沖縄 マイメモリーから明日へ
琉球王朝の命から七代目「金細工(くがにぜーく)またよし」又吉健次郎さんを訪ねたのは、昨年 2012.12月末。
厳めしくも可愛げなシーサーが迎えてくれた。
質素な佇まいながら工房に入ると凛とした格調を感じたが どこか暖かい♪
昔ながらの道具を駆使し、幾重にも手間をかけた作品を丁寧に説明頂きながら、歴史や技術を継承してこられた実績はもとより、お人柄に惹かれてしまった♪
オカリナにもご関心を示されたので、僭越ながら名曲"芭蕉布"♪を奏すると、なんと作曲者・普久原恒勇とは懇意の友人とか!
作品で特に目を引いたのは、
高貴な婚礼の義に用いた房指輪!七つの房の1つ1つの意味(幸せへの願い)をお聞きして感銘を受けた♪
自らも運命的で大切な人の指に着けてさしあげたい!
<七房の意味>
魚:食べ物に困らないように
ざくろ:子孫繁栄
桃:不老長寿
扇:末広がりの福
花:生活の彩り
蝶:天国の使者
葉:着る物に困らないように