっぺし」

数ヵ月が過ぎ 企画は成功
もう一度 船に乗ったが
彼女は乗らなかった
なぜか 彼女は突然いなくなった

成功したあと 家に電話で聞いてみた
姉さん 「妹は岐阜に嫁ぎました なにか茨城が嫌いだからと」

変わった女もいるもんだ その時そう思った
それとも僕の方が変わっているのかも

 これらの言動は一切公式文書には記載されず「ファウンデーションの夢」の「記録消去」と同じように

yatcha john s. 「僕のmission impossible : 最高の気分、とりあえずグアム・サイパンかそれとも飛騨の温泉か」


ファウンデーションの夢 第三部 ウォンダとガールの地球探訪  第1話  狂乱

2023-03-03 23:08:23 | ウォンダとガールの地球探訪
11第1話狂乱
ファウンデーションの夢 
第三部
ウォンダとガールの地球探訪
第1話 

狂乱

お招きの言葉

 わたしYi Yinのサイエンス・フィクションはアイザック・アシモフの『ファウンデーション』シリーズをほぼ下敷きとして哲学者ノース・ホワイトヘッドの「移動と新しさ」の哲学に貫かれている。

あらすじ 

 セルダンの裁判が始まる前の年、つまり銀河暦12066年、ダニール・オリヴォーは、ガール・ドーニックをシンナックスから招き寄せるため、かつハリ・セルダンの「心理歴史学」と2つのファウンデーションを補強するため、人類の最古の故郷星「地球」への探索の旅に出る。

 漸くダニールは、天の川銀河の半球過ぎに、それらしき海洋惑星を見つけた。

 ダニールは、以前にしたようにヒューミンと名前を変えてシンナックス大学に何食わぬ顔で入り込み、ガール・ドーニックを待ち構えていた。

 ガールは、どうしたわけか、彼が見いだしたことがらをとめどもなくヒューミンに話しはじめた。ダニールは、ガール・ドーニックの非凡な閃きを強く受けとめて、ロボットでありながら絶句する。

 ダニールのこの探索からファウンデーションの新たな叙事詩がはじまろうとしていた。ハリ・セルダンの故郷を目指したのは、ロボットにない人間の潜在能力に彼の第零法則を挑戦させたかったためであった。そこから何かが生まれそうな予感を抱いて!
 ガールは、ダニールの指示通り、ダニールの多額のクレジット・バッグを抱えて、トランターに着いた。まではよかったが、ハリ・セルダンに会うやいなや、当のハリ共々裁判のために留置所に入れられてしまった。
 ハリの未来予測は、将来500年以内に92・5パーセントの確率でトランター銀河帝国が滅亡するというものだった。

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「もとはといえば熱処理人夫だったユーゴ・アマリル。その彼がハリを助ける心理歴史学の片腕になろうとは誰も予想できなかった。ハリは分身のように彼を溺愛した。ユーゴは55歳だった。その分身が私であった。」(『ハリ・セルダンの生涯』ガール・ドーニック著)

 なんたる事態だ。私の技能で大数学者の手助けができると、このトランターに来たというのに、彼と話したのも三十分程度で、その場面で今度は裁判に引き込まれたなんて!禁冷計(チン・リンジ)が直接裁判に出て来るなんて、ただ事じゃない。宰相であり大執政官なのに。何も聞いてない。ヒューミンさんからも。バッグのなかに、クレジットだけは十分残ってる。どうしたらシンナックスに帰れるかだ!
 名宰相だったデマーゼルの後継者として指名されたセルダン教授が宰相になって、この私の目の前でその前宰相が拘束されるなんて考えられない!私もこのまま牢獄に閉じ込められるのか?このまま死刑に処せられるのか?先ほど、官憲が入り込む前に、ハリ教授は何か言ってた。「これは私が仕組んだものなのだ。」と?!この禿げジジイ!あんたはどれだけいかれてるんだ!

yatcha john s.


Ocean Ensemble

2023-03-03 16:18:31 | 地球歴史紀行
一生に一度とはいわず

珊瑚礁の織りなす色の砂浜を歩いてみようよ
この宇宙でこれほど深呼吸ができるところがないはずだから

リーフの内側は命の色 
外側は永遠の色 
その真ん中の道を歩けば
生まれる前の記憶と宇宙の終わりの時のドラマが混ざりあう

砂を踏む足ひらの感触はロックと管弦楽団のアンサンブル

その砂を手のひらにのせて
風の呼吸にあわせて大宇宙の砂時計にしてみたら
光の国へようこそ

そこはもう過去も未来も飛び越して
光と命がぶつかり合う宇宙の彼方
麗しの七色のビームをからだ全体に浴び

https://youtu.be/reHKTPTRghw

yatcha john s. 「 ocean ensemble 」