2009年10月より住宅瑕疵担保履行法が施行されます

2005年の11月に、マンションの構造計算書偽造問題が発覚し社会現象になりました。
その影響で、さまざまな法律が改正されていきました。
その一環として、この住宅瑕疵担保履行法が2009年１０月１日より施行されます。

この住宅瑕疵担保履行法は、瑕疵担保責任履行のための資力確保措置を義務付けるものです。
住宅瑕疵担保履行法の施行日10月１日以降に消費者へ引き渡される新築住宅はすべて資力確保措置の対象となります。

参考：
All About:「住宅瑕疵担保履行法」を知っていますか？

国土交通省住宅局住宅生産課住宅瑕疵担保対策室
「住宅瑕疵担保履行法」　

民主党の台頭と消費者庁の発足

８／３０は歴史的な選挙でした。

民主党の圧倒的な勝利。単独で衆議院議席３分の２にせまる勢いでした。
連立政権により、３分の２の議席を確保することができますので、法律案が通ってしまいます。

果たして、民主党の政治の手腕は如何に。


９／１から、前々から予定されていた「消費者庁」が発足・始動します。
耐震偽装や食品偽装などの多くの事件が起き、それに対する一元的な庁が欲しいとのことで、福田政権の下に構想されました。

今までは、建設関係なら国土交通省、食品なら農林水産省や厚生労働省など、管轄省庁がばらばらで統制がとれなかったようです。

ただ、役所の天下り先確保のにおいも感じられますので、注意して見守りたいと思います。