ハローワーク活用術:失業手当の基礎知識
最低12ヶ月失業保険を支払えば失業手当がもらえる
2007年4月に成立した改正雇用保険法により、以下の点が変わりました。
《2007年9月30日までに退職》
* 短時間労働被保険者(週20時間以上30時間未満勤務)・退職理由関係なし
↓
雇用保険に加入していた期間が12か月以上(退職前2年間に)あれば、受給資格を得られた
* 一般被保険者(週30時間以上勤務)・退職理由関係なし
↓
雇用保険に加入していた期間が6か月以上(退職前1年間に)あれば、受給資格を得られた
《2007年10月1日以降に退職》
* 自己都合で退職・被保険者区分なし
↓
雇用保険に加入していた期間が12か月以上(退職前2年間に)あれば、受給資格を得られる
* 会社都合で退職・被保険者区分なし
↓
雇用保険に加入していた期間が6か月以上(退職前1年間に)あれば、受給資格を得られる
もらえる失業手当は給料の50%~80%
失業手当がもらえる期間は50日~330日
* 自己都合で退職した場合
「被保険者期間」(雇用保険の加入期間)が10年未満までは90日、10年以上で20年未満で120日、20年以上で150日となっています。
* 会社都合で退職した場合
こちらは、”加入年数”と”年齢条件”の2つの要素によって所定給付日数が決まるシステムになっています。