リリオーの日記

気が付いたことを書きます。

007

2009-02-12 21:02:04 | Weblog

風邪気味でしんどいが外に出る方が元気になるのではと思い梅田に出て「007慰めの報酬」を見に行く。
バンバンパチパチが続いて何か解らない・・・・何やと思っている間に・・・・ストーリーが進んでいく。
あれ?今までのジェームスボンドの007じゃないぞという間に終わってしまった。何か心許なく帰路について近くの居酒屋で飲みながらパンフレットを見ると前作「カジノ・ロワイヤル」の続編だったんだ。恋人ヴェスバーを失ったジェームスボンドが復讐と任務の狭間で苦悩する姿を描くとある。確か、前作も見たはずだが覚えていない。無理ないよね、3年近く前の映画覚えていないよ、昨日の夕食何食べたか覚えていないんだから。
でも、昨日何食べたかとか今朝、歯を磨いたか覚えていないと冗談を言ったらだめだよ。この前言ったら「ほんま?何で覚えてないの、大丈夫?」と真剣に言われたことあるんだ。惚けたんじゃないかと思われ冗談も話すことに気を付けなくてはいけない年齢になったのかとリリオーはガックリしたんだ。
映画館は平日だしもう大分前からやっているので観客は少ない。そして客層は中高年が大半。昔から007シリーズが好きな客が多いんだと思う。
モンティ・ノーマン作曲の”ボンドのテーマ”をバックに横手から歩いてきたションコネリー演ずるボンドが振り向きざまに拳銃をぶっ放す・・・・それだけでこれからどんなアクションが始まるんだろうとワクワクしながら画面に食らいついて見ていた。あまり映画を見ないリリオーもこのシリーズ21作のほとんど見たと思う。頭の中空っぽになって見ることが出来る大スパイ作戦に拍手を送り元気をもらったもんだ。
しかし、最近の007は面白いんだけれど色気はあるんだけれど遊び心が無いというか何かもうひとつピンとこないんだなあ。まあ時代は進んでいるから客は普通のドンパチのアクションでは満足しないだろうし仕方がないのかも。でも今日の中高年の客達はちょっと?と思った人もいたかも知れない?
これはリリオーの感想。みんなは違うかも知れない。未だ見に行っていない人は見に行ってね。