おじさんとおばさんのつぶやき出張所

2002年から「おじさんとおばさんのつぶやき」というHPで書いていた記事をこちらのブログで書いていきます。

J3参入を目指す高知ユナイテッドSC まさかの大失速

2024年12月29日 08時48分21秒 | つぶやき
2024年12月30日

これは前回の「J3参入を目指す高知ユナイテッドSC 立ちはだかる大きな壁」<2024年12月23日>からの続きです。

開幕から7連勝と好発進、途中連敗しながらも負けはその2敗だけで首位を独走する高知ユナイテッドSC。ホームでの観客動員3万人という大きな壁も超えられそうな状況になり、いよいよ夏期中断後の13試合に臨みます。ここまで14勝2敗1分け、このペースでいけば10月中にも優勝、そしてJ3参入が決まります。

ところが中断後のヴェルスパ大分戦で敗北。その後もシュートが決まらず失点が増え、勝利の女神が遠ざるという大失速。10月20日の対沖縄SV戦の応援に行きました。勝利の喜びにひたりながら気持ちよく家路につくつもりが0対2で敗れます。そして10月6日の2位栃木シティーとの直接対決に敗れ、次節で首位を陥落。



優勝なら自動でJ3参入ですが、2位だとJ3リーグ19位のチームとの入れ替え戦で勝たなければなりません。それでも2位ならまだ望みがあります。しかし3位以下が勝ち点を重ねています。いよいよ2位さえも怪しくなってきました。

11月10日(日)のソニー仙台FC戦も応援に行きました。ソニー仙台はJFLの上位争いにも度々絡む強豪ですが、Jリーグ入りを目指さないことからJFLの門番と呼ばれているそうです。しかし今季限りで活動を終了することが決まっています。

負けられない大事な試合。今度こそ勝利を見たいと思っての観戦ですが、前半に失点。諦めかけていましたが、終了間際に追いつき引き分け。同じ引分けでも追いつかれての引分けと違い、追いついての引分けは希望が持てます。これで2位以上を確保。そしてこの日の入場者数は2,454人で1試合を残して3万人を突破しました。

残り2試合、他力本願ですが2連勝すれば優勝の可能性があります。しかし29節の FCマルヤス岡崎戦は引分け、この時点で栃木シティーの優勝が決まり、高知Uは入れ替え戦となりました。

入れ替え戦はY.S.C.C.横浜との2試合です。1戦目は高知がホームですが、春野陸上競技場が使えないので、香川県丸亀市で。入れ替え戦は2試合ともダゾーンでの放映があったので、テレビで応援です。

第1戦は前半5分に失点。このまま負けると2戦目に大きなハンディを背負います。しかし33分に上月選手のゴールで追いつき嫌なムードを吹き飛ばして引分け。

第2戦の敵地横浜には大勢の応援団が詰めかけたようで、鳴子の音と高知Uへの声援がホームかと思うほどに鳴り響いていました。
今度は開始7分に新谷選手のヘッドで高知Uが先制。J3参入の光が見えましたが、押される場面も多く、ヒヤヒヤしながらも何とか前半が終了。

後半も押し込まれハラハラドキドキの連続。何とか逃げ切って欲しいと時計が進むのを願います。後半終了間際も同点かと思うシーンが何度もありながら90分を迎え4分の追加タイムへ。パスを受けた内田選手が左方向からペナルティーエリアに切り込みシュート。2点差と突き放します。残り時間は3分ほど。しっかり守り切って終了の笛を聞きました。

念願のJ3参入、Jなし県脱出です。来年は徳島ヴォルティスと高知ユナイテッドSCのダゾーン観戦が忙しくなります。

ダゾーンは有料ですが、リアルタイムだけでなく、追っかけでも見逃しでも見られます。先日見ているとこの入れ替え戦もまだ見られる状態でした。ハイライトもあるので10分足らずで楽しむことができます。

来季はJ3参入ということで新聞やテレビでも試合の様子が伝えられるでしょうし、テレビ放映も期待できると思います。サッカーにあまり興味のない人も、ぜひ高知ユナイテッドSCに関心を持って欲しいと思います。

高知県民の皆さん、高知県出身の皆さん、高知県が好きな皆さん、高知ユナイテッドSCを応援していきましょう。

おじさんからの動画のお知らせ




「おじさんとおばさんのつぶやき」
「つぶやき」の目次
「家を建てるなら」の目次
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年賀状本の完成したデザインを使って自分だけの年賀状を作成 【はりの助】がお手伝い

2024年12月27日 10時03分05秒 | つぶやき
2024年12月28日

何とか年賀状も出来上がり、手書きのひと言も添えました。それとは別のバージョンも作っています。甥姪のように親宛てとは別にしたい場合や近所の子どもに出すためにです。そのために毎年年賀状本を買っています。

おじさんの買っている本はひとつのデザインにつき3つのパターンが収録されています。まず基本の画像だけのもの、それに賀詞が加えられたもの、そして添え書きも書かれていて印刷するだけでそのまま出せるものです。

完成形をそのまま印刷するだけではなく、できるだけ自分のアイデアが入ったものにするために工夫しています。そうはいってもデザイン能力がないので、年賀状本の画像を組み合わせるのが基本です。

いくつか紹介します。まずは複数枚の完成形のデータを並べるものです。2×2の4分割や3×3の9分割のそれぞれに並べます。比較的単純な作業ですが、昔は一太郎で作っていたので1枚分の大きさを決めるのが大変でした。

まず2×2の4枚を使ったものです。添え書きも賀詞もないものを使っています。
謹賀新年を一文字ずつ配置しました。このように一文字ずつ配置するのは【はりの助】の独自機能である「リラハープモード」を使うと素早く行えます。
画像をクリックすると拡大します。



今度は3×3の9枚です。これは添え書きも賀詞も入ったものです。
今は【はりの助】で作っているので、この作業のための機能をいくつも追加しました。例えば画像を挿入した時点で、4分割や9分割の1枚分の大きさに拡大縮尺するという機能です。これで本当に楽にできるようになりました。



一番多く分割したのは24×24の576枚の年賀状を並べました。これを上記の方法で並べるととても大変なので、用紙分割という機能で1枚分だけを作成して差込印刷を使用しました。使用するデータを選んで整理するのに時間がかかりました。あとはファイル名を取得する必要がありますが、自作のソフトで行いました。その作業ができていれば10分もかからずにできてしまいます。



今回この記事を書こうと思ったのはアレンジが楽しめるデータがあったからです。
新紙幣をデザインに使っているのがとても楽しいと思いました。そしてその中央にちょうどの大きさのスペースがあるのが、想像力をかき立てました。



そこに似顔絵を入れたら楽しい思いますが、絵を描くことができません。使えるのは文字だけです。
まず相手の名前をひらがなで入れました。紙幣は3種類なのでひらがなで1文字ずつです。次の例は津田梅子です。



今度は渋沢栄一でやってみます。姓も名前も読みが4文字、漢字だと2文字です。それで感嘆符でも入れようかとおじさんが言うと、おばさんが印鑑にしたらと言うのです。名前を漢字で2文字、3文字目に姓を印鑑にして入れるとちょうど3文字分です。これがとても気に入りました。




一人ずつ名前を変える必要があるので、別バージョンの対象が多いと手間がかかります。でも【はりの助】にはクリックするだけで文字を変更できる「リラハープ置換」という機能があるのでそれほど苦にはなりません。

他にもいくつかのバージョンを作っています。改めて【はりの助】は便利だと自画自賛しています。この便利さをもっとアピールしなければと思いました。


おじさんからの動画のお知らせ



「おじさんとおばさんのつぶやき」
「つぶやき」の目次
「家を建てるなら」の目次
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「年賀はがきを買ってもらっチャオ!Wチャンスキャンペーン」は誰のため

2024年12月25日 06時27分53秒 | つぶやき
2024年11月25日

もうすぐ12月、今年も年賀状作成の季節がやってきました。気持ちだけはそうなのですが、なかなか案がまとまらず間際になって慌てます。

このように書き始めたのが11月27日。この記事に合わせてテンプレートを公開し、その使用法のビデオも作成しようと思いつきました。そしてビデオを作り始めたのですが、何度も失敗。別の日に改めて撮影することにしたら他に急ぎの用が入って後回しに。

年賀状の案もまとまらないし、ビデオもできない、と気持ちは焦るばかり。そんな日々が続いて、とうとうクリスマス。テンプレートをクリスマスプレゼントにしよう。良い案だと勝手に思ってはみたがクリスマスに間に合うのか・・・。

何とか年賀状の目処が立ったので続きを書き始めます。
年賀はがきは毎年10月中に近くの郵便局に注文して11月の始めに受け取ります。今年もキャンペーンのはがきをくれました。年賀はがき20枚につき1枚なので、50枚購入なら2枚、100枚なら5枚という計算です。

その応募はがきに名前と住所・電話番号を書いて投函すると景品が当たる  かもしれないというものです。

去年もおばさんが書いて応募していましたが、当たりません。でもせっかくもらったものですし、応募しないと当たらないので出すだけ出そうと思いました。そのためには住所氏名等の記入が必要です。去年はおばさんが書いてくれました。

1枚だけなら良いですが、何枚も書くのは面倒です。それで印刷することにしました。【はりの助】の位置合わせ印刷を使います。郵便払込用紙や履歴書の印刷などにも使っている機能です。



まずはがきをスキャンします。次に【はりの助】の用紙サイズを「はがき」に設定します。そこにスキャンした画像を挿入して下絵にします。このときに重要なのが、挿入した画像のサイズを実際のサイズにすることです。そうしないと印刷する文字の位置がズレてしまいます。【はりの助】には「実サイズで表示」というボタンがあるので、ワンクリックで変更できます。

あとは記入欄に文字枠を作成するだけですが、このままだと画像も印刷されるので、画像は印刷対象から外します。これで応募はがきの記入欄に文字だけが印刷されます。

準備が整ってさあ印刷しようと思ったところで気がつきました。「恐れ入りますが85円分の切手をお貼りください」と書かれています。10月から郵便料金が値上がりしたので、新料金の85円なんですよね。

年賀はがきを注文するときのはがきは切手不要でした。そのまま投函するか、郵便局に持って行っても良かったので郵便局で手渡しました。この応募はがきも郵便局で受け取ってくれたら良いのにと思って近くの郵便局に問い合わせると、切手を貼って投函しないとダメとのことでした。

それなら封筒に入れて送るのはどうか、これも尋ねました。「確認して折り返し電話します。」との返事。しばらくしてから電話が鳴りました。

顔なじみの局長からの電話で、問い合わせたが1枚ずつに切手を貼って投函しないとダメだとのことでした。5枚なら425円、10枚なら850円も必要です。封筒に入れて送れば封書の料金だけで済むと思ったのが甘かったのです。

この応募はがきをくれるというキャンペーンは、年賀はがきを購入してくれたことへのお礼だとばかり思っていました。でも違うのですね。

キャンペーンを実施して、応募はがきをくれるのは日本郵便の戦略なのだ。まず年賀はがきを売る、購入者に応募はがきを渡して切手を買ってもらう。

「年賀はがきを買ってもらっチャオ!Wチャンスキャンペーン」の「買ってもらッチャオ!」は
「購入して 貰おう」
という客への呼びかけではなく
「購入 してもらおう」
という日本郵便側のスローガンなのだ。

さらに「Wチャンスキャンペーン」は、「年賀はがきを売る」機会と、「85円分の切手を売る」機会の2回のチャンスの「Wチャンス」だったのだ。

こう思って納得することにしました。

予断ですが、このキャンペーンのことをネットで調べていると応募はがきがメルカリに出品されているのを見つけました。応募はがきを買ってまで出そうとする人はくじ運が強い人でしょうね。

おじさんは応募するかどうかまだ迷っていますが、印刷するための応募はがきのテンプレートは出来上がりました。【はりの助】のホームページからダウンロードできます。必要なら使って下さい。
ダウンロードページへ
使い方の説明動画


おじさんからの動画のお知らせ





「おじさんとおばさんのつぶやき」
「つぶやき」の目次
「家を建てるなら」の目次
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

J3参入を目指す高知ユナイテッドSC 立ちはだかる大きな壁

2024年12月23日 06時47分18秒 | つぶやき
2024年12月23日

次の6県の共通点は何でしょうか。

福井・滋賀・三重・和歌山・島根・高知

Jリーグチームのない県です。四国には愛媛県(2)、香川県、徳島県に全部で4チームがあるので、ないのは高知県だけです。

おじさんたちはJ2の徳島ヴォルティスを応援していて、いつもダゾーンで観戦しています。応援し始めて3年目にJ1に昇格しましたが1年で降格。J1復帰を目指して3年目となる今年は開幕戦で大敗し、そのまま4連敗。やっと1勝したかと思うと、今度は2回の引き分けを挟んでまた4連敗。

このままの状態では昇格どころか、J3への降格を覚悟しなければならない状態。テレビでの観戦もつらい状態でした。

Jリーグのことはよく知られていると思いますが、それ以外にもサッカーのリーグがあって、高知県にも「高知ユナイテッドSC」というチームがあります。Jリーグはプロですが、こちらはアマチュアのリーグです。そこにも階級があり、高知Uは5年前にJFLに昇格してJリーグを目指しています。



高知UのこともJFLのこともおじさんは知らなかったのですがおばさんが関心を持っていて、コロナ禍の前に一度観戦に行きました。陸上競技場の奥にある練習場のような球場で、観客席も少なく寂しい印象でした。

その高知ユナイテッドSCが昨年、Jリーグのリーグ戦とは別にアマチュアも含めたトーナメントで争われる天皇杯で旋風を巻き起こしました。何と2回戦であのガンバ大阪に勝ったのです。2014年には3冠も果たしたチームです。さらに3回戦でも横浜FCに勝利し2戦連続のジャイアントキリングと話題になりました。どちらも高知ユナイテッドSCよりも3階級上、Jリーグの一番上の階級であるJ1のチームです。
4回戦ではJ1で2度も連覇を果たしている川崎フロンターレとの対戦です。惜しくも敗れましたが、大健闘でした。

徳島ヴォルティスが最下位に低迷しているときに、高知ユナイテッドSCは開幕から7連勝と絶好調です。第8節に敗れて連勝は止まりましたが、第9節のレイラック滋賀とのホーム戦の観戦に行きました。
どちらも無得点でこのまま引分けかと思ったら、アディショナルタイムに失点をして2連敗。そのときはせっかく応援に行ったのに負けて残念くらいの思いでした。

でもその後は好調を維持し、夏期中断前の7月までは14勝2敗1分けで、2位に勝ち点10の差を付けての独走状態です。試合に勝つと勝ち点3、引分けで勝ち点1が加算されます。もし高知ユナイテッドSCが3連敗すると勝ち点は増えません。その間に2位のチームが3勝すると勝ち点は9増えます。それでもまだ勝ち点差は1で、首位は変わりません。

このまま行けば優勝は間違いなし。来季J3に参入するための関門はホーム戦で3万人以上の観客を動員することだけだと誰もが思ったはずです。
7月末までの動員数はホーム9試合合計9,930人、残り6試合で2万人以上が必要です。かなり厳しい数字です。
中断後に再開する8月31日のホーム戦では1万人の動員を目指して花火大会などのイベントも計画され、高知市中心部の商店街には応援の横断幕も掲げられました。ところが台風10号の接近で翌日に延期。

翌日も雨模様。花火大会も中止となったので1万人達成は無理かと思いました。しかし蓋を開けてみると11,085人が入場。県民の応援も盛り上がり始め3万人突破の希望が見えてきました。

さあ、ホームでの観客動員3万人の壁を乗り越えて、J3参入を果たせるか。
この続きは次回の次の次の予定です。

おじさんからの動画のお知らせ





「おじさんとおばさんのつぶやき」
「つぶやき」の目次
「家を建てるなら」の目次
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする