セブン&アイ・ホールディングスは1日、世界的デザイナーのジャンポール・ゴルチエ氏が監修した★婦人服をイトーヨーカドーと★そごう・西武で売り出す。「ユニクロ」など専門店に押されて不振が続く総合スーパーの衣料品販売をテコ入れする。

 来日したゴルチエ氏は30日、会見で「★パリを取り入れつつ、日本人に合ったものに仕上げた」と話した。1400円の靴下から4万9千円のコートまで★50商品を扱う。採寸に使うメジャーをイメージしたベルト(4900円)などユニークな商品もある。

 婦人服ブランド「セットプルミエ」の上位版とし、イトーヨーカドーは主要都市の★45店舗、そごう・西武は全★22店で扱う。セブン&アイが業態を超えて著名デザイナーと衣料品をつくるのは★初めて。年25億円の販売をめざす。