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くまくま園

2014-07-22 08:16:00 | 北秋田市議会
【7月22日(火)】


今日は朝から強い日差しです。

まだ「梅雨明け宣言」はありませんが、ここ数日で出るのではないでしょうか。

さて、先週の19日(土)は阿仁熊牧場にヒグマ舎が完成して、通称『くまくま園』となったリニューアルオープンのセレモニーに参加してきました。

このヒグマ舎は、鹿角市の旧八幡平クマ牧場から受け入れたヒグマを飼育するために、阿仁熊牧場内に新しく施設を建設したものです。

工事金額は全て県からの補助金。

中には多大な金額を熊に与えていいものか、とのご指摘があります。

しかし、今回のセレモニーで代表で感謝状を送られた3団体の寄付金や食糧の数字には驚かされました。

寄付金額は一団体だけで1千万円を超える愛護団体もあり、食糧についても毎年数トンも寄贈されてる方もおられました。

佐竹県知事の挨拶によれば、八幡平の痛ましい事故に対し、ヒグマの全頭受け入れを決定してからは、世界各国からの愛護団体からは数多くの感謝のメッセージが届いているとのこと。

尊い生命を守る事に関しては、人間や動物でも同じ気持ちということなのだと思います。

厳しい選択の中で最良の判断だったのではないでしょうか。


しかし、これからが北秋田市としての課題です。

『くまくま園』がヒグマの観察や研究などを通じて、また北秋田市の観光の一環として、全国から多くの人が訪れる魅力的な施設となるように努力していかなければいけないと思うのです。

今回の施設はあくまでヒグマの飼育の施設のみ。

研究や観光のためには、隣接した場所にクマの生態などを学べるスペースや関連したグッズを販売できるようなスペースなどがあっても良いと思います。

自分自身的には中途半端な施設になってしまっているような感じがします。

これからも『くまくま園』を注視していきたいと思います。


≪北秋田市ホームページより≫

完成したヒグマ舎。ヒグマの走る姿は物凄く迫力があります。追われればあっという間に追いつかれてしまう早さです。

写真の左脇にガラスがありますが、ここから間近でヒグマを観察する事が出来ます。

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