リリオーの日記

気が付いたことを書きます。

リリオーの庭・・・2

2010-08-26 22:34:47 | Weblog

昨日も書いたが、大阪城薪能は、何時も素晴らしいが、今年は30回記念とあって、演目も「能にして能に非ず」とされる「翁」又、家元は「翁こそ能のなかの能である」と力を込めて話される「翁」なかなか見られませんぞ。
観世流家元、観世清和さんの重厚な翁にうっとり、又、三番三の狂言方、茂山七五三さん、舞台すべてを使い、語り、舞のすばらしさに流石と・・・
狂言、「貰聟」も会場納得の笑いがあり。
「安宅」勧進帳 延年之舞は誰もが知っているストーリーで解りやすいし、リリオーの大フアン、梅若六郎改め玄祥さんの弁慶に酔いしれて。
何も書かれていない勧進帳を読み上げる、弁慶の姿に会場の一同、身動きもせず、息もせずシーンと聞き入り、富樫の福王茂十郎さんとの掛け合い、山伏9人の動きなど、スケールも大で、本当に満足であった。最後、富樫の家臣が一行を追いかけてきて「数々の非礼を詫びたい」と酒席の席を申し出、弁慶は「延年の舞」を舞います。そこが一番肝心、玄祥さんの舞を見るのがリリオーの願いなのです。
素晴らしい!感嘆!言葉もありません。しいて言うならば、もうあと3分、5分、多く舞って欲しかったです。
話は変わりますが、昨日も誤字がありました。そそっかしいというか、もっと深く念入りにすれば良いのですが、何せ素人であります故、お許しを。今日、訂正しました。