函館競馬場は昨日から開催されてる。
この時期に行っていたらきっと競馬場に入り声援を送り、儲けていたであろう。ホンマ?
旅日記に未だ書いていなかったことがある。次の通り。
何時だったかスポーツ新聞に「タイテイム」の事が掲載されていた。
リリオーが一番初めに知った馬名「タイテイム」
競馬場デビューした日、阪神競馬場でドッドッドとゴールを切った大きな馬がいた!
その馬がタイテイムであった。11レース神戸新聞杯。
こんなに綺麗な立派な馬たちが見事なレースを見せてくれる何と素晴らしい!
毎週、見たい、行きたいと競馬ファンになったきっかけを作ってくれた馬の1頭がタイテイムだったんだ。勿論、2着に来たランドプリンスの名前も忘れない。1972年10月の話。
その翌年、杉本清アナの「無冠の貴公子に春が訪れます」の名実況のもと天皇賞(春)勝った。(四白流性の華やかな馬体から貴公子と言われた)
でもその年の6月・宝塚記念でアキレス腱に致命的な故障を発症し引退した。
残念ながら短い競争馬生活であったのだ。
さて、前篇が長くなったが話はこれから。
タイテイムに騎乗して天皇賞(春)を優勝に導いた騎手・須貝彦三氏がその後、調教師となり引退され小料理屋さんの店主になられたと新聞に載っていたのだ。
行けたら行きたい、でも場所が分かりにくいし、まあ行ってからとチョッピリだけ頭の中に入れていた。五稜郭・函館奉行所見学を終えたら昼ごろ昼食時となった。方向的にはここから近そうとタクシーに乗って・・・「この時間はいない時が多いけれど今日はいた」と彦三さん。
厳しい世界で過ごしてきた人だからどうな人だろう、突然伺って失礼だったし・・・の心配は無用。ニコニコと優しく親切、当時の話も聞かせてもらいルンルン。握手をしてもらい一緒に写真を撮ってもらいルンルン。天皇賞優勝した人にちょっと厚かましかったかな。
それで息子さんの現調教師・須貝尚介氏のゴールドシップをダービーで応援した訳。単勝も買った訳であります。(今回は諸事情により1番と決めた、滅多に買わない単勝も買うと5月27日のブログで書いた)
今回の旅行で一番楽しかった出来事であった。
そう、料理も魚や野菜の煮物、サラダなどいっぱいの昼定食。お値段も安いし凄くおいしかった。生ビールも。
帰りは彦三さんやお店の人たちは店の前まで出てきて送って下さった。有難う!
40年も前の出来事で彦三さんも古い話で・・・と言われていた。
競馬をしない、知らない人は何やと、つぶやかれるかも知れないが、リリオーにとっては長く生きていて良かった・良いことがあった・バンザイと手を上げ大きな声でつぶやいているのです。