オカリナのある風景🎵世界に1つ?「和蝋燭(わろうそく)で作った笛」
「漆(うるし)が原料‼️」と聞いてドキッとするかもしれませんね。
ウルシ科のウルシ(漆)やハゼノキの実(櫨の実)を搾った「蝋(ろう)」で作った「和蝋燭(わろうそく)」由縁の「笛」を見たことがあるでしょうか?
「漆」の樹液は漆器の材料として、古来日常生活道具の保護塗装に使われて来たことはご存知の通りですね。
能登の中島町(現 七尾市)深浦に「臨海学修センター」と名づけた小屋が、「海辺の オカリナ工房」 でもあった頃のこと。
「棄てるものなので何かに使えたら…」と、寺の住職である友人がドカッと持ってきたのは、朱色を含む「和ろうそく」の山(゚〇゚)❗
お寺では法事毎に新品を使い、燃えた部分が僅かであっても廃棄処分されるそうです。
大変な手間暇をかけて作られた「和ろうそく」の山を見て複雑な思いでした。
因みに、七尾市の「高澤ろうそく」さんにはミニ展示場があり、製造行程や歴史資料が閲覧可能です。
かつて筆者のオカリナコンサートが予定されましたが、赴いた夜は もぬけの殻(゚〇゚)
突然ご隠居のお婆ちゃんが行方不明となり皆で探していたとの一件も…
さて「和蝋燭(わろうそく)のオカリナ」もまた 土から派生した 笛 に違いない❗と製作にトライ。
しかし「和蝋燭(わろうそく)」は ねばりが強いためか、溶かしてオカリナの型に流し込もうとしても思い通りにいかず、かなり手こずりました。
ところが ついに出来た「和蝋燭(わろうそく)のオカリナ」の音は意外と明るく(軽く?)澄んでいて驚きました。
手触りが暖かく、くすんだ朱の色合いを見せる、世界に1つ? の「和蝋燭(わろうそく)のオカリナ」は、いつとも知れぬ出番を待っています。
〈和蝋燭 と 洋ローソク〉
🌑和蝋燭
原料は、ウルシ科の櫨の実(はぜのみ)などの植物性の蝋。
芯は、イグサ科の「藺(い)草」の髄から取れる燈芯。
製造は、一本一本手作業で、 できあがる数も限られる。
炎は、大きく揺らぎ、芯が太いため消えにくい。
高価。
🌑洋ローソク
原料は、石油から採れるパラフィン。
芯は、糸
製造は、機械により大量生産可能。
炎は、小さく消えやすい。
安価。
⬛和蝋燭は、原料が純植物性のため、油煙が少なく、ほんのりとロウの溶けた香りがします。点火して液体となったロウが芯に吸い上げられ 炎と共に蒸発するため、液だれもほとんどなく、ススが少ないのでお仏壇も汚れにくく、簡単に拭き取れます。
また 和蝋燭の炎が、洋ローソクの炎と異なるのは構造上の秘密でもありますが、大きくゆらゆら燃える神秘的な揺らぎが情緒的な癒しをもたらします。
───────────
Atelier「土の音」(オカリナ製作販売、演奏、教室)in 金沢
★HP:http://clay.crayonsite.net
★「土の音🎵オカリナのある風景」:https://youtu.be/Lx0ONATqiTg
◆あなたのオカリナ作りを承ります。
🔶お問合せフォーム:https://ssl.form-mailer.jp/fms/59b98b98532539
「漆(うるし)が原料‼️」と聞いてドキッとするかもしれませんね。
ウルシ科のウルシ(漆)やハゼノキの実(櫨の実)を搾った「蝋(ろう)」で作った「和蝋燭(わろうそく)」由縁の「笛」を見たことがあるでしょうか?
「漆」の樹液は漆器の材料として、古来日常生活道具の保護塗装に使われて来たことはご存知の通りですね。
能登の中島町(現 七尾市)深浦に「臨海学修センター」と名づけた小屋が、「海辺の オカリナ工房」 でもあった頃のこと。
「棄てるものなので何かに使えたら…」と、寺の住職である友人がドカッと持ってきたのは、朱色を含む「和ろうそく」の山(゚〇゚)❗
お寺では法事毎に新品を使い、燃えた部分が僅かであっても廃棄処分されるそうです。
大変な手間暇をかけて作られた「和ろうそく」の山を見て複雑な思いでした。
因みに、七尾市の「高澤ろうそく」さんにはミニ展示場があり、製造行程や歴史資料が閲覧可能です。
かつて筆者のオカリナコンサートが予定されましたが、赴いた夜は もぬけの殻(゚〇゚)
突然ご隠居のお婆ちゃんが行方不明となり皆で探していたとの一件も…
さて「和蝋燭(わろうそく)のオカリナ」もまた 土から派生した 笛 に違いない❗と製作にトライ。
しかし「和蝋燭(わろうそく)」は ねばりが強いためか、溶かしてオカリナの型に流し込もうとしても思い通りにいかず、かなり手こずりました。
ところが ついに出来た「和蝋燭(わろうそく)のオカリナ」の音は意外と明るく(軽く?)澄んでいて驚きました。
手触りが暖かく、くすんだ朱の色合いを見せる、世界に1つ? の「和蝋燭(わろうそく)のオカリナ」は、いつとも知れぬ出番を待っています。
〈和蝋燭 と 洋ローソク〉
🌑和蝋燭
原料は、ウルシ科の櫨の実(はぜのみ)などの植物性の蝋。
芯は、イグサ科の「藺(い)草」の髄から取れる燈芯。
製造は、一本一本手作業で、 できあがる数も限られる。
炎は、大きく揺らぎ、芯が太いため消えにくい。
高価。
🌑洋ローソク
原料は、石油から採れるパラフィン。
芯は、糸
製造は、機械により大量生産可能。
炎は、小さく消えやすい。
安価。
⬛和蝋燭は、原料が純植物性のため、油煙が少なく、ほんのりとロウの溶けた香りがします。点火して液体となったロウが芯に吸い上げられ 炎と共に蒸発するため、液だれもほとんどなく、ススが少ないのでお仏壇も汚れにくく、簡単に拭き取れます。
また 和蝋燭の炎が、洋ローソクの炎と異なるのは構造上の秘密でもありますが、大きくゆらゆら燃える神秘的な揺らぎが情緒的な癒しをもたらします。
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Atelier「土の音」(オカリナ製作販売、演奏、教室)in 金沢
★HP:http://clay.crayonsite.net
★「土の音🎵オカリナのある風景」:https://youtu.be/Lx0ONATqiTg
◆あなたのオカリナ作りを承ります。
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